2020/12/23(水) 08:15〜09:55 あさイチ「今こそ気を付けたい!身近な“薬”とのつきあい方」[字]
ちょっと処方薬の話になってしまいますが
抗生物質とかですと、その期間
きちんとのんでいただいたほうが
いいものもあります。
今は市販薬の話なので基本的に症状があるときは
使っていいということになります。
小林≫ただ長期にならないように注意をするということですね。
大吉≫頭痛薬の場合は
5日から10日なんだ。
村松≫そうですね
頭痛薬の場合だと
基本的には頓服薬といって
その症状があるときにのむというのが原則になるので
数字にこだわらないで
いただければなと思います。
浜島≫頓服というのは
その場合、対症療法というか
一日3回と決めずに
痛くなったらのむ
ということですか?
村松≫箱に、一日3回と書いてあれば適正使用になるので
かまわないんです。
ただ頭痛がないのに
予防的にのむ、そういうことは
避けていただきたいんです。
小林≫頭痛薬以外の市販薬は
どのぐらいが長期に
当たるのかということです。
これは、あくまでも目安です。
小林≫回なので
せき止め薬の場合は
一日3回服用する
ということになれば
2日程度ということになりますね。
年齢や体調などあるいはメーカーによっても
違いますのであくまでも目安です。
大吉≫目安とはいえ短いですね。
あっという間にきますね長期。
浜島≫せきがひどいときはついついのんでしまいますよね。
大吉≫3日4日は続けてのむと
いう方多いと思いますがなるべく避けたほうがいい。
小林≫症状が治まらなかったら
医療機関に
行ったほうがいいですね。
説明書をしっかりと読む必要が
あります。
VTRの桑原さんは十二指腸潰瘍ということですが
以前にも、かかったことがあって
再発だったんです。
桑原さんの頭痛薬の説明書です。
十二指腸潰瘍にかかったことがある人は事前に相談するようにと
書かれていたんですね。
主婦の前川さんは同じ時期に
複数の薬をのんでいました。
前川さんの薬の説明書です。
解熱鎮痛薬は頭痛薬などを
指しています。
お二人とも該当することが
説明書には書かれていた
ということなんです。
説明書を読むというのは
大切ですね。
村松≫非常に大事です。
お薬の外箱にも
説明は書いてありますが
それだけでは不足していることを
箱に入っている添付文書というものに書いてあります。
いろいろなことが
書いてありますので
必ず薬の服用前に
読んでいただければと思います。
大吉≫1回何錠
一日何回だけ読んで
あとは細かいところは、まあまあ
まあといって
読まない方も多いと思いますが
しっかり読まないと
いけないですね。
小林≫必ずですね。
華丸≫でも字が小っちゃいから
それを見て
頭が痛くなりそうだよね。
小林≫でも間違えるともっと大変なことになりますからね。
市販薬の特徴も
知っておきましょう。
なぜ併用してはいけないか
というところ。
1つの薬に複数の成分が入って
いる合剤があるからなんです。
(VTR)
市販薬の成分調査や研究を行う
医師の平憲二さんです。
合剤は総合的な治療効果をねらった
市販薬ならではのものだと
指摘します。
平≫…みたいなところが(ある)
浜島≫なるほどね。
だから総合かぜ薬をのんで
せき止めとか鼻炎というのをのむとよくない。
急激に眠くなったりしますもんね。