2018/03/17(土) 12:54〜14:54 よしもと新喜劇 女子高生探偵あいちゃん 映画公開記念SP[字]

♪♪~
[外:BAC8C9F6233844D1F71D50BBDB5D41B9][外:1B10E3910C495AA2CB1431A085269ADD][外:8922F20C92B39C266902B9787921FCE4](場内拍手)
(音羽)いや~ 着いた 着いた。→
着いた~。 着いた 着いた~。→
ここやで 今日泊まる花月旅館。
(幸恵)わあ~ すてきな旅館ね。
(真理)カップル同士で→
旅行っていうのも いいもんやね。
(小西)ほんまやな。→
じゃあ
早速 チェックインしようや。
(真理)あれ?
でも 旅館の人 誰もいてないわよ。
(音羽)あら ほんまやな。
ちょっと 呼んでみよっか。→
すみません すみませ~ん!
♪♪~
(音羽)いや 誰も出てけぇへんの!?ええ~?→
今 完全に誰か出てくる雰囲気あったよな?
♪♪~
(まりこ)は~い! ははははっ。
いらっしゃいませ~。
ははははっ。
(音羽)えっ? えっ? えっ?
ははははっ。
何が おかしいの?
(音羽)こっちのセリフやがな!
(まりこ)あら すみません。
ご予約のお客様でしょうか?
(音羽)はい。 あの~

4名で予約していた音羽です。
(まりこ)
音羽様 お待ちしておりました。
(真理)ちょっと みんな 見て!
すご~い。 初めて見た!→
しゃべるゴリラよ。
えっ!?
なんですか?
いきなり 「ゴリラ」って失礼ですね。
(真理)
ちょっと 何 突いてくれてんのよ。
(まりこ)あっ やだ。
えっ… ええ~ もう ひどいな。
んん~。
(音羽)ゴリラやったがな おい!→
ちょっと 何してはるんですか?
ちょっと。 うわっ ちょっと 何?→
ちょっと 速い速い 速い速い!速い 速い。→
ちょっと待って。ちょっと すんません。
ホッ ホッ ホッ…。
(音羽)何をグルグル回ってるんですか。
んん~。 ポン。
(音羽)うんこするなよ!
(小西・音羽)
うわうわっ うわうわっ!
(まりこ)うお~!
(音羽)どこに放ってんねんな!→
ちょっと すみません
元に戻ってください!
んん~。

(音羽)人類の進化みたいになってるやん。
(まりこ)ははははっ。(音羽)ええ~?
やだ もう ちょっと…。ゴリラとか言うから→
思わず ゴリっちゃった。
「ゴリっちゃった」って→
なんですか?
すみません ノリがいいもんで。
なんや? この従業員。
ほか 誰か いてへんのんか?→
すみません すみませ~ん!≫(松浦)は~い!
(松浦)はい。 あっ いらっしゃいませ。
ようこそ。 ありがとうございます。
(音羽)ちょっと 聞いてくださいよ。(松浦)あっ どうされました?
(音羽)あの人が
いきなり ゴリラになってね→
うんことか投げてくるんですよ。(松浦)ほんまですか。
まりこ!お客様の前で ゴリラになるなと→
あれほど言うたやろ?
ごめんなさい あなた。
(音羽)えっ 「あなた」… えっ?
お二人って ご夫婦なんですか?
(まりこ)そうなんです。(松浦)ああ~ 僕たち夫婦ね→
あの~ 1か月前からここで働かせてもらってるんです。
(音羽)へえ~。
(小西)でも なんで 従業員が→
ギターなんか持ってるんですか?
(松浦)あっ これはですね→
来ていただいたお客様に
ウエルカムソングを→
プレゼントしてるんです。

ああ~ なんにしよっかな?
(まりこ)
あれ? やだ 私 今 気が付いた。→
お客様 男性陣二人とも→
なかなかの男前じゃないですか。やだ あとで お部屋に→
お邪魔しちゃおっかな。
どっちにしよっかな?
おい まりこ!
♪♪~(ギターの演奏)
(松浦)♪♪ 旦那の前で 色目使って
(松浦)♪♪ お前 とんでもない女房だな
(まりこ)
♪♪ 何が悪いの? 私だって
(まりこ)
♪♪ 女房の前に 一人の女なのよ
(音羽)何が始まったんや? これ。
(まりこ)♪♪ 男と女は
♪♪ 男と女は
(まりこ)♪♪ いつも ほれて(松浦)♪♪ 腫れて
(まりこ)♪♪ ほれて
(松浦)♪♪ 腫れて
(まりこ)♪♪ ほれて
(松浦)♪♪ 腫れて
(まりこ)♪♪ 愛し合うのよ
♪♪~(ギターの演奏)
(まりこ)心配せんでも→
あんたのもんやん。もう~。→
以上 ウエルカムソングでした。(音羽)今のが そうなんかいな!→
えっ? ちょっと。(松浦)はい すみません。 はい。
(音羽)今のが ウエルカムソングなんです?(松浦)そうですよ。

(音羽)我々なんにも 歓迎されてませんけど。
(松浦)
すみません。 我々の愛の世界を→
見ていただこうと思いまして。
(音羽)そんなん見たくないです。→
そんなことよりね
早くチェックインしたいんですよ。
(松浦)あっ そうですよね。ああ~ すみません。
♪♪~
(あき恵)
騒々しいわね。 何かあったの?
(まりこ)ああ~ 女将さん。(あき恵)どうしたの?
(まりこ)お客様が到着されました。(あき恵)あっ どうも。→
ようこそ おいでくださいました。当旅館の女将でございます。
(4人)ブッサイクやな~!
オー マイゴッド!
(音羽)なんで 英語なんですか?
いや お客様
ちょっと 失礼じゃございません?
初対面ですよね?お客様といえど→
それは あんまりじゃありません?(音羽)いや いきなり→
ブサイクな方 出てきはったんでね。(あき恵)えっ まだ言うの?
(音羽)こんなブサイクな女将さんでしょ?
(あき恵)3回目やな これ。(音羽)ブサイクすぎて クレーム…。
じゃかましいわ ほんま!何回言うとんねん ブサイク→
ブサイクって ほんま!
しょうもないこと ぬかすな!
あほんだら カス ほんま!
なめとったら あかんで ほんま。
怒るでしかし!

