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2021/01/11(月) 01:20〜01:50 JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス[字]

目玉
若いよね
<TBSには 三島由紀夫の映像が多く残っています>
<新井和子さんは
GHQの英文タイピストから転職し>
<1951年に TBSの前身>
<ラジオ東京に1期生として入社>
<5回のインタビューを行い>
<三島由紀夫の姿を浮かび上がらせました>
直接 お話しするときには
まるで 大きなお屋敷のお坊ちゃんのような
上品な
こちらを立ててくださるような
そういう話し方の方で
そうですね 僕 子供のときから書くことが好きでね
それで おとぎ話なんかを
書いてたんです 子供のときに
小学校時代?
小学校時代にね
それで
椿姫の焼き直しなんかをね 書いて
ませた嫌な子だって言われて
僕はただホントの書き出したのとですね
そういう おとぎ話的なもんとの
境目がないんですよ
普通の人 小説家になると
決心して書き出す 僕は境目がない
<三島は 小説家でありながら
30歳でボディービルを始め>
<体へのこだわりを見せます>


なぜ あのように
自分の身体に
こだわるのかしらって言って→
気になる存在だったんですよね
私は評論誌 出しましてね
細江さんの写真
前から好きだったもんですから
一つ 口絵か この表紙を
お願いしようじゃないか
それで
ウチ 来ていただいたんですよ
私は悪いクセがありましてね
日光浴しながら 裸でお客様に会う
細江さんがね そのままで
いいですからって言ってね
何か探してるんですよね
何探してんのかと思ったらね
ホースありませんかって
言うんですよ このゴムホースね
それでね
ウチから物置から引っ張り出して
これでいいのかって言ったらね
いきなり それで
グルグル巻かれちゃったんですよ
そして 寝っ転がらされて撮らされてね
まあ 僕も こういうことが
あるんじゃないかっていう
危惧は持ってたけども
もう いざ やられたときはビックリしましたね
それでね


この写真を撮ったあとで
どうして 僕に
そんなゴムホース巻いてね
どういう意味なんだって
聞いたんですよ
そしたらね 細江さんいわく
その偶像破壊だって言うんです
こう やたらと
裸が出てきますね
これもね 僕のせいじゃないんですこれもね 釈明しときたいんですが
いつでも裸にされちゃうんですよ
で 今日はね
どういう格好かって言うと 裸です
で その次も また裸です
一年間 あなたね 一年間月にいっぺんずつやったでしょ
そりゃ
夏ばかりと限りません
秋になり 冬になり
それでも裸です
それでまあ
耐えに耐えたわけですよね
やはり
芸術のためですから これは
(新井)この方
屍になり損なった→
それで 生きている→
私は 三島由紀夫が己の身体について
異常な関わり方を
なさる方だっていうのは
そこに

行きついてしまうんです
昭和初期の戦時中に
自己形成したっていう意味では
同志みたいな 共通点があって
女学校で親しくなったお友達のお兄様達が
学徒出陣をなさる
で その時の雰囲気なんかがあって
男達が
国家にさらわれていくっていう
そういう感じがあって

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ikatako117

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