2018/03/14(水) 01:25〜02:10 ブラタモリ「#98 鹿児島」[解][字][再]

もう あれを見れば分かると思いますが→
今回は鹿児島に来てます。
きれいに見えてますね 山肌まで。うわ~ いい天気。
大きいですね 桜島って。
ドーン!って。
[外:B1D62062D089551469EFAEB94466263E]摩の方ですか?
うん そうよ。
(笑い声)
鹿児島 ご出身でしたっけ?違いますよね。
うん 鹿児島よ。
あ 鹿児島でしたっけ?
えっ! かつお節
つくってらっしゃった…。
それは知らなかったです。
さあ 何だろう?そんな事はいいとして。
何でしょうね~? やっぱり…
…か何かいう事になるんじゃないですか。
どん。
おお!
「なぜ鹿児島は
明治維新の主役となれた?」。
なるほどね。
西郷隆盛とか。西郷隆盛です。
他 もろもろ。
大久保利通とか。そう。
小松帯刀とかね。
いろいろ出てますからねこちらは。
こんにちは。
(2人)あっ こんにちは。
東川隆太郎と申しま~す。

どうも よろしくお願いします。
鹿児島の歴史や地質に詳しい
東川隆太郎さん。
まち歩きの
観光ガイドもしています。
江戸幕府を倒し
新たな時代の扉を開いた→
明治維新。
そこには 鹿児島で育った数多くの英雄たちが→
深く関わっていました。
ちょっと よろしいですかね。は? 何ですか?
鹿児島 ここでしょ。
そうそうそう。
ここですよね。
今 皆さん方がいらっしゃるのがちょうど こちらになります。
ちょうど 桜島の目の前ですね。
ここが鹿児島市。
で ちょっとですね
こちらの方の この…
不思議に思われませんか?
まあ そういえば そうですね。
明治維新は
この辺でやってるわけですよね。
実はですね この
鹿児島の独特な地形とか…。
すみません すみません。
クルクル クルクル。
申し訳ございません。
いえいえ。
地形と明治維新 関係ありますか?

あるんですよ。
その鹿児島を
700年以上治めた→
[外:B1D62062D089551469EFAEB94466263E]摩藩の大名といえば
島津。
関ヶ原の戦いで
徳川に敗れたにもかかわらず→
幕末には 幕府に肩を並べるほどの
力を蓄えていました。
実は 島津が江戸時代に行った
国づくりこそが→
明治維新に
深~く関わっているんです。
そんなに長く治めたっていうのは
ないですね。そうなんですよ。
ご存じですか? 名前。
鹿児島といえば…。
そのとおりです!
こっちきますか。もう一回 こっちにきます。
もう慣れました。
(東川)という事で…。早速 行きましょう。
始まりました 「ブラタモリ」!
今回は 「西郷どん」の舞台鹿児島。
西郷隆盛や大久保利通など→
明治維新の立て役者が数多く生まれ育ちました。
でも 江戸から遠く離れた
鹿児島が→
なぜ 明治維新の主役と
なれたんでしょう?
タモリさんが ブラブラ歩いて

解き明かします。
今日は鹿児島で「ブラタモリ」!
♪♪「ハロー ハロー お元気?」
♪♪「今夜 なにしてるの?」
♪♪「TVなんか 見てないで」
♪♪「どこかへ 一緒に行こう」
♪♪「だからもう I love you so」
♪♪「I’d love to be back
in your heart」
♪♪~
最初に タモリさんが向かったのは鹿児島市の中心部にある→
鶴丸城の跡。
島津が築いた この城を見れば→
[外:B1D62062D089551469EFAEB94466263E]摩が強い国となった原点が
分かるんです。
鹿児島って 来た事ありますか?
一度 遊びに来たんですけど…。
鶴丸城 行ってないです? お城は。
お城は行ってないです。
ほんとですか!
行った事ないんですよ。
関ヶ原の戦いで敗れたあとに
つくられた鶴丸城。
一体どんな城なんでしょう?
例えば…
そうなんですよね。
深さも そうなんですけど…。
えっ そんな浅いんですか。
浅いんですよ。 僕 昔 ここで…
全然 溺れないぐらい… 足ぐらい。

それぐらいでしたんで。
強い国の城の割には
随分 小さな堀ですねぇ。
では 城の中は
どうなっているんでしょう?
そうです。 はい。
へえ~。ここは特に ひどいですね。
(東川)
結構 多いですよね。→
ボコボコやられてますからね。→
この石垣の高さなんですけど…。
(東川)そうですよね。
もっとあったよね いろんな所は。そうです。
あら!
用意したようにね あるんですよ。
石垣の高さ。 鶴丸城は6.6mで
熊本城は21mです。
タモリさんも訪れた
お隣 熊本県にある 熊本城。
強い島津を意識した
鉄壁の守りがありましたよね。
比べてみると
堀や石垣の大きさも→
3分の1ほど。
大大名の城なのにかなり小ぶりですねぇ。
短い短い 短いですね。
もっと… もっと こうあるよね。
(東川)そんな歩いてないですよね。
どこ? あっ ここ… え!?
ここに?

