福岡・博多の街で 去年の夏から→
ちょっと話題になっているスポットが
あるって ご存じですか?
真っ黒な満月が印象的な巨大な壁画。
高さ15メートル 幅12メートルの壁に描かれた幻想的な絵に→
街ゆく人も足を止めます。
実は これ もつ鍋屋さんの外壁。
話題作りに
あるアーティストにお願いしたところ→
集客効果は なんと…。
博多店の業績だけでいくと…
うれしく思ってます。
しかも そのアーティストたちの作品は街のあちこちに!
博多のショッピングモール
キャナルシティや→
おしゃれなカフェ。
ホテルの客室にも。
こちらの図書館では→
アーティストがデザインした布のバッグが大人気!
このバッグになって 子どもたちが使う
というのは もちろんなんですけれども→
土日にご家族そろって
ご来館頂く時には→
お父さんなんかも こうやって提げてます。
みんなのテンションを上げ→
会社の利益を上げ→
地域の活力を上げる→
そんな力に満ちたアート作品を
「ハートネットTV」は→
「あがるアート」と名付けちゃいました!
今回ご紹介するのは九州の福祉事業所の「あがるアート」です。
創り出すアート作品をビジネスに展開。
見えますか?
その秘訣に迫ります。
やって来たのは佐賀県東部にある基山町。
噂のアート集団は この福祉事業所にいる
ということなんですが…。
ご案内したいと思います。
ここは きやま鹿毛医院といって病院になります。
こちらは…
早速 案内してもらうと…。
なんと 事業所は 病院内の空きスペースを
利用しているんだそうです。
なるほど。
では 早速 商品を見てみましょう。
イラストの入った…
色とりどりの…
こちらの絵画はというと…。
およそ30センチ四方で…
縦60センチほどになると…
そのほかにもキーホルダーや小物入れなど→
グッズもたくさん!
さあ いよいよアーティストたちとご対面です。
こんにちは。
(原田)ここは女子3人だね 今ね。女子3人が絵を描いてます。→
加田さんと松永さんと飯干さん。
アーティストたちは みんな→
知的障害や自閉症 ダウン症などの
障害があります。
就労支援の事業所である ここで
日々 アート活動をしているのです。
現在 メンバーは17人。
デザインやグッズの販売などによる売り上げは みんなで分配しています。
全国平均の1万6,000円を上回っています。
しかも…
これは自分の絵です。
(原田)大阪のブランドの コラボした時の→
迷路みたいなやつを描いた絵が
採用されたんだね。
下描きとかなしで そのまま描きました。
何としても迷路をつなげていこうと思って描きました。
ちなみに この施設の名前は
絵画の「PICTURE」と→
福祉の「WELFARE」を掛け合わせて→
「PICFA」と名付けています。
斬新で見る人の想像を超える→
PICFAのデザインを→
ビジネス界は求めているんですって。
ほかの方々は やっぱりクライアントにこの絵は描けないだろうなって→
どうしても先入観で
ちっちゃくなっちゃうんですけど→
PICFAさんは やっぱり こう
自由度が高いんで…
おはようございます。
(一同)おはようございます。
この日 メンバーが集められました。
新たな仕事の依頼が入ったのです。
クライアントは
カフェのプロデュースを手がける…
芳賀さんがPICFAと出会ったのは
去年のこと。
博多にカフェを立ち上げる際→
仕事関係者が持ってきたPICFAの絵に引かれたといいます。
自由に 何も縛られず→
アートを描いてるんだろうなっていうような印象ですね。
みんな 誇りを持って
やっているんだろうなっていうところで→
僕もプロ意識を持って
仕事をしてる中で→
同じ気持ちを感じ取れたな