(音羽)おっさんなってますよ。
(あき恵)おっさんじゃございません。今のは→
やっさんなんです。やっさんも おっさんですから。
何なんですか? 失礼…。(松浦)女将さん→
お客様の前ですから 落ち着いて。(あき恵)あっ。→
どうも 失礼ちびりました。
(音羽)「ちびりました」?
では 早速 お部屋の方に
ご案内させていただきます。
自分たちで行くんで 大丈夫です。
あっ そうですか?
(まりこ)お待たせしました。では 101号室→
102号室です。こちらでございます。
(音羽)ありがとうございます。
お前たち どっちの部屋にする?
(小西)俺ら どっちでもいいけど。(音羽)ああ~ ほな 102な。
(小西)ほんじゃあ 行こか。(真理)行こ 行こ。
(幸恵)じゃあ また あとでね。
(音羽)なんで 俺 一人やねん!→
ちょっと待ってよ!
(あき恵)だいぶと嫌われとんな。
(あき恵・松浦)はははっ。(松浦)なんででしょうね?
(あき恵)えっ? もう こんな時間やないの。
いや もう 約束の時間
守ってもらいたいもんやわ。
(まりこ)あの~
女将さん どうかされましたか?
(あき恵)あっ…。
あっ いや なんでもないのよ。→
あっ… あのね 私に ここは任せてあんたたち ちょっと→

奥の部屋 掃除してくれる?(松浦)いえいえ これから→
お客様 どんどん来られますから。(あき恵)分かってんねんけど→
奥へ行ってほしいのよ。(まりこ)こっちでも 作業が…。
奥 行け言うとるんや ほんま!さっさと行け あほんだら!→
何しとんねん あほか!(松浦)ガラ悪っ。
じゃかましいわ あほんだら!
口答えすんな ぼけ あほ。
行ったみたいね。
あっ それにしても→
ほんとに
時間 守ってもらいたいわ。
依頼した探偵さん
何してんのかしら? もう。
あら? あっ あの人かしら?
♪♪~
[外:BAC8C9F6233844D1F71D50BBDB5D41B9][外:1B10E3910C495AA2CB1431A085269ADD][外:8922F20C92B39C266902B9787921FCE4]
(川畑)どうも どうも。すみません 遅くなりました。
依頼されてた探偵でございます。
いやいやいや 違うでしょ?
探偵さんは
あなたの方じゃないわよね?
もう一人の子よね?いや もう一人?
私 テレビ見て よく知ってるのよ。なんの話 してはるんすか?
あなた 名探偵コナンのお友達でしょ?誰やねん それ おい。
それ 元太君いうやつですよね?(あき恵)そうそう 元太君よ。
元太君でしょ?
私 全然 違いますから。
えっ 元太君じゃないの?違いますよ。
だったら先に そう言ってちょうだい。なんで怒られなあかんねん。
やめてください。 あの~

探偵事務所の川畑と申します。
あなたが…。 どうも失礼しました。
あの~ 確か お2人で来られるって聞いたんですけど。
ええ そうなんですけど。
ちっ 何をしとんねや あいつ。
ちょっと待ってください。鈍くさい…。
あっ おった おった もう。はよ来い! こっちや こっちや!
今 来ますから。 すみません。
(藍)もう~!
先に行かんといてよ。
お前が遅いねやないか ほんまに。
(あき恵)もう一人って
どんな人が来るのかと思ったら→
ただの豚じゃないの。いやいや ちょっと…。
そう そう そう。
ぶぅぶぅ ぶぅぶぅぶぅ~→
ぶぅぶぅ ぶぅ~。
私 人間ですねん。
(あき恵)きゃあ~!
はじき飛ばすな。
相手 女将さんや。 やめなさい。
(藍)ごめん お父ちゃん。
ほんとに もう すみません。
(あき恵)ちょっと
「お父ちゃん」って 娘さん?
あっ そうです。
はじめまして。 藍です。
高校2~3年生です。
どっちやねんな おい。
あの~ 今 2年生… もう

3年生になりますよということ…。
(あき恵)そんなこと
どうでもいいんです。 仕事先に→
その高校生の娘さん
連れてくるって あなた→
ちょっと おかしくないですか?いや 違うんです。 藍は→
高校生ですが 名探偵なんです。(あき恵)名探偵?
はい。
(藍)私 その人を見たら→
一瞬で その人が どんな人間か
推理することができるんです。
それ 本当なの?やってみましょうか?
ええ やってみてちょうだい。
そうですね…→
女将さんの このお着物一見 地味に見えますが→
かなり上質な素材
使われてますよね。
あら。
(藍)そして→
この旅館に置かれている調度品の数々→
どれも高価なものばかり。そして 何より→
この旅館のレトロな雰囲気
かなりおしゃれです。
分かったぞ。 女将さんは ずばり→
ブサイク。(あき恵)やかましいわ ほんま!→
関係あれへんがな!
お前 何言うとんねん。
失礼なことを言うな。
す… すみません 女将さん→
悪気はないんですけどね あの…。

(あき恵)汚くないねん!→
なんちゅう持ち方しとんねん
ほんま。
す… すみません。
いや 仕事は ちゃんと…。
「仕事」って
あのね こんなもん 悪口でしょ。
仕事は
ちゃんとさしていただきます。
ほんと?
あの~ 早速 ご依頼の件ですが→
なんでも ご主人様に
脅迫状が舞い込んだと?
そうなんですよ。 突然
そんなもんが来たもんだから→
主人 びっくりしてしまって
体調まで崩してしまってね。
そうですか。今 病院の方に行ってるんです。
うわっ これは大変や。もうそろそろ帰って来る頃だと→
思うんですけど…
あっ 言ってたら帰って来ました。
ああ~ ちょうど。
(島田)おじゃましますぅ~。なんや おい ちょっと。
けったいな挨拶やな これ。(あき恵)おかしな挨拶→
やめてちょうだい。(島田)ああ~ すまん すまん。
ねえ そんなことより
お医者様は どうだったの?
体調不良は
ストレスが原因やと言われた。
ははははっ!

