副作用もありますので→
なるべく
少ない種類の点眼　少ない回数で→
しっかりと
眼圧が下がるようにしたいです。
その副作用っていうのは
ちょっと怖いんですけど→
具体的には

どういう感じになるんでしょうか？
例えば　一番効果が高いといわれる
プロスタグランジン関連薬は→
長期間　使い続けますと
目の周りが黒ずんだり→
まつげが長くなったり　あるいは→
上まぶたの辺りの脂肪が落ちて→
くぼんだりするなどの合併症が起きます。
なるほど。
その副作用は
どの種類を使っても起こるんですか？
点眼薬ごとに


副作用の種類も頻度も異なりますし→
個人差もありますので　効果と同様に→
患者さんの副作用のリスクに応じて点眼薬を使い分けます。
あと　ＶＴＲでね　おっしゃってましたけど
点眼をやめちゃうんだっつって。
何で　やめるのかな？　って
はたから見てると思うんですけれど→
やっぱり　そういう方は多いんですか？
そうですね。
治療を始めて半年で３人に１人。
３年で約５０％の人が点眼をやめてしまう…。
半分　やめちゃう？
はい。そうですか。
これ　どうして続かないのかな
というふうに思うんですが。
そうですね。　例えば　おなかが痛ければ
薬のんで　痛みを取りますよね。
ところが　緑内障点眼の場合は
毎日　点眼していても→
眼圧や見え方が
急には変わりませんので→
モチベーションが保ててないっていうのが
実感だと思います。
分かりますけどね　気持ちも…。
あとは　まあ…→
複数の点眼を使われてる方なんかは→
それぞれの点眼が効果をしっかり発揮するまで→
５分間隔で点眼しないと駄目なので→
２剤　３剤　使うともう　１５分ぐらいたってしまいます。
そういったことも面倒くさいといって→

モチベーションを下げてしまう原因だと思います。
それは　なぜ５分なんですか？
１剤目を点眼すると　目の中に浸透して効果を発揮するんですけど→
５分空けないと　２剤目が　こう…→
洗い流してしまう感じになって濃度が薄まってしまいます。
ですから　必ず　５分以上空けていただく
ということになりますね。
だとすると　やっぱり　目薬一つで
済ませたいなと思うんですけど→
そういうチョイスはございますか？
そうですね。
最近は「配合剤」といって　２つの点眼を
１つにまとめた点眼液もありますので。
ありがたいですね。
はい。　点眼にかかる時間や回数を→
短縮できるようになりました。
そういう配合剤は　希望すれば処方してもらえるんですか？
基本的には　１剤　単剤から
治療を開始することが原則になります。
それは　やっぱり　あれなんですか？
その…→
混ぜないほうがいいみたいなのは
あるんですか？
いえいえ。
やはり　２剤使っていただくと→
２剤分　副作用も増える可能性が
ありますので→
まず　１剤で効果を試して→
それでも不十分であれば配合剤を使うという形になります。
段階的にしていくっていうことですか。

そうですね　はい。
ほとんどの方は　目薬だけで
ちゃんと眼圧が下がってですね→
視野を維持することができるんですが→
中には　それでは不十分な方もいらっしゃいます。
そうなると　そういう人は
どうすればいいのかってことですが。
そこにチョイスがあるんです。
はい。
目薬が効かないときの
治療のチョイスとは→
一体　どんなチョイスなんでしょうか。
ご覧ください。
＜３年前に緑内障と分かった…＞
友達の家に遊びに行く途中だったんですれども…
＜外を歩いていると→
これまで経験したことのないまぶしさを感じた山本さん。→
病院で検査をしてみると→
眼圧が２８と　高くなっていることが分かりました。→
緑内障でした＞