結果、会場に来なくなったか
計算すると498万人。
これだけの観客の方が実際に会場に結果として
来なくなった。
計算するとおよそ261億円の
損失になるんだよというところで
大変なダメージをエンタメ業界は受けています。
ミュージカル界も同様です。
ミュージカル界のプリンス今回取材に応じてくださった
井上芳雄さんですが
東京藝術大学在学中に
デビューされて
テレビドラマなどにも
出演されている方。
来年の3月には
「日本人のへそ」という舞台も
予定されているんですが今年デビュー20周年
ということですが
出演予定だった舞台などが
ライブ、それから舞台
さまざまあったんですが
坂上さん
2か月間仕事がないという状況に。
プリンスといわれる
第一人者であっても
こうなってしまう
ということですね。
≫ですから、もっとこれから
頑張ろうって言ってる方は
もう板の上に立てないから
バイトで生計を立てているのが
現状ですからね。
≫「バイキング」の取材に対してこのような言葉を
おっしゃっていました。
自分たちは世の中に
必要とされていると
思っていたけど
いざ緊急事態となると
不要不急のものと
みなされてしまう。
演劇界が村社会で世の中との接点が
少なかったからではないかと感じ
もっと知ってもらって
理解してもらうには
どうすればよいかを意識するようになったんです
ということです。
≫ミッツ、いかがですか?
≫私も地味に
クリスマスと来年の1月公演も全部、2週間前に中止を
決定したんですけど。
やっぱりこの1年痛感したことって
例えば
ちょっと物騒な話ですけど
戦争で爆弾が降ってきても
舞台って
たぶんやれると思うんですけど
一番人間が恐怖を覚えることって目に見えない
不安なんだなっていう。
もちろん、舞台に
足を運んだり
コンサートをやることで直接的に
感染を引き起こす可能性は
少ないかもしれないけどもそれが遠因となって
さっきの医療崩壊だったり
いろんな人たちの命を
脅かしてしまうという時に
そういうことが起こると
人のエンタメに対しての
感情というのも、ふっと止まっちゃうんだなというのは
今年一番感じたことですね。
≫ヒロミさん東日本大震災の時も
芸人さんの言葉でよくあったのは
この状況下の中で笑いが必要なのかどうかと感じた方が
多かったらしいです。
≫そういう時に
痛感するところもあるし
でも、それがまたそれで笑いを届けるっていうのが
ずれるかもしれないけど
そういうことで
元気づけるというのもあるし
演劇の人たちはすごい大変だと思いますよ。
稽古とかも長いから
その間に、ちょっと
熱が出たとかになったら
それも中止になっちゃうし。
演劇界、大変だと思うけどね。
≫代役がきくとかきかないという
問題じゃないからね。
感染者が出たら
やるのか、やめるのか
ということに
なっちゃうじゃないですか。
≫坂上さん、生ものとおっしゃっていた部分の
難しさですが
村社会で世の中との接点が少なかったからではないかと
今、このタイミングでは
お感じになっているようですが
一方で文化として
大切だということは
今改めて、社会全体で