な… なんや?
(藍)確かに あの~ めっちゃ…→
ストレスたまってはりそうですね。はははっ。
何を笑いながら言うてんねや
お前。 どこ見て言うてる?
ここ。
指をさすな!→
失礼やな あんた。
ちゃんと謝って。
申しわ毛ぇない。
あっ 「毛ぇない」!? まだあるしね。
あっ つい 口がツルッと。あっ 「ツルッと」!?
どこまで言うねん ほんまに。あっ あき恵 なんとか言うてくれ。
ハゲ!
俺かい おい!
俺に言うてどうすんねん。すみません。 申し訳ございません。
(島田)誰やねん この人たちは。(あき恵)ほら お願いしてた→
探偵さんたちよ。
(島田)あっ 探偵さん?→
どうも これは失礼いたしました。
私 あの~ 主の一の介です。
あっ よろしくお願いします。 では早速なんですが 脅迫状の方→
見していただいていいですか?ああ~ 分かりました。→
どうぞ 掛けてください。
ああ~ どうも すみません。
(あき恵)ほんまに もう
突然 こんな恐ろしいものが→
来たもんだから びっくりして…。
いや そらそうですよね。
そら びっくりされますよ。

これなんですけどね…。
ああ~ すみません。
(島田)私宛ての郵便物の中に→
交じってたんですよ。
そうですか。 じゃあ 拝見さして…。
いや すみません。
いや これ 脅迫状って→
これ ラブレターやないですか?違いますよ。
文章を読んでください。文章? ええ~→
「お前だけは絶対に許さへん。1週間後 お前を殺す」。
間違いなく脅迫状ですやん これ。でしょ?
その1週間後というのが
今日なんですよ。
(2人)ええ~!ということは 今日 この旅館に→
その犯人が来る可能性が高いわけですね?
(あき恵)どうしても
犯人を見つけてほしいんです。→
お願いします。
分かりました。 これ とりあえず→
お預かりさしていただきます。で このことは 警察には?
いや 言うてません。 主人の私に脅迫状が届くやなんて そら→
旅館の信用に関わりますから。
もちろん そうですよね。
(あき恵)ですから 探偵さんたちもこのことは くれぐれも→
内密にお願いします。守秘義務がございますので→
我々 絶対しゃべりません。(藍)私も大丈夫。→
私な むっちゃ口堅いねん。だから 学校でも こう呼ばれてる。
おしゃべり豚野郎。
しゃべるやつやん それ。
これ お前 うっすら

いじめられてへんか? それ。
大丈夫
ロッカーに閉じ込められてるだけ。
めっちゃいじめられてるやんけ。
心配やわ ほんま。
(あき恵)ちょっと ほんとに大丈夫?(藍)大丈夫ですから。
お掃除 終わりました。(藍)私らが探偵ってことは→
絶対に言いませんから。(松浦)あなた 探偵なんですか?
お父ちゃん!お前や。
何してんねん。 すみません。
(あき恵)もう こうなったら→
しかたないわね。 この二人にも
協力してもらいましょうか。
(島田)ああ~ そやな。
(あき恵)実を言うと 1週間前に→
主人に脅迫状が届いたのよ
「お前を殺す」って。
えっ!?
(2人)脅迫状!?
♪♪~(ギターの演奏
「火曜サスペンス劇場」のジングル)
盛り上げんでいいんですよ。
やめてください そんなん。
(あき恵)だから 今日から
こちらの探偵さんたちに→
従業員のふりをして 潜入調査を
してもらおうと思ってるの。→
あなたたちも協力してちょうだい。(まりこ)はい もちろんです。
♪♪~(ギターの演奏)なんや?
一の介さんは

前に働いてた旅館が潰れて→
困っていた僕たちを雇ってくれた優しい人なんです。
その一の介さんを殺すなんて絶対に許せません。
(藍)絶対 犯人 見つけましょう。私に任してください。
ジャン ジャン(ギターの音)笑わしてへんねん。
違いますから。 なんですか もう。
(あき恵)とにかく→
従業員の法被 用意してちょうだい。(松浦)ああ~。
(島田)じゃあ あの~ あとはよろしくお願いします。 私たち→
奥の方に行ってますので。
おい あき恵 行くぞ。
(あき恵)
あっ あんっ… あっ あぁ~ん。
(島田)なんやねんな もう。(あき恵)あっ あっ あぁ~ん。
(島田)もう~トイレなら 早く行きなさい。
(あき恵)違うだろ! このハゲ~!!ちょい ちょい ちょい…。
なんや 顔は似た感じやけども。
(藍)よっしゃ
絶対 犯人 捕まえような。
おっ 藍 張り切ってんな。 頼むで。(藍)うん。
あの~ すみません 今日はどんな方が来られるんすか?
(まりこ)あっ 今日は
「ワイズプロダクション」さんで→
歌手の方1名
マネージャーさん2名 来られます。
ああ~
芸能界の方ですか。 すごいなぁ。
そうなんですか。
(もりすけ)こちらですね はい。→
すみませ~ん。ああ~ どうも どうも どうも。

