（山崎）「おお…　３人見て」
「きた　きた　きた…！」
３人まとめて…。
白返しだ！
「白返し　出た！　どういう意味？」
（山崎）何よ？　「白返し」って。
どういう意味？
〈その後　箕部の不正を
明らかにした太夫沢は→
その功績がたたえられ
異例の昇進が噂されていた〉
（行員）営業第二部　太夫沢次長が
いらっしゃいました。
[外:1A563501AFFBF7F5BAEC350A108D5505]（頭取）入れ。

（山崎）「これが面白いもん」
「ずっと面白いね　これ
黙ってるやつ」
君を呼んだ理由は
わかっているな？
はい。


（山崎）「めちゃくちゃ金かかってるよね　これ」
今回の件　ご苦労だった。
頭取は全て　わかっていたんですね。
そうだ。
では　君に　辞令を伝える。
（山崎）「全てをわかったうえで
頭取は…」
（有吉）「なんだ？」
（山崎）「誰か来てる？」
（山崎）「あっ…　大和田？」
（山崎）「大和田常務？」
（竹山）「あっ！」
（山崎）「いやいや　いやいや…」
（山崎）「何？　これ」
チックショー！
（有吉）「なんだよ？　最後」
（竹山）「最後　何？　これ」
もっと見たい　ちゃんと。
何？　最後。
（山崎）何
ふざけちゃってるんですか　最後。
ちゃんとやってください！
見てるんだから。
「ちゃんとやってください！」
やないやろ。
（山崎）真剣に　こっち
「太夫沢」見てるんでしょうよ。
「太夫沢」が見たいんですよ。
なんですか？　最後のは。
そんな　のめり込むとは

ちょっと　思へんかったから。
（山崎）いや　「太夫沢」
めちゃめちゃ良かったです　本当。
ホンマにドラマ見る感じで
見てくれてたって事？　今。
最後のなんなんですか？　あれ。
最後　イヤだわ。
ちょっと　最後　笑いで　オチでね。
笑い　ちょっとね。
（山崎）そういうのじゃないでしょ
「太夫沢直樹」って。
「チックショー！」が
見たいわけじゃないんだよな。
大誤算！
（竹山）この顔いらないんですよ。
この顔　一番見たくないんですよ。
真顔が　あんなに良かったのに！（有吉）太夫沢　格好いいもん！
撮り直しって…　やめてくれ！
ちゃう　ちゃう…！ホンマ　撮り直しだけは…。
あれ　もう
１４時間かかってんねん！　お前ら。
（一同　笑い）
（藤本）マジで。
あの尺　１４時間かかってんから！
俺　１４時間ずっと白塗りやってんから。
めちゃめちゃ
よくできてるじゃないですか！
視聴者には申し訳ないですよ。
こうやって　グッと見てたのに。
あれ？　そっち思へんかった！

（山崎）いや　本当　最後は→
ちゃんと　あのとおりの感じの
なんかね　オチでよかったのに。
あの…　みんなが
のめり込んだ理由わかった。
カメラマンさんが
『Ｄｏｃｔｏｒ－Ｘ』とか→
『七人の秘書』撮ってる
カメラマンさんやねん。
本物の　なんか　ドラマの人なんだ。
すごい！
本物の！
もう　だからスペシャリスト。
じゃあ　ますますじゃないですか？
最後のシーン。
これ　ちょっと　今
炎上してるんじゃないですか？
炎上するの？
やらされた「太夫沢直樹」で→
俺　炎上せなアカンの？