2020/12/22(火) 13:05〜13:40 列島ニュース[字]
設置が義務付けられている
特定重大事故等対処施設が
ことしの5月の期限に完成せず
運転を停止して
定期検査に入っていました。
この施設が
今月16日に完成したことから
九州電力は
今夜7時半ごろに
核分裂反応を抑えている制御棒を
引き抜く操作をして
原子炉を起動し
およそ7か月ぶりに
運転を再開する計画です。
これに先立ち、けさ
発電所の正門前では
原発に反対する住民グループ
およそ30人が
ストップ川内原発や
20年延長反対などと書かれた
横断幕やプラカードなどを持って集まりました。
そして、グループの代表が
テロ対策の施設ができたから
原発の安全性が高まるとか
危険性が緩和されるなどとは
全く考えていないと述べ
再稼働を行わず廃炉にすることを
求めました。
川内原発2号機は
あす朝に
核分裂反応が安定して続く
臨界の状態になり
あさっての夜10時ごろに
発電と送電を始める予定です。
木星と土星が
非常に近づいて見える
超大接近に合わせて
きのう、薩摩川内市の
天文施設内で
観察会が開かれ
集まった親子連れなどが
太陽系が織り成す
雄大な天体ショーを
楽しみました。
薩摩川内市のせんだい宇宙館では
きのう午後5時から
観察会が開かれ
家族連れの40人ほどが
望遠鏡や双眼鏡をのぞいて
木星と土星の
観測に挑戦しました。
当初、木星と土星が見える
南西の空には
雲がかかっていましたが
午後6時ごろになると
雲の隙間から肉眼でも
分かるほどはっきりと見え
訪れた人たちは感激した様子で
天体ショーを楽しんでいました。
地球とともに太陽の周りを
回る、木星と土星は
公転の周期の関係で
およそ20年に1度のペースで
接近しますが
今回ほど近づいて見える
超大接近となるのは
およそ400年ぶりです。
2つの星が
望遠鏡の同じ視野に見えるのは
極めてまれで
次に同じように見えるのは
60年後の
2080年ということです。
観察会は、きょうも
午後5時から行われる予定です。
ことしも残すところ
あとわずかとなる中
種子島の小学校では
子どもが保護者などとともに校門に飾る門松を作り
新年を迎える準備を行いました。
種子島の西之表市の
現和小学校では
毎年、校門に飾る門松を
子どもたちが
保護者などと一緒に作っていて
おとといは児童5名を含む
30人ほどが参加しました。
参加者たちは
竹を縦に割って節を取り除き
円筒形の容器の周りに並べて
土台を作ったあと
先が斜めに切られた竹を
3本束ねて土台の中に入れ
固定しました。
そして、松の枝や
学校で育ててきたハボタンなどで
飾りつけを行ったあと
土台にくくりつけたものを
飾りつけていました。
門松は新年1月9日まで