もう本丸ですか。
もう本丸なんですよ。
現在 歴史資料館があるこの場所が→
実は本丸。
堀からは僅か60mしかありません。
ちょっと写真を
お見せしたいと思います。
先ほど 皆さん方が渡って頂いた
石橋が…。
これですか。
そうです。
こう… この辺にいますよ
向こう側にね。
そうそう 今 入ってきたんです。
入ってきて 建物 見えますか?
見えないです。
え~?ないですよね 無防備ですよね。
おっ! そうですね~。
そうなんです! 一見無防備に見える鶴丸城ですが→
これでも大丈夫だったんです。
そのヒントが 本丸の裏にあるんです。行ってみましょう!
本丸の部分を
歩いてきましたけど…。
そうなんですよ。
急ですね。
本丸の裏にあったのは…→
急な崖を持つ 城山。
実は この山こそ 城が無防備でも
よかった理由なんです。
早速 上まで登ってみましょう!

おっ!あ!
あぁ いいね。 これ すごい。
お~ いい!
高さ108mの城山。
どんな秘密が隠されているんでしょう?
こっから下 見て下さい。
崖ですよね。崖ですね。
ほぉ~ すごいね!
じゃあ ちょっと…
(東川)どうですか?
意外と…
(東川)そうですね
いいとこに気付かれましたね。
そういう場所だったんですね。
そうです!
実は この城山 曲輪を置くには
うってつけの地形だったんです。
もともと 山の上が
平たんな台地になっているため→
曲輪をつくりやすく→
しかも 急な崖があるので→
敵からの侵入を
阻む事もできたんです。
城山には この地形を生かした
5つもの曲輪がありました。
つまり 鶴丸城の
本当の守りの要は→
この城山だったんです。
なぜ このような城にうってつけの地形が→
生まれたんでしょう?

ここからは この…
えっ… あ! アハハハ。
(東川)何か見てますね~。どうも こんにちは。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
大木公彦さん。
鹿児島のありとあらゆる地面を調べ尽くした→
地質研究の
第一人者です。
私…
そうなんですか!
楽しんで…
いえいえ。 大概 でも あれね→
土地以外の人が多い 今まで。
そうですね。
(笑い声)
失礼しました。
転勤で ただ。
分かりました。
これ。
(大木)ずっと私 こういうのを調べてきたんですが…。
(大木)あぁ~。
シラス台地のシラスですね。そう! おっしゃるとおりです。
本家本物というか。
(大木)あっ 初めてですか。
そうそう。
えっ?
そう。
(笑い声)
(大木)よく間違えられます。

これは…
はい! よくご存じで。
もう答えが出てしまいましたんで。
火山灰は もうちょっと…。
鹿児島県を中心に見られる独特の地層 シラス。
火山から噴き出した 高温の火山灰
軽石 水蒸気などを含む→
火砕流が積もったものなんです。
これがねどこから来たんでしょうか?
え~?
これはね→
どこから来たんでしょうか
というのがね。(大木)是非!
(大木)よくご存じですね タモリさん。
すばらしいですね!
一応 ここに
地図を用意したんですが…
ここですよね。
えっ!
ここ 爆発的に。
(大木)こうすると 大体その大きさが。→
これは カルデラの輪郭ですね。
あっ うれしいですね。
それを言って下さる方
あんまりいないんです。
カルデラとは 火山が噴火し
地下のマグマがなくなった事で→
山全体が陥没して出来た
巨大な穴の事。
実は およそ2万9000年前

桜島の北側には→
巨大な火山があったと
考えられています。
この火山の大爆発で
噴き出したのが→
700度を超える火砕流。
東京ドーム12億個分もの火砕流が瞬く間に 大地を覆い→
熱と圧力で
押し固められたものこそ→
シラスなんです。
その厚さは なんと100mを超える所も。
ちなみに その後
新たな火山活動によって→
桜島が生まれ 今の地形になったと
言われています。
(東川)また いいのが
タイミング良く出てきましたね。
(大木)生シラス はい。
ほぉ… おっ!?
(笑い声)
軟らかいです これ。
(大木)結構 熱を加えられて。
軟らかいんですね。
(大木)軽石ですね。
これ 軽石も挟まってるんですね。
へえ~!
面白いね。
(大木)
これは ほんとに特徴的なんで。
このように 力を加えると