どうも いらっしゃいませ。
あの~ ご予約のお客様ですか?(もりすけ)はい。→
「ワイズプロダクション」の者です。へえ~。 言うてた…。
(藍)あの… っていうことは
もしかして 歌手の方ですか?→
めっちゃかわいいんですけど。
(まき)いえ 私は付き人なんです。宇都宮まきといいます。
(藍)えっ えっ
じゃあ 誰が歌手なんですか?
(花子)私です。
(藍)うそつけ!たたくな おい!
たたいてどうすんねん お前は。(藍)こんなん ただの→
バカボンやん。なんちゅうこと言うねん お前。
誰がバカボンなのだ?
それですね。 それ バカボンです。
(花子)失礼ね。 私がバカボンなら
あなた ドラえもんよ!
誰がドラえもんなのだ?
言わへんがな おい。
ドラえもん
そんなん言わへんから。
(もりすけ)まあまあ まあまあ
落ち着いてください 花子さん。
「花子さん」?(もりすけ)はい。 彼女の名前は→
山田花子です。山田花子さんですか。
(藍)なんか 座敷わらしみたいや。悪口を言うな お前は。
よし 今日もドア開けて カーナビ盗んだろ。
すみません 「座敷わらし」違うて「車上荒らし」でしょ それ。
関係ないですから。いや でも 歌手の方なんですよね。
そしたら

変なファンがいて 脅迫状とか→
送ってこられたりしないですか?ああ~ いえ→
花子さんに そんなファンはいません。あっ あっ そうですか。
はい。 それが何か?
あっ いや なんでもないです。
すみません 部屋に行きたいので
早く鍵をもらえますか?
(まりこ)お待たせしました。
201号室 202号室でございます。→
階段 あちらにございま~す。
(もりすけ)は~い。→
ありがとうございます。
よ~し じゃあ 行きましょうか。→
まきちゃん 頼むわ。(まき)はい。→
花子さん お願いします。なんで 歌手に渡すねん おい。
学校帰りの いじめられっ子やろ
これ。
大丈夫かいな おい。
(藍)なあ なあ お父ちゃん→
さっき 脅迫状の質問してなかった?あれって 何?
あれはな カマかけたんや。「カマかけた」?
もし 犯人やったら
いきなり 脅迫状とか言われたら→
ドキッとして 動揺してやな
何しゃべってるか→
分からんようになったり
するかもしれんやろ?
まあ あの人は大丈夫やったけどな。なるほど。
さっすが お父ちゃん。まあ これが→
探偵のテクニックってやつやな。

ジャン ジャン笑わしてないねん。
やめてくださいよ ほんとに。 で
ほかには どのようなお客様が?
(まりこ)
ほかにはですね 今日の予定…。
(中條)あっ 着いた 着いた。ああ~ どうも どうも。
(藍)お父ちゃん 見て。→
アスパラ 入ってきた。やめなさい。
緑の服 着てはるだけで…。 いや→
でも きれいに
緑で そろえられてますよね。
(中條)ありがとうございます。
すごいな これ。 いや でも→
あなた 特にすごいですね。
かばん シャツ ネクタイ スーツ→
うわっ 革靴まで緑ですね。
(中條)この靴は→
オーダーメードで
コーディネートしてるんです。
靴下もかいな おい! すごいな。
(中條)見えないとこをねおしゃれするのが ファッションの基本…。
ええ~~!?
これ パッチまで緑やがな。(中條)びしっと きめないと。
すごいこだわりですね。
いや でも どこかで→
お会いしたことないですか?(中條)いや 初対面ですよ。
あれ? よく見かけてるような気ぃするんすよ。 すみません→
ちょっと こういうポーズ
とっていただいていいですかね?
皆さんで こう…

こういう感じで はい。
はい そんな感じで…。
パン!(手をたたく音)
非常口や おい。(中條)はあ!?
それで よう見てた。(中條)そうでございますか。
す… すみません
しょうもないこと言いまして。
(まりこ)すみません お客様
ご予約のお客様でしょうか?
(中條)「グリーン出版」の中條です。すごいな。
会社名まで緑ですか。(レイチェル)はい。→
緑は
我が社のポリシーですから。→
主に雑誌などを出版しております。雑誌の出版を。
(レイチェル)はい。お父ちゃん お父ちゃん→
脅迫状の カマかけてくるわ。
いけるか? 頼むで。大丈夫。 任して。→
あっ あっ… いらっしゃいませ。(中條)あっ どうも。
(藍)今日は いいお天気ですよね!(中條)そうですね。
脅迫状 出した?
下手やな おい!
(中條)脅迫状?
いや なんでもないです。
「今日は」… いや
「今日は 外 暖かいですね」って。
まあね
でも 中も暖房 利いてますんで→
よかったら 上着 脱がれた方がいいんじゃないですか?
(中條)お気遣い ありがとうございます。
うわ~ 中も きれいな緑ですね。(レイチェル)当たり前じゃないですか。

オレンジやな おい。オレンジ色ですけど?
(早苗)だめじゃないの。
うちの会社のポリシーは→
「緑の服を着る」! 上も下も
緑じゃないとだめでしょ。→
もう~。
書いてるだけやがな!
字で「みどり」 大丈夫?
(早苗)書いてたら大丈夫なんです。ああ~ そうなんですか?
(藍)お父ちゃん
アスパラ3本やと思うたら→
アスパラとニンジンと大根やった。うまいこと言わんでええねん。
野菜やないねんから。(まりこ)お待たせしました。→
103号室
104号室でございます。
(レイチェル)すみません
ちょっと 荷物が多いので→
部屋まで運んでもらえませんか?
(まりこ)かしこまりました。→
それでは お預かりしますね。
はい どうぞ ご案内します。→
こちらで~す。
(松浦)よろしくお願いしま~す。→
ごゆっくり どうぞ。♪♪~(ギターの演奏)
(松浦)♪♪ 明日、 今日よりも好きになれる
それ GReeeeNの歌や おい。
テーマソング いらんから。なあ お父ちゃん→
なんで
さっきの人の上着を脱がさせたん?
いや あれも カマかけたんや。

