仙台からお伝えします。
東日本大震災のあと
宮城県の沖合で見つかった身元不明の遺体が
津波の被害にあった
病院の入院患者で
当時86歳の
女性だったことが分かり
きょう、発生から
9年9か月を経て
遺族に遺骨が引き渡されました。
きょうは女川町役場で
親類の女性が
職員から遺骨を引き取りました。
身元が分かったのは
石巻市に住んでいた
当時86歳の
阿部清江さんです。
清江さんは
震災当時、患者や職員
合わせて64人が犠牲になった
雄勝病院に入院していて
津波に巻き込まれて行方が
分からなくなっていました。
警察によりますと
遺体は震災からおよそ1か月後
行方不明市の捜索に
あたっていた自衛隊が
金華山沖の海上で
発見していましたが
女性であること以外
身元が分かりませんでした。
警察などが
身元の特定を進めた結果
歯形や手術の痕などから
先月中旬
清江さんと確認されました。
震災で今も行方が分らない人は
宮城県内で
1200人余りに上る一方
見つかったものの
身元が確認できてない遺体は
ほかに6体残されている
ということです。
新型コロナウイルスの
治療などにあたっている
医療関係者を応援しようと
仙台市の保育園の職員や園児が
絵本とメッセージつきの
カレンダーをつくり
全国の医療機関などに
贈る取り組みを
始めました。
保育園などを運営する
仙台市青葉区の会社は
今月、新型コロナウイルスの
治療などにあたっている
医療関係者に贈る
オリジナルの絵本と
メッセージつきの
カレンダーをつくり
全国およそ100か所の
医療機関や看護学校に
発送しています。
絵本の主人公は
新型コロナ患者に対応する
医療機関で働く女性で
子育てなどに不安を感じながらも
周囲の人と支えあって
懸命に生きる様子が
描かれています。
カレンダーには
日々、コロナと闘ってくださり
ありがとうございますと
体重に十分気をつけて
頑張ってくださいなど
保育園の職員や園児たちが書いた
メッセージが
添えられています。
ニュースをお伝えしました。
こんにちは。
代わって長野からお伝えします。
おととい、佐久郵便局の部長が
自分が勤務する郵便局の金庫から7000万円を盗んだなどとして
逮捕された事件で
現金がおおむね見つかったことが
警察への取材で分かりました。
警察はきょう部長を
検察庁に送りました。
送検されたのは
佐久郵便局の窓口営業部長で
長野市栗田に住む
石山勝明容疑者です。
きょう午前、佐久警察署から
検察庁に送りました。
警察によりますと
石山容疑者はおととい未明
自分が勤務する佐久市中込の
佐久郵便局に侵入し
金庫から現金7000万円を
盗んだとして