もろく崩れてしまう シラス。
地盤としては
ちょっと やっかいなイメージも持たれています。
でも このシラスの特徴こそが→
あの台地と崖をつくった理由なんです。
もともとは…。
おっしゃるとおりです。
早いですね 確かに。
もう これ ボロボロだもんね。
波とか川があると あっという間に
下をオーバーハングしたような状態に…。
そのとおりなんです。
火砕流で覆われた直後は→
辺り一面 真っ平らの状態でした。
ここに雨が降る事で 水が流れシラスは削られ始めます。
更に シラスの表面は→
風化すると薄皮のように剥がれる性質があるため→
長い年月をかけて垂直に浸食。
急な崖と平らな台地が出来たんです。
このようにして生まれた
シラス台地は→
なんと 鹿児島県の半分以上を
占めています。
え~ 3万… 2万9000年前でしょ。
低い所は 真っ平らになった時期があったはずですね。
シラスの風景。
(笑い声)
実は この広範囲に広がる
シラス台地こそ→
鶴丸城が無防備でもよかった

最大の理由だったんです。
他にも城 例えば城なら…
実は この…
えっ!?
このシラスを利用した天然の要害といいますか→
それぞれの地域の拠点というのが
こんなにも あったんです。
いわゆる外城 外の城
っていうふうに表現するんです。
これ 要らない…。
(笑い声)
いえいえ… 大事なんですよ。
つくりすぎなぐらい。
たくさんありますよね。
ちょうど。 もう ほんとに島津氏はよく理解してたという事ですよね。
好都合だったわけなんですよ。
なるほどね。
でも 悪くないですよね。
こう考えてみると悪くないですよね。
シラス台地に築かれた たくさんの城。
鹿児島全体が いわば巨大な城だったんです。
これは間違いなく
その 2万9000年前の…。
はい。
そうですよ これね。
どうぞ。
いいですか 2万9000年前。
ありがたいですね。
よく残ってくれましたね。ほんとですね。
ありがたいです。

タモさんすっかり シラスに夢中ですねぇ。
でも シラスのすごさは
これだけじゃないんです!
それを知るために 城山を下り→
もう一度 鶴丸城の裏へ向かいましょう。
急ですね。
えっ?(東川)そうなんですか?
うん。
(東川)へえ~。
犯人を追い詰めて。
なるほど! そっか。
ここは知ってるかねえ?
実は 城山の麓に城を建てた事には→
シラスが深く関わっているんです。
ここは ずっとお城だったわけですよね。
(東川)そうです。
(大木)ここで二之丸ですね。
さっきから…
これもそうという事ですよね。(東川)おぉ~。
(大木)ここら辺を見て頂くと…。
(大木)はい! あ~ うれしい。(東川)うれしいですね。
あっ 出てますね ここ。
あ~ 出てますね。
おっ!
おっ! 鋭いな~。
(東川)ありがたいですよね。
そう! 鶴丸城がこの場所に建てられた訳。
それは 山の麓から→
水が湧き出ていたからなんです。
(大木)じゃあ…

シラスですから…。
はい! 通します。
うんうんうん。
通して… どっか ここに…。
ああ! うれしい。おお…。
そういう事ですよね。
そうですよね!
(大木)岩のように見えますよね。
ええ。
少し割れます。
泥岩という事は…
その上に 火砕流が来た。
(大木)はい!
じゃ この辺が 泥岩層があるわけ。
(大木)で シラスは スッと通りますよね。泥岩がありますよね。
という事で…。
出てくる。
この辺ですか。
はい。
へえ~!
あっ そうですか。
(笑い声)
タモリさんが立っている場所には→
およそ12万5000年前の
海の中の地層が隆起した→
泥岩層がありました。
その後 シラスが堆積し→
2つに重なった地層が
出来たんです。
そのため

シラス層を通過した雨水は→
水を通しにくい泥岩層に
ぶつかり→
出口を求めて横へ流れ
湧き出てくるんです。
これだけじゃありません。
シラスそのものにも 水を得るためのすごい特徴があるんです。
それで さっき… これ。
生シラス!生シラスなんですが これをですね→
こうやって…
あ~!
あっという間に
吸ってしまいますね。
こうして見て頂けますか。
そうなんです。隙間が たくさんあるんですが→
そこに
水を含んでくるわけですよね。
あ~ です! さすがですね。
へえ~。
おっしゃるとおりなんです。
という事で…
もう お城は大助かりですよね。
大助かりですよね。
(大木)あっ おっしゃるとおり。
それは心強いですね。
よく まあ…
すごいですよね。
すばらしいと思うんですけどね。
(笑い声)ほんとに。
一見 無防備に見えた 鶴丸城。