いや 犯人やったらな→
上着の中に 凶器とか
入れたりしてるかもしれんやろ?
まあ あの人らは
大丈夫っぽかったけどなぁ。
なるほど。 さっすが お父ちゃん。
まあ あれも探偵のテクニックってやつや。
チャン チャン。
ギターおらんやろ おい。
おかしかったよ。
「チャン チャン」ってなってたよ。
(裕)じゃますんで。(藍)邪魔すんねやったら帰って。
(2人)はいよ~。
なんでやねん こら お前!
わしら 用あって 来とんやろがい。
(藍)後ろの人 帰らはりました。(裕)何しとんねん お前!→
帰って来い こら!(信濃)へい すんません。
(裕)何しとんじゃ お前。
あっ どうも いらっしゃいませ。
(裕)おう。 3人で予約してる
吉田っちゅうねん。
ありがとうございます。
あっ でも まだ2名様ですか?
(信濃)もう1人な 今 駐車場に
車 置きに行ってんねや。→
おう もうすぐ来る。
あっ 来た 来た。 はよ来い!
ええ~!?
いや もう1人って 外国人の人や。
(裕)何しとんねん 遅いやないか。しっかりせぇ こら。

(信濃)兄貴 わし 英語しゃべれますんで がつん言います。
(裕)頼むぞ。(信濃)Hey, why were you late?
(ジャボリ)What? I’m not late.I just went to parked car.
There is no problem. Relax.
(信濃)えらい反省してますわ。(裕)ほんまかい!
(信濃)ちゃんと言います。(裕)おう。
(信濃)Hey, please apologize.(ジャボリ)Me apologize to Deppa!?
I never apologize to Deppa.→
He’s gotta… Deppa!
(裕)
おい 待て 待て。 ちょいちょい→
「出っ歯」言うてへんか?
その「出っ歯」は どういう意味や?
(信濃)兄貴
そんな 変な意味ちゃいますよ。→
「兄貴の歯 出てる」って…。
変な意味や それ!→
おちょくりやがってよぉ。 お前
日本語 しゃべれるんちゃうんかい。
しゃべれるよ。
(裕)おい しゃべれんのかい!→
なんや それ。 こいつ どうする?いや 知りませんよ。
そっちで解決してください。(裕)チェックインさしてくれ。
分かりました。お父ちゃん カマかけてくるわ。
頼むで お前。(藍)次こそ 大丈夫。→
あっ いらっしゃいませ。
あの… いっつも見てま~す。
えっ?
有名人の方ですよね。 有名人って→
大変なんじゃないですか?脅迫状とか→

送られてくるんじゃないですか?お前 誰と間違えてんねん。
マキバオーでしょ?誰が マキバオーや!
それ 馬のアニメやないかい お前。(藍)マキバオー!
(裕)マキバオーちゃうねん。
(藍)背中 乗せて。 背中 乗せて。
(裕)やめぇ やめぇ お前 こら。イエ~イ!
どうも 武豊です。おかしいやろ お前!→
そんな太ってへんやろ 武豊。お前は。
わしら ヤクザやぞ こら!ヤクザ?
せや。
すみませんでした。 だけど→
ヤクザの人って
恨まれたりして 脅迫状とか→
送られてきたりしないんですか?Hey hey hey hey!
(英語)
(藍)お父ちゃん こいつ かなり
怪しいで。 脅迫状って聞いた途端→
何しゃべってるか分からへん。英語や おい! お前が→
理解できてないだけや ほんまに。もう ちょっと 脅迫状は やめよう。
上着でいこう。(藍)上着な よし。 あの…→
すみません この旅館の中暖房 利き過ぎて 暑いでしょ。→
あっ よかったら
上着 脱がはったらどうですか?
(信濃)確かに そやな。 脱ごか。
(ジャボリ)へい。
(藍)あっ おたくも
脱がはったらどうですか?
(裕)いや 俺は ええわ。
脱げよ。「脱げよ」っておかしいやろ お前。
脱げよ。

俺は ええ言うとるやろ お前。→
俺は ええ言うとんじゃ こら
お前よぉ。 なんじゃい こら お前。
ほな 脱がしたるわ。
待て 待て おいおい おいおい→
おいおい!
待て 待て こら お前!→
お前のう… これ お前 脱がして
棒持って 何するつもりや!?
なんもしません。
なんかせぇや!→
ここは なんかせぇや お前。
はよ 鍵持って… はよせぇ。
あっ!
鍵で ドリルすな!
ちょっと痛いやないかい
こら お前よぉ。 部屋 どこや!?
あの~ 203号室でございます。階段がございますので。
(裕)ああ 分かった。 行くぞ。お前ら 旅館 来たんやから→
温泉でも行こか。(信濃)いいっすね。→
日本酒 飲みましょうや。(ジャボリ)オーケー!→
出っ歯。
(裕)まだ言うとんか お前!
ちょっと 藍 あれは やり過ぎやで。やり過ぎかな?
考えて やらんと。すみません ご案内してきました。
ご苦労さまです。
ああ~ 今ね 吉田さんっていう→
3人組のヤクザのお客様
来られたんですけど→
あのお客様で 今日 最後ですか?

