うん
（捜索隊）へえー　じゃあ　これ
皆さんで　分けるんですか？
（捜索隊）へえー
（捜索隊）あっ　家族からも…はい
そら　そうだよね
うん
＜山は　みんなの物＞
＜みんなで守り　みんなで楽しむ＞
＜山の魅力を　たくさんの人に


知ってもらおうと
浅見さんが
サポータークラブとは別に
もう一つ
やっている活動があるという＞
＜麓の自宅に戻ると
庭の裏手へ向かった浅見さん＞
＜すると…＞
＜前を指さした＞
（捜索隊）えっ　どこにいますか？
＜何があるのだろう？＞
リスでも　いんのかな？
＜なんとそこにいたのは　馬だった＞
（口笛）
＜浅見さんが口笛で呼ぶと…＞
すごい
＜馬たちがそろって　こちらに向かってくるではないか＞
（口笛）

お利口だな　馬
（捜索隊）６頭もいるんですか？
（浅見）うん
（捜索隊）この馬たちは
何をする用の馬なんですか？
（捜索隊）あっ　そうなんですか
＜１２年前　地域の仲間と
馬の会を作ったという浅見さん＞
＜現在　６頭の馬を家の裏で飼育している＞
懐いてんなー
＜道産子と木曽馬＞
＜その昔　山から切り出した木を

運んでいた
日本古来の在来馬だ＞
＜月に一度　一般のお客さんを乗せ
麓から山の上のくるみ小屋まで
ホーストレッキングを行っているのだという＞
へえー　楽しい
自然と…
（捜索隊）なるほど
＜手段は　どうあれ[外:5D01E6804B9AAEC0C276F77306888C54]
＜馬の会の活動も
その一環で始めた＞
＜この日は　青空の下
２頭の木曽馬に　お客さんを乗せて
ホーストレッキング＞
＜麓から山の上のくるみ小屋まで全長３キロ＞
＜片道　およそ２０分のコース＞
＜森の爽やかな空気に包まれ
のんびりと馬に揺られながら
森林浴が楽しめる＞
＜途中　せっかくだからと
捜索隊も　生まれて初めて
馬に乗せてもらえることに…＞
（捜索隊）本当
ああー　気持ちよさそう　なんか
ふふっなんだよ
馬の上から失礼しますって
よくわかんないよ
＜豊かな山を未来へつなぐため
２０年以上　保全活動を続けてきた浅見さん＞
＜そんな浅見さんが

今　思うのは…＞
私の[外:5D01E6804B9AAEC0C276F77306888C54]
というのは[外:5D01E6804B9AAEC0C276F77306888C54]
（捜索隊）なるほど
＜一人息子として　代々　続く
家業の跡継ぎを宿命づけられ
気が進まなかった林業の道へ入った浅見さん＞
＜でも　山の大切さ
林業の面白さを知り
山を愛する仲間と出会い
山に人生をささげてきた＞
＜やはり　浅見さん
山とは離れられない運命のようだ＞
（スタジオ内　拍手）
はあー　まあ　実際ね
住んでる所じゃ
なかったんですけど
なんか　いいお話に
まとまりましたね　これね
なんか　お坊ちゃんで
跡取りなんだからって育つと
あんな感じには
なんないんですけどね
浅見さんの　この人生が　なんか
映画になりそうな感じというか…
最初　浅見さんが思ってた形とは
多分　全然違う形に…もっと　いい方向に　こう
成長してった感じが…
大満足なんじゃないですか？
こういうボランティアって　いっとき