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2021/01/08(金) 16:20〜16:35 【連続テレビ小説】純情きらり(155)「いのち、輝いて」[解][字]


急いで 寝かせてね。
でも あれ バレとったよね。

バレとった。
(笑い声)
私は 桜ちゃんに助けられてばっかりだわ。
だのに ごめんね。
どうして?
桜ちゃんの病気に
気付かんかった。
人の病気を治すのが 仕事なのに。
今もね病院で 人の世話しながら→
ず~っと 桜ちゃんの事が
気になっとるの。
「ああ どうして 私は 今→
桜ちゃんのそばにおってやれんだらあ。→
何でだ」って…。
♪♪~
いいよ 杏姉ちゃん。
こうして じ~っと寝とると→
みんなの事を


とっても近くに感じるんだ。
♪♪~
笛姉ちゃんの事も 杏姉ちゃんも→
冬吾さんも 磯叔母さんも
勇ちゃんも…。
「今頃 御飯 食べとるだろうな」。
「輝一を あやしとるだろうな」。
「笑っとるだろうな」って。
それを思い浮かべるだけで温かい気持ちになって…。
寂しくも何ともないよ。
♪♪~
桜ちゃん…。
♪♪~
(マサ)<夏の終わりが
やって来ました>
どうしただん?
今日は 勢ぞろいじゃん。
今日は 桜子に
贈りものがあるんだよ。
贈りもの?
ラジオ…。
(冬吾)
贈りものは ラジオではねえんだな。
松井君。 音楽とは
人生に似ていますね。はい。
時のまにまに流れ
うたかたのように消えていく。
先生。 僕は まだ諦めていません。
今 僕が弾く曲を 彼女がいつかまた 弾ける日が来る。
その日のために

今日があるんです。
(アナウンサー)「こんにちは。
音楽の時間です。→
今日は 新進の女流作曲家
松井桜子さんの→
ピアノ曲を お届けします。
ピアノ演奏は 松井達彦さんです」。
♪♪~(ピアノ)
<そこに… 流れる音楽の中に桜子の人生がありました>
♪♪~
<その いとしい人生の瞬間 瞬間を→
桜子は ラジオの向こうの全ての人と
分かち合っていました>
♪♪~
<桜子は 決して一人ではありませんでした>
♪♪~
お帰り。ただいま。
ありがとう 達彦さん。
達彦さんと出会えて達彦さんの奥さんになれて→
本当に よかった。
達彦さんのピアノ 聴きながらいろんな事を思い出してた。
♪♪~
小さい頃 一緒に遊んどって味噌桶に落っこちた事。
マロニエ荘で 一緒に ピアノ 弾いた事。
あのころは 毎日ケンカばっかりしとったね。
♪♪~
昔の事ばっかり 言わんでくれ。
♪♪~
お前 よくなるんだろう?輝一の面倒 見るんだろう?
おむつ替えたり

おかゆ作ったりだの→
大変なんだぞ。
お前が おってくれんと。
♪♪~
母親になるんだろう?
♪♪~
まだ 輝一の事 お前だっこもしとらんじゃないか。
♪♪~
ほうだね。
♪♪~
私 きいっちゃんのお母さんにならんとね。
♪♪~
2021/01/08(金) 16:20〜16:35
NHK総合1・東京
【連続テレビ小説】純情きらり(155)「いのち、輝いて」[解][字]

昭和初期から戦中戦後、愛知県岡崎と東京を舞台に、有森桜子が時代に翻弄されながらも音楽への情熱を絶やさず生きる姿を描く。2006年放送の連続テレビ小説。

詳細情報
番組内容
桜子(宮�アあおい)の生きた証を残したいと願う達彦(福士誠治)は、桜子が作った曲をラジオで紹介できないかと西園寺(長谷川初範)に相談する。西園寺は達彦が演奏するという条件で協力を誓う。出征以来、ほとんどピアノを弾いていなかった達彦は、桜子にないしょで猛練習を始める。いよいよラジオ放送の日がやってきた。桜子は姉弟や冬吾(西島秀俊)に囲まれ、ラジオから流れる達彦の演奏を聴いて、驚くとともに癒やされる。
出演者
【出演】宮�アあおい,寺島しのぶ,西島秀俊,井川遥,福士誠治,松澤傑,高橋和也,塩見三省,徳井優,長谷川初範,【語り】竹下景子
原作・脚本
【脚本】浅野妙子,【原案】津島佑子
音楽
【音楽】大島ミチル


ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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ikatako117

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ikatako117