共有しなければならないことだと
思いますが
現実的に舞台俳優の方を
取材すると、苦しいんだと。
こんな声です。
日本の舞台は

稽古中のギャラはなく公演ごとに
支払われることがほとんどです。
公演が中止になっている間は
ギャラが発生しないし
バイトやほかのオーディションにも
行けない。
自分も１つ
オーディションを辞退しましたと
こんな声があるんですが。
≫この舞台俳優の方の場合だと
俗にいうチラシとかポスターで
写真になっている人が
看板さんって言われるんですけど
看板さんの場合は稽古を含めて
公演、２か月あるとしたら
その２か月の中で
ギャラどれぐらいっていうのは
当然、いただけるんですけども
これからの方となると１ステいくらとかね。
１ステいくらって、じゃあ
１稽古いくらってお金発生しますかっていったら
発生しないんですよ。
だから、公演中は
１ステいくらだから


その１か月は生活できるお金はあったとしても
稽古の時どうするのってなって
稽古終わったあとに夜のバイトに行く人は
多いですよ。本当に多い。
≫ギャラが発生する公演がない中で
大変苦しいということですね。
一方、アメリカの場合はということなんですが
これ、よく指摘
出てくることなんですが
全米舞台俳優組合
アクターズエクイティでは稽古中も規定に沿ったギャラが
支払われるということですが
俳優の組合が
しっかりと主張をして
俳優さんたちを守る仕組みが
アメリカにはあるのに対して
日本はというところですかね。
≫日本の場合、組合が弱いし
あとは、逆に言ったら全米舞台俳優組合の
言うことを
飲まなきゃいけないから
ミッツ、コストがかかる
っていうのもあるんだけどね。
≫日本は俳優、特に弱いですね。
ミュージシャンとかはリハーサルの時も
ちゃんと日割りで
全部発生しますから。
バンドとかはね。
こういう俳優さん
特にミュージカルの

アンサンブルの人たちなんかは本当にカツカツの中で
やってて
リハーサルだけ、稽古で
とられて、本番なくなっちゃった
なんていったら
たまったもんじゃないですね。
≫これ、だからさ
芸人さんも１ステいくらなの？
≫はい。そうです。≫そこそこもらえるの？
みんなよく言うのは
安いって言うじゃない。
≫まあ、僕らぐらいから…。
≫でも、小杉君の顔がすごかった。
≫昔は確かに
もらえなかったですけど
大会優勝したり
頑張ってるのを見てると
支配人が上げようかみたいなのを
言ってくれたりする。
≫そもそも支配人の人が
ちょっとあげようかって
そのシステム自体
本当は本来おかしいよね。
≫だって、僕らいくら賞とっても
ギャラ上がらへんかったから事務所行きましたもん。
小杉に言うて
これおかしいやろ、いい加減
上げてもらおうや、せやな言うて
２人で行ったのに
しゃべってるのずっと俺だけです。

≫最悪。≫最悪じゃなくて
吉田に交渉してもらって
えびす顔で場を和ます役やってたので。
それで交渉うまくいったと
僕は思ってます。
≫見方を変えたら
吉本さんの場合
劇場持ってるから
ヒロミさん
板の上立てるだけでもって