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2020/12/24(木) 14:40〜15:00 NHK高校講座 家庭総合「洗濯名人になろう!〜洗濯のメカニズム〜」[字]


欠かさず やっていきましょうね。
続いて ちぇるちぇるポイント2!

服の汚れを落とすために洗剤が どんな働きをするのか?
この疑問に答えてくれるのは→
家庭科のプロフェッショナル…
先生 よろしくお願いします。
はい お願いします。
で その中でも…
その洗剤の中でも重要な働きをしているのが→
界面活性剤って呼ばれるものなんです。
ここからは 谷先生による…
スタートです!
まずは 浸透作用の実験をしてみましょう。(りゅうちぇる 心)はい。
ここに ビーカーに入った水があります。
そこに この毛糸で作ったリボンを入れてみます。
どうでしょう?
なかなか 水が浸透してない様子が分かってもらえますかね。
では 今度は こちらのビーカーには→
洗剤が入っています。
同じように 毛糸で作ったリボンを


入れてみましょう。
見ててくださいね。
およそ1分後…。
あらららら~… ああ~!
ああ~。沈みましたね。
これが
浸透作用と呼ばれるもので→
洗剤に含まれている
界面活性剤には→
布に水を浸透させるっていう
作用があるんです。
続いて 乳化作用に注目!
洗剤液とごま油を混ぜて振ってみると→
白く濁りました。
界面活性剤には 油汚れを水になじませる→
乳化作用という働きがあります。
ちなみに 水では→
ごま油は上 水は下と→
分離して混ざりません。
続いて 分散作用に注目!
洗剤液に炭の粉「すす」を入れます。
すぐに すすは 細かな粒子になり
全体に散らばっていきます。
固体の粒子を
細かく散らす働きが→
分散作用です。
一方 水に すすを混ぜても→
固まりの状態で残り 混ざりません。
洗剤液の場合は界面活性剤の働きで→
すすが分散されるのです。

洗剤やせっけんは水にも油にもなじみやすい性質を持つ→
界面活性剤による 3つの作用が
総合的に働いて 汚れを落とすのです。
更に 界面活性剤の
再付着防止作用をチェック!
水とすすが入ったビーカーに
布を浸して取り出すと→
汚れが付いてしまいました。
一方 洗剤液と すすが混ざっているビーカーに→
布を浸して取り出しても
汚れは付きません。
これが…
界面活性剤には 一度落とした汚れが→
再び服に付くのを防ぐ働きもあるのです。
その 界面活性剤の働きを初めて知ったし→
その働きのおかげで
服の汚れが落ちるんだなって思いました。
そうだよね 洗剤の力を知ったよね。
そもそも 洗濯をするっていうことは…
なるほど~。
汚れが どこに消えてるんだろうみたいな感覚も→
ちょっと あったかもしれないけど
しっかり 水に移しているっていうのが→
もう 働きとしてあるんですね。
そうなんです。 それが洗濯なんです。
さあ ここまでは 家での
洗濯の基本について見てきたんだけど→
家で洗濯できないもの
例えば スーツとか制服などは→
クリーニング屋さんに お願いするよね。

どんなふうに洗濯されてるのか大体知ってるかな?
クリーニングっていえば
ドライクリーニング… ですか?
正解で~す!
では そのドライクリーニングがどんなふうに行われているのか…→
カメラが直撃しました!
早速 家庭で洗濯できない制服を→
ドライクリーニングで
洗ってもらいましょう。
まずは 検品作業。
ポケットに物が入っていないか→
穴やほつれ
そして染みなどがないか調べます。
検品が終わったら
洗浄機に入れ洗浄します。
洗う時に使うのは
石油系の成分などが含まれる→
有機溶剤という液体です。
ドライクリーニングで汚れが落ちる秘密はこの有機溶剤にあります。
ここで 水と有機溶剤の性質の違いを

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