2020/12/23(水) 08:15〜09:55 あさイチ「今こそ気を付けたい!身近な“薬”とのつきあい方」[字]


チーズを載せ
いつものソテーより
ちょっとぜいたくに仕上げます。
きょう教えてくださるのは
料理研究家の藤井恵さんです。
今回のポークソテーですが
ポイントは何でしょうか?
藤井≫ポークソテーや
ハンバーグに
よくトマトケチャップと
中濃ソースを混ぜたソースが
あると思うんですけれども
きょうはほんのちょっと
家にある調味料を加えて
さらにグレードアップさせて
オイスターソースと
バターを加えて
デミグラスソース風に
していきます。
駒村≫浜島さんはポークソテーは
ご自宅で作られることは
ありますか?
浜島≫ポークソテーはわりと失敗しちゃうんですよね
かたくなっちゃって。
だから実はあまり作らないかもしれないです。
駒村≫ちょっと
焼きすぎちゃってね。
大吉≫縮みますよね。
駒村≫その縮みも藤井さんの
テクニックで



解消できると思います。
よろしくお願いします。
2人分の材料で
ご紹介していきます。
藤井≫豚肩ロース
まずたたきます。
浜島≫ワイルド。
藤井≫ちょっと開きが
悪い場合は裏から。
繊維が崩れて、焼いたときに
焼き縮みがなくて
やわらかく仕上がるので。
グーで。
華丸≫まさか藤井先生がやると
思わなかった。
大吉≫棒かなんか
使うのかと思った。
藤井≫余分な道具は使わないです。
脂の間に筋があるのでこの筋を切っておかないと
焼いたときに添ってしまって
均一に焼き上がりませんので
赤身と白身の筋
プチプチといいますから
そこに切り目を入れます。
華丸≫たたくようなやつあるじゃ
ないですか、ぎざぎざの。
あれではやっぱり?
藤井≫どちらでもかまいません。
大吉≫お好きにたたいて
筋を切るというのがいちばんの。

藤井≫いちばんのポイント。
そして筋を切ったら
もとの大きさに必ず戻す。
華丸≫あんなに平べったく
したのに。
藤井≫そうすると
焼き縮みもなくて
やわらかく焼き上がります。
大吉≫戻るものですね。
浜島≫案外ね。
藤井≫軽く塩
こしょうを振ります。
味はやはり
少しでもつけておかないと
ソースとのなじみが
よくなくなるので
塩とこしょうをつけて
そして小麦粉をまぶします。
ポークソテーは小麦粉を
まぶしたほうが
粉でガードできるので
よりやわらかく焼き上がります。
そうしたら軽くたたいて
余分な粉を落としてください。
両面つけて広がっちゃったら
また元の大きさに戻してください。
駒村≫自由自在にできるんですね。
藤井≫そうなんですよ。
切れ目が入っていても
焼くと穴は全部縮まってしまうの

で大丈夫です。
駒村≫それを焼きます。
藤井≫弱く火をつけて
フライパンを弱火で
じっくり温めたほうが
ソテーはおいしくなります。
そして、火は中火ぐらいにして油を入れます。
このときに油を
ちゃんと入れたほうが
焼き色がとてもきれいにつきます。