しかし そこにはシラスという独特の地質を→
最大限に生かした知恵が
隠されていたんですねぇ。
あちらの方になります。
これから その…
行きましょう 行きましょう。
続いて タモリさんが向かったのは鹿児島市内を走る路面電車の駅。
実は 電車から見える風景に→
城下町づくりの秘密が隠されているんです。
鹿児島の…
よかった 初電車ですね。初電車です。
路面電車がありますね。
(東川)さてこれから出発いたしますけど…
線路に?
(東川)はい。
確かに
メインストリートであるにもかかわらず→
左に ずぅ~っと
曲がり続けていますねぇ。
一体なぜなんでしょう?
どういう町になってるのか。
そうですね。
地図を見てみると→
電車に乗ったのは
この区間。
カーブの正体は
一体何なんでしょう?
降りた駅の近くに
その答えがあるんです。
あそこに あの…。

(東川)ちょっとお気付きになりましたね。
(東川)これですね 石灯籠。
これだと何でしょうね…。
お~ なるほどですね~。
おっ! まさに…
という事は…
そのとおりですね。 はい。
お~。
そう 電車で走ってきたカーブは→
かつての
「海岸線の名残」だったんです。
島津は 江戸時代に
この範囲の海を埋め立て→
城下町を広げました。
実は この埋め立てこそ→
鹿児島が
明治維新の主役となった事と→
深く関わっているんです。
今 タモリさんがいらっしゃるのが…。
この辺か。
こちらですよね。
これだけ埋め立ててるんだ。
この辺を?この辺ですね。
あっ これは…
そうですね。
何て書いてあるんだ?
「琉球」! あれだ。
おっ そうですね。
だから…
そうです はい。

そう 埋め立て地に商人を住まわせ貿易を盛んに行う。
それこそが 島津の目指した
国づくりだったんです。
[外:B1D62062D089551469EFAEB94466263E]摩藩は
支配していた琉球を通じて→
中国との貿易を行い
ばく大な利益をあげていました。
江戸の終わりには 実に50万両→
なんと 藩の年収の3年分以上も蓄えていたんです。
江戸からは遠くても
琉球や中国とは すぐ近く。
ここに目をつけた事が→
明治維新の原動力を生み出すきっかけになったんですねぇ。
続いて タモリさんが向かったのは→
路面電車の1駅隣。
(東川)天文館という場所に
やってまいりました。
名前は聞きますよね。
来たと思うんですけども…
600もの飲食店が軒を連ねる
天文館は→
南九州最大の歓楽街です。
実は この辺り埋め立て地ではなく→
もとからあった場所。
ここにも 島津の城下町づくりの工夫が隠されているんです。
「嶋津」とか書いてますね。
(東川)そうなんですよ。
はい! そうそう。
(笑い声)
武士が暮らした町の工夫。

地形を見ると分かるんです。
今や もう全然違いますよ。
全然 面影ないですね 武家屋敷の。
いろんな店がありますからね。
ちょっと これ…
高まりがありますね。
ええ 下がってます。
(笑い声)
なんか微妙な雰囲気を醸してますけれども。
高まりを気にしながら
更に歩いていくと…。
あれ?
行ってみましょうか。
どうですか?
結構 上ってますよね。
これ 結構 上ってますね。
ここにも2mほどの高まりが。
一体 これは何なんでしょう?
結構 複雑な地形をしてましたよね。
結構 高まりがあって。
何でしょうね…。
(東川)急に こういう
高くなったりとか それから…。
(東川)おぉ~ 川。
ここですから…まあ 川 流れてますね。
(東川)そうですね 川ですよね。
(大木)市内で一番大きな川。
まあ こう…
昔は かなり…
当然 こう流れてても

おかしくはないですね。
という事は…
(東川)じゃあ…
あっ 甲突川 聞いた事ある。
(東川)多分 恐らくね→
こういう流れだったんじゃ
ないかなと…。
え~!
そう 島津は かつてここに流れていた川を付け替え→
武士が住む町を
新たに つくったんです。
なぜ わざわざ
そんな事をしたのか?
実は [外:B1D62062D089551469EFAEB94466263E]摩藩独特の理由が
あったんです。
(東川)この辺りは?
まあ 武家…
(東川)という事は…
(東川)25%。へえ~!
そんな多いんだ。
この結果 城下に住まわせた武士は5万人以上。
他にはない スーパー侍タウンが
出来上がりました。
川を付け替えてまで
大勢の武士を抱えた事が→
幕末に
大きく影響を及ぼします。
(東川)ですよね。
(笑い声)ようやくですよ。
そっから始まってます。