(松浦)もうひと組 来るんです。
あっ そうですか。
それに 川畑さんたちが→
来られる前に 音羽様という4人連れのお客様も→
チェックインされてます。お部屋は どちらですか?
(まりこ)101 102号室です。
ああ~ じゃあ 私 ちょっと→
見てきます。 藍 ここは頼むで。(藍)オッケー。
皆さん お願いしますね。(松浦・まりこ)お願いします。
(松浦)あの~ すみません 調査ってどんなことするんですか?
(藍)えっと お父ちゃんが言うにはお客様が来たら→
まず 「脅迫状」という言葉を
出すんです。→
その「脅迫状」という言葉を聞いて
動揺しだしたら→
そいつを怪しむ。
(松浦)なるほど。
(藍)あとね その人らの上着を
脱がさせるんです。→
なぜなら この下に凶器を
潜ましてるかもしれないので→
それを探し出すっちゅうわけです。(松浦)そういうことですか。
(藍)お願いしますね。(松浦)分かりました!
(藍)頑張りましょう。
(直子)すみません。(藍)ちょっと…。→
待って。→
化け物 入ってきたで。
な~んでやね~ん!
えっ今 何を振りまかはったんですか?
振りまいてませんよ。

あなたが 化け物って言うから→
怒ったんです。
(まりこ)あの~→
ご予約のお客様でしょうか?
(啓之)はい。 予約してました→
今別府です。
(まりこ)お待ちしておりました。→
もう少々お待ちくださいませ。(藍)とりあえず→
脅迫状の カマかけてきますね。(松浦)お願いします。
(藍)いらっしゃいませ。
ご家族で ご旅行ですか?
(啓之)はい。
(藍)もしかして 息子さんですか?
(啓之)はい。
(藍)めっちゃかわいい!→
そんなかわいかったら 脅迫状とか送られてくるんじゃないですか?
(大介)しゅしゅしゅ…しょしょしょ… でしゅよね。
(藍)何しゃべってるか分からへん。(まりこ)めっちゃくちゃ→
動揺してるわよ。(松浦)怪しいなぁ。
(藍)次 上着 いってきますね。
(松浦)はい。
(藍)あの~ この旅館の中
暖房 利き過ぎて 暑いでしょ。→
よかったら
上着 脱がはったらどうですか?
(啓之)ありがとうございます。
僕 暑がりなんですよ。
(藍)あっ そうなんですか。(啓之)はい。 いや~…。
(3人)ええっ!?(藍)ちょっと待って。→
よだれ掛けみたいなんしてるけど。(まりこ)あれ おかしいでしょ。→

いくら暑くてもあんな格好しないもん。
(藍)
怪しい。 あれ? あの~ 奥様→
奥様も
上着 脱がはったらどうですか?
(直子)私は いいです。
(藍)いや 脱いでくださいよ。
ぴゅっ!
えっ?
ぴゅっ! ぴゅっ! ぴゅっ!
ぴゅっぴゅる ぴゅっぴゅぴゅっぴゅる ぴゅっぴゅ… ドン!
バシン!
(直子)痛っ! ちょっと 何するのよ。
「ぴゅっぴゅる ぴゅっぴゅ…ドン!」って なんですか?
それは あれよ…。「ぴゅっぴゅる ぴゅっぴゅ…→
ドン!」って なんですか?親からの遺伝…。
「ぴゅっぴゅる ぴゅっぴゅ…」。しゃべらしてよ!
さっきから イライラするわね。(藍)すんません。
(啓之)お母ちゃん 落ち着いてせっかくの旅行やねんからさ。
(直子)分かってるわよ。 でも
どうしても イライラするのよ。→
全部 あいつのせいよ。絶対 殺してやる→
あのハゲ!(藍)えっ?→
今 「絶対 殺してやる あのハゲ」って言いましたよね?
(まりこ)言った。(藍)こいつら 犯人や!
(松浦)お前らか こら!(直子)痛い痛い 痛い痛い…。
(啓之)痛い痛い 痛い痛い…。
ちょっと ちょっと ちょっと…何をしてんねん。 やめなさい。
ちょっと おい どないしたんや?(藍)お父ちゃん 大変やねん。
「しゅぽが よだれ掛けで

ぴゅっ ドン!」やねん。
なんにも分からへんがな おい。(まりこ)こいつらが→
脅迫状 送った犯人なんです。ええっ!?
騒がしいな。 どないしたんや?
(藍)旦那さん 旦那さん→
犯人 見つかりましたよ。
こいつらです。
(島田)
あっ そうか。 あっ 今別府さん→
今年も ありがとうございます。(藍)えっ?→
えっ…ど ど… どういうことですか?
(島田)今別府さんは
毎年来られる常連客や!
(藍)ええっ! じゃあ
犯人じゃないっていうこと?
(島田)今別府さんが
脅迫状なんか 出すわけないやろ!
お前ら 何してんねん。 ほんとに申し訳ございませんでした。
どうするつもりや もう!(松浦)ああ~→
どうしたらええねや…。
ジャラララン(ギターの音)なんや?
(3人)♪♪ ピアノ売ってちょうだ~いごまかすな!
出てこんか~い!
(ナレーション)<更に 番組後半は…>
<「551蓬莱」の「豚まん」実は 大阪名物に ある変化が>
< その意外な真相とは!?>
< そして…>
<最後に
芸人たちが足しげく通った→
「信濃そば」。 突如…>

< その訳は?>
(直子)もう ほんとに。
いきなり たたいてくるなんて→
何を考えてるんですか!?
すみません ほんとに。
申し訳ございません ほんとに。
ちょっと 謝りなさい ちゃんと。
(藍)あの~ すみませんでした。もう二度と→
絶対に たたきませんから。そんなこと言って→
また たたいてくるんでしょ!
たたかへんって言うてるやろ!
たたいとるやないかい。
いきなりやないかい。 ほんとに→
すみませんね。 あなたたちも。(松浦)あの~ いや 僕たちもね→
勘違いしたんは悪いですよ。 いやそやけど ロビーで いきなり→
殺すって叫ばれたら そら…。(まりこ)そうですよ。→
一の介さんじゃないなら誰を殺したいんですか?
(直子)それは…。
誰なんですか?
妻が しょしょしょ… でしゅ。
すんません ちょっと 散歩行ってきていただいていいですか?
あの~ 何をおっしゃってるのか分からないんで。
えっ「妻が殺そうとしてるやつは→
僕たちの人生を
めちゃめちゃにした男」ですって?
あんた よう分かりましたね。
分かりました? 今。 すごいな。
しょれで 妻の…
ふふっ はははっ。
でしゅ。

