目が覚める絶景ですよ。
♪♪~
ねえねえ 岡村。うん!
ザキヤマさんでしょ。
僕 歌ってるの 見たことあります?井上陽水さんの あの名曲を。
(笑い)
「岡村さ~ん」なんて…。
じゃあ ザキヤマ。
はい。
例えばさぁ 今 携帯がなくなったとして→
ちょっと探してみてくれる?
ちょっと前に出てきてくれる?
用意 スタート。
はい ストップ。
今 何かブツブツ言ったわよね?
はい。
うん。
なんで 探し物をしているとき
独り言を言うの?
(笑い)
いや 何か…。→
「あれ?」とか…。
えっ もしかして こうここら辺 触ると もう→
「あれ?」って言っちゃうような 人間の…。
(笑い)(山崎)あれ? あれ?
これは難しいよね。
今こそ 全ての日本国民に問います。
街ゆく皆さんに聞いてみました。
独り言でおなじみのこの方にも聞いてみました。
(取材者)すいませ~ん。
「チコちゃんに叱られる!」なんですけど。
あっ はい。
ぼやきを芸にまで高めた芸人…
「パン パン パン」って
ずっと「パン パン」つって→
「パン パンパ… ンパ
ンパ ンパ ンパ」って。
うん…。
なぜ 独り言を言うのかも知らずに…。
やだ~ あった~。
フフフッ あるよ。
…などと 一昔前のコントのようなことを
繰り返し→
周りに笑われてきた日本人の
なんと多いことか。
しかし チコちゃんは
知っています。
探し物をしている時
独り言を言うのは…→
子どもに戻っちゃうから~!
え~? どういうことだ?えっ?
わぁ 観葉植物。
(山崎)後ろの?
詳しく教えて下さるのは…
まあ 独り言を言うのは「退行現象」といいましてね→
脳の状態が
子どもの時のように戻っちゃうと。→
子どもは 物事を考える時に→
手を動かしたり声を出したりしないと→
考えられないんですよね。
例えば 数を数える時。
子どものうちは脳が未発達のため
黙って考えることができず…。
し~ち は~ち。
ものを動かしたり声に出したりしながら考えることで→
数を認識しています。
不安状態 つまり焦ってしまうみたいなね。
そういう時には 大人であっても→
声を発して つぶやいちゃうっていうね。
強い不安によって起こる 退行現象。
しかし その現象には他にも ある効果が!
つまり…。
「探し物が見つからない」という不安によって 退行現象が起こり→
その結果 脳内だけでは考えがまとまらず
独り言を言うようになります。
その独り言が 脳を活性化させ→
探し物の場所を思い出しやすくしているというのです。
(匠)だから 黙ってるよりは
口で何か言いながら探したりすると→
その探し物を発見しやすくなる
みたいなことが起きるわけですよね。
そこで実験。 独り言で脳が活性化して
探し物は見つかりやすくなるのか。
あ すいません…
え? え?
ということで 7万点以上の品数がそろう
大型量販店で→
「タワシ タワシ」と独り言を言いながら
タワシを探してもらいました。
挑戦するのは この3人。
実験内容を知らない状態で参加。
それでは…
つぶやきながら探すこと30秒。
と ここで…。
これじゃない?
これでしょ!
タワシ タワシ タワシ…。
タワシ… あっ!
タワシ タワシ。
50代男性は…。