ようやく近づいてきましたね。
そこで タモリさんが
向かったのは→
付け替えられた川沿いにある
加治屋町。
島津が目指した国づくりが
いよいよ ここで実を結びます。
「歴史ロード 維新ふるさと道」。
(東川)まさに明治維新を体感するためのロードですね。
で ちょうど…。
こんにちは。
はじめまして 原口です。
よろしくお願いします。
原口 泉さん。
「西郷どん」をはじめ「篤姫」や→
「翔ぶが如く」など
数々の大河ドラマの→
時代考証を
手がけてきました。
西郷隆盛生誕地! 誕生地。
そうなんですか?そういう時にお見えになったんですよ。
へえ~ すごいですね。
(東川)すごいタイミング。
(原口)タモリさんが誕生日にいらした
って皆さん…。
へえ~。
こんにちは。 こんにちは。
西郷隆盛。
ここ加治屋町で下級武士として生まれながら→
明治維新の立て役者となりました。

あ~ そっか。(男性)犬15匹。→
ケーキにも犬が15匹。
あっ ほんとだ ケーキも犬がいる。
じゃ お参り。
西郷さん…
へえ~。
そんなに やっぱり犬が好きだった。
ウナギかば焼き。
へえ~。え~!
(東川)タモリさん 実は ちょうど
たまたまだったんですけど…
あっ そうですか。
へえ~。(東川)こちらです。
(原口)もう どなたというのは…。
あっ もう!
どうも。
おはようございます。
(笑い声)
愛加那さんの… 菊次郎の孫です。
そうですか。 へえ~。
西郷どん!(シャッター音)
でも この町で育った英雄は
西郷さんだけではありません。
実は 西郷さんのおうちの
すぐ近くにも…。
(原口)はい。
「大久保利通君」。
あ そうですか。
ご近所。
(原口)いや いけないんですけど

やっぱ…
(笑い声)
へえ~ほんと仲良しだったんですね。
更に 西郷 大久保の他にも…→
大山 巌や 東郷平八郎など数多くの[外:B1D62062D089551469EFAEB94466263E]摩藩士が→
同じ加治屋町で育ち
幕末に活躍しました。
地番でいうと
何番も違わないですね。
(原口)はい 違いません。
なぜでしょうね? こんなに…
その理由は 鹿児島独特の
教育システムにありました。
郷中教育です。
地域ごとに 青年が子どもたちに→
武芸や学問を
毎日 指導していました。
この地域でリーダーを務めていたのが
西郷や大久保。
加治屋町は 後に維新の英雄となる
2人の教えを→
直接受けられる
貴重な場所だったんです。
彼らが…
やっぱり こう…。
(原口)そのとおりです。
え~!
…という教訓 心がけを
忘れなかったわけですから。
家庭が戦場!

はい。(笑い声)
すごいですね
憩いの場じゃないんですね。
それが幕末の明治維新の時に
ドカーンと。
300年ぐらいたって。
(原口)300年たちますけどね~。
怠けずに。
更なる謎を探りま~す!
あのお殿様が
じきじきに ご案内しますよ~。
♪♪「未来の あなたに」
♪♪「幸せを 贈る」
♪♪「記憶と 想い出を」
♪♪「花束に 添えて」
♪♪「ひとときの 夢を」
♪♪~
2018/03/14(水) 01:25〜02:10
NHK総合1・大阪
ブラタモリ「#98 鹿児島」[解][字][再]

ブラタモリ、大河ドラマ「西郷どん」の舞台・鹿児島へ!江戸から遠く離れた鹿児島が明治維新の主役となった秘密を、タモリさんが2回にわたって歩きながら解き明かします!

詳細情報
番組内容
まずは観光名所・城山のふもと、鶴丸城へ。本丸にすぐにたどり着くシンプルなこの城を見れば、薩摩が強い国になった理由がわかる…ってどういうこと?実は城や城下町には、鹿児島特有のシラス台地を存分に活用した島津ならではの工夫があった!路面電車でタモリさんが発見した江戸時代の鹿児島の姿とは?西郷隆盛や大久保利通が同じ町から出てきたのも島津のまちづくりのおかげ?西郷どんの子孫との遭遇にタモリさんも感激!
出演者
【出演】タモリ,近江友里恵,【語り】草�g剛


ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化