何がや? おい。
笑うて 「です」言うただけでしょ。
ええっ! 「そいつのせいで息子は 学校を退学になって→
私は 会社をクビになったから
妻は そいつに→
復讐することばっかり
考えてる」ですって?
いや そんな長くなかったでしょ。尺 合えへんがな これ。
でしゅから しょしょしょ…しゃしゃしゃ…。
これも どうせ誰か分かんねやろ?なんて言うてんの?
「でしゅから しょしょしょ」…。うん それは分かってんねん!
通訳してほしいねん。
(啓之)慣れたら→
だんだん分かってきますから。
はあ?
「慣れたら
だんだん分かってきますから」。
この人のは いらんから。
あっち専門で。
直子
お前の気持ちは しゅごく分かる。
でも 考え直してくれ。
ほんまに だんだん分かってきたな。
いや
でも 今の話 聞いてますとね→
息子さんが
学校 辞めさせられて→
で 旦那さんが
会社をクビになったと。
それは なんでなんですか?(啓之)それは→

全部 僕が悪いんです。(直子)啓之→
あなたは何も悪くないの。
悪いのは全部→
あのハゲのマネージャーよ。ハゲのマネージャー?
はい。 啓之はあるアイドルの大ファンでした。→
毎回 ライブに通って
プレゼントをしたり→
出待ちをしたりしてたんです。ああ~ そうなんすか?
(直子)でも あるときそのアイドルのマネージャーに→
いきなり ストーカーとして
訴えられたんです。
(4人)ええっ!?(大介)しょれで 実は→
むしゅこは えんじゃいやと分かって しゃいばんを…。
ちょ… ちょっと すみません極力 あの~→
「さ行」を外してしゃべってもらえませんかね?
ちょっと分からない。 すみませんできるだけ お願いします。
この件で 啓之は→
学校を退学。
ほうほう ほうほう はいはいはい。
(大介)僕は
働いているところを クビに→
しゃしぇられたんでしゅ。
惜しいな おい。
最後 気持ち切れて…。
最後だけ もう一度 お願いします。
クビだよ。
友達か お前。
そういうことですか でも。(啓之)それで 気分転換に→
この旅行に来たんですがなかなか うまいこといかず…。
なるほどね。

でもね 年に1回 来られる→
恒例の家族旅行なんでしょ?そしたら… ねっ→
殺すとか復讐とかやめて 純粋に旅行 楽しまれたらどうですか?
(松浦)うん そうですよ。
あっ こういうときはね→
音楽を聴いて
こう 明るい気持ちになって…。
ねっ いきましょう~。
♪♪~(ギターの演奏)
♪♪ 辛いことがあっても、
おっ いいね。
(松浦)♪♪ のんびりといこう
♪♪ 汽車に乗ってどこまでも
おお~。(松浦)いくぞ~!→
フッ フッ フッ フッ。シュッ シュッ シュッ シュッ。
フッ フッ。 フッ フッ。
シュッ シュッ。 シュッ シュッ。
フッ。 フッ。
シュッ。 シュッ。
(2人)フッ シュッ フッ シュッ。フクシュウ フクシュウ→
復讐 復讐 復讐…。
(直子)復讐してやる~!
おい!
やめぇ おい。 余計あおってどないすんねん ほんま。
ちっ!もう あんたら いてたら邪魔や。
もう あっち行って
怪しいやつがいてへんか→
パトロールしてきてください。(松浦)分かりました。
♪♪~(ギターの演奏「Pink Panther Theme Song」)
お前らが怪しい。

(藍)はよ行かんかい。空振りしとるやないか お前。
何しとんねん。 空振りで
申し訳ございません ほんとに。
(啓之)なあ お母ちゃん やっぱり
復讐なんか やめようや。→
だいたい あのハゲが
今 どこにおるかも分からへんし。
ああ~ 相手の方 どこにいてるか分からないんすか?
(啓之)はい。家の住所は分かりませんし→
電話も着信拒否されてるんですよ。ああ~ 住所 分からなくて→
着信拒否なら もうどうもしようないじゃないですか。
(大介)もう 二人とも
とりあえじゅ 部屋に行こう。
(直子)いやいや でも あなた…。(啓之)お母ちゃん 行こ。
(直子)あのハゲ どこにいるのかしら?
(啓之)ほんまやなぁ。
今 分かってるこというたら→
山田花子のマネージャー
ってことぐらいやな。
(川畑・藍)えっ?山田花子のマネージャー?
山田花子のマネージャーっていったら さっきの人?
でも あの人 ハゲてないからなぁ。ハゲてない。
ちょっと部屋に お茶がないんだけど!
ああ~ 申し訳ございません。
すぐ お持ちします。
(もりすけ)
あとね 部屋の暖房 暑すぎます。→
もう 汗だくですよ。申し訳ございません。
(まき)そんなに暑いんなら取ればいいんですよ。
ちょっと! ちょっと…。

