イギリスのみの水際対策でした。
ほかの国は
どうなるんでしょうか。
再び、加藤官房長官
今日午前の会見です。
政府の対応として
各国における、変異を含めた
感染の状況等を見極めつつ
必要な水際対策については
機動的に講じていきたいと。
逆を返すと
まだイギリス以外については
即措置を行うということには
至っていません。
1つ目の疑問でした。続いての疑問です。
ワクチンは
変異種に効くんでしょうか。
すでに接種が始まっているのは
各国、こういった製薬会社が
開発している
ワクチンとなっています。
イギリスのウイルス学の専門家
変異種にワクチンが
効くかどうかについて
こういうふうにおっしゃっています。
イギリスのレスター大学
ジュリアン・タン名誉准教授はワクチンが効かないといった
問題はないと考えています。
ほっと、ひと安心です。
そして、いまお話しした
ビオンテック社、製薬会社は
自社ワクチンが
有効である可能性は非常に高いが
必要であれば
変異種に特化したワクチンも
6週間以内に開発可能ですと。
このワクチン自体1年近くかかったのに
そんなに早くできるんですか?と
思うわけですが、そこについては
日本医科大学
北村義浩特任教授は
こうおっしゃいます。
早く作ることができるかについては
すでにあるワクチンの設計図を
少々書き換えるだけなので
6週間以内の開発は
難しいことではないと
遺伝子情報
どこが変異したのかが分かれば
すぐに対応できる
ということです。
安心できる情報ではあります。
最後の疑問に参りましょう。
子供が
感染しやすいといわれている
この変異種なんですが
その辺りも詳しく見ていくと
イギリスの政府の諮問機関の
バークリー教授の言葉です。
変異種では子供も
大人と同じように感染する。
子供同士の接触の多さを考えると
多くの子供の感染が
予想されると。
日本では厚労省の統計ですが
10代以下の感染者というのは
全体のおよそ8%です。
確かに子供さんは新型コロナに
感染しにくいとされています。
重症化もしないし
死者も今のところいません。
これに関して、同じく北村先生は
こうおっしゃっています。
感染力が強く、イギリスでは
感染者の数自体、母数が増えた結果
子供の感染例も
これまでより多く
確認されてきた可能性がある。
ということで実際に、この変異種によって
子供の割合が
ぐっと増えたのかどうかを
注視していく必要があると。
まだ結論に飛びつくのは早いかもしれないと
こういうことを
指摘してくださいました。
林≫年末に向けて
医師不足を解消しようと
新たな対策に乗り出した
病院があります。
目の前の命を救おうと闘う医師に
お話を伺ってきました。
≫目に見えないウイルスと闘う
患者と医療従事者たち。
≫目の前にある命を救いたい。
医療現場の最前線で今何が起きているのでしょうか?
≫感染症の専門医
岡秀昭医師です。
現状の医療体制に
危機感を募らせています。
≫新型コロナの診療には