その理由は内臓脂肪が増えると
炎症が起こりやすくて
サイトカインストームが
起こりやすいからだと
いわれております。
肥満症の人の中でも
内臓脂肪が多い人は免疫の暴走、
サイトカインストームが
起こりやすくなっています。
その結果、臓器を傷つけたり
血栓ができやすくなります。
さらに内臓脂肪が多い人は
肺が圧迫されやすいため
呼吸機能に余裕がありません。
こうした条件が重なっているため
新型コロナに感染すると
重症化しやすいのです。
肥満でない方も
コロナ禍の状況のもとで
生活習慣が乱れ体重が増えた方が
多くいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
原因は運動不足です。
会社員の方の在宅勤務や
主婦や高齢者の方の外出控えによって
歩行数が大幅に減っています。
もう1つが食生活の乱れです。
家にいると、つい食べ物に
手を出して食べてしまいます。
生活リズムが乱れやすいので
食生活には十分注意してください。
また運動は
体重を減らすだけではなくて
ストレスを発散することも
できますので
適度に行ってください。
大変な状況下にありますが
これを機により健康な生活習慣を
目指しましょう。
医師からのメッセージでした。
続いて首都圏の生活関連の情報をお伝えします。
ここまで生活関連の情報でした。
続いてリポートです。
新型コロナウイルスの影響が
続く中ですが
東京大田区の
町工場では若手の職人が下請けの
仕事だけではなく、みずから
商品開発を始めています。
ステンレスのパイプで
作られた茶筒です。
金属が焼けたときに出る
鈍く光る虹色と
細かく波打つ模様は
高い技術のなせる技です。
手がけたのは波田野哲二さん。
電気を流して金属どうしをつなげる
特殊な溶接の技術を持つ職人です。
工業製品では
出荷までには消されてしまう
溶接の跡をこの茶筒にはあえて残しているのが特徴で
ミリ単位の正確な技が
求められます。
多くの町工場が集まる
東京・大田区。
かつては9000を超える工場が
軒を連ねていましたが
今は3分の1ほどに減少。
さらに新型コロナの影響で売り上げが落ち込むなど
大きな打撃を受けています。
父親が経営する工作機械の部品を作る工場に就職し
溶接一筋で働いてきた
波田野さん。
コロナ禍でも
職人として生き残るため去年、思い切って独立。
下請けの仕事だけでなく
みずからの商品開発に挑戦します。
波田野さんは
全く新しいものづくりを目指して
同じ世代の若手デザイナーに
声をかけました。
おすすめは2番目。
色がきれいに出てるから。
波田野さんの出す
焼け色の美しさに
共感してくれたデザイナーたちと
意見を出し合います。
職人の技を生活の中で
感じてほしいと身近な
ものづくりを目指しています。
共同で完成させたのが焼け色を生かしたこの茶筒です。
そして先月、
貴重な機会が訪れました。
都内でも有名な
生活雑貨店のオーナーが
茶筒を見てみたいというのです。
波田野さんはデザイナーとともに店を訪ねました。
波田野さんにとって
使う側からのアドバイスは
大きなヒントになりました。