(2人)ハゲてる~。
(藍)
ということは 命を狙われてる→
ハゲのマネージャーって あいつのこと?ええ~!
(花子)こっちの話 聞いてるの?(藍)うるさいな!
(花子)なんですって?
やめろ。 フォローして フォロー。
すみません。
売れてない歌手の分際で→
うるさいなって。
いや フォローせぇや おい!
余計きついやろ。 すみません。
(もりすけ)あの~ すみません→
うちの花子はね
もう とっくに売れてても→
おかしくなかったんです!
あっ そうなんですか?
それが あいつのせいで…
くそっ!
「あいつのせい」っていうのは?
(まき)実は 花子さんは→
あるドラマの主題歌を
歌うことが決まってて→
売れる目前やったんです。そやったんすか。
でも妻子ある男性との不倫現場を→
スクープされたせいで その話は→
潰れてしまいました…。なんで 笑うてますの?
お… おかしないっすか?
(まき)だって→
おもしろいんですもん。

ええ~?はははっ。 親子そろって→
めっちゃ太ってる。
俺らの話かい おい。
いや そっちの話やないんですか?(まき)すみません。
(もりすけ)そのドラマ 大ヒットしたんです。
だから もし
花子さんが主題歌を歌ってたら→
人気が出てたに違いないんです!なるほど。
(花子)そうよね。 「紅白」出場も夢じゃなかったって言われたわ。
へえ~ すごいな。 「紅白」って
あの「紅白歌合戦」ですか?
いえ 紅白饅頭早食い合戦。
なんの大会や それ。
そんなん あらへんでしょう。
去年 優勝しました。あんのかい おい!
紛らわしいな ほんまに もう~。
(もりすけ)そのスクープのせいで→
今では オーディションですら
受けれないんです。
あら~。
ほんまに あいつだけは許さん。
ぶっ殺したる!
今から→
自分が殺されるくせに。
やめなさい おい。
(もりすけ)はい?
いや なんでもないです。 いや→
殺すとか復讐は やめた方が
いいんじゃないんですか?
(まき)そうですよ もりすけさん。だいたい→

その記者が 今どこにいるか分からないでしょ?
ああ~ 相手が
どこにいるか分からないんすか?
家の住所は分からないし 電話を
掛けても着信拒否されてるんです。
いや それなら もうねぇ…。
(まき)部屋に戻りましょ。
(もりすけ)くっそ…。 ほんまにあいつ どこに行ったんや!
「グリーン出版」の中條!
(2人)ええ~!
いや ちょっと→
もりすけさんが恨んでんのって「グリーン出版」の中條さん?
ちょっと待ってよ お父ちゃん→
おもろなってきたな。
おもろないいうねん。
おんなじとこ泊まってんねん これ。いてはった いてはった。→
すみません あの~部屋に お茶がないんですが。
申し訳ございません。 すぐに
お持ちしますんで。 すみません。
(早苗)あぁ~あ なんで
こんな しょうもない旅館に→
泊まらないといけないのよ。(レイチェル)早苗さん やめてください。
(中條)まあ でも早苗ちゃんの気持ちも分かる。→
我が社に
こんなけ お金がなくなったんも→
すべて あいつのせいや。
すみません→
「あいつのせい」というのは?
(レイチェル)実は「グリーン出版」は→
借金で倒産寸前なんです。倒産寸前?

(中條)お恥ずかしい話なんですが1年前ですね→
絶対に もうかるという投資話に引っ掛かりまして。
まあつまり 詐欺だったんですよね。
あれから 借金が増える一方で。(レイチェル)しかも その詐欺は→
ヤクザが仕組んだもので訴えることができないんです。
うわ~ それは たち悪いっすね。
俺らをだましたヤクザめ絶対 殺したる。
アスパラガスのくせに?
関係あらへんがな。 関係ない。
いや すみません。
あの~ 殺すとかやめた方が→
いいんじゃないっすか?
(早苗)そうですよ 中條さん。→
だいたい その詐欺師が今 どこにいるかも→
分からないでしょう?ああ~ ああ~ どこにいるか→
分からないんすか?
住所も分かりませんし→
電話しても着信拒否なんです。
うん この話 3回目やな おい。
いやいや なんでもないんです。
(レイチェル)もう 中條さん→
部屋に戻りましょ。その方がね。
(中條)くそったれ あのなんば組の馬面!
ああ~ いや~ 中條さんらも恨んでる人いてんのかぁ。
お父ちゃん。えっ?
なんば組。
うん。
馬面。
ヤクザ。
あいつやん!

楽しむなよ おい。
あの黄色のやつや。
おもろなってきたなぁ。
おもろないから これ。
おい 部屋に お茶ないぞ。この旅館 どんなけ お茶ないねん。
す… すみません。 すぐに…。
(藍)あの~ すみません→
ちょっと お伺いしてもいいですか?はあ?
おたくは どこの組のヤクザですか?吉田組や。
おもろないなぁ。
(裕)何しとんねん!→
おかしいやろ お前!
なんば組やったら→
おもろかったのに。
なんば組?
なんば組? それやったら
よう知っとんのう。 俺らは 先月→
独立したんやけど
独立する前は なんば組の組員や。
それ 先 言わんかい。
何しとんねん だから!→
2発目やど!
(藍)なんば組? なんば組か。
ありがとう!
ありがとうな ありがとう!→
ありがとう~!
(裕)ああ~! あほ お前!
首 絞めたらあかんやろ。引っ込んどけ。 すみませんね。
(裕)そんなんしてる場合ちゃうんじゃい!→
こんな田舎に来たんは全部 あいつのせいや。

「あいつのせい」といいますと?(信濃)うちの組なぁ→
金融会社もやっとってのう
うちから 500万借りたまま→
トンズラしたやつがおったんじゃ。
500万もですか。
(裕)そうや。
組本部の上納金がなかったから→
えらい目に遭うたんや。
あいつは 絶対 許さへん。
絶対 殺したる!
(藍)すみません→
そのお金借りた方って
もしかして→
今別府さんっていう人ですか?
(裕)誰や? それ。
おいおい なんで今別府さんや?もし 今別府さんやったら→
きれいに 一周 回んねん。どうでもええわ おい。
楽しむな言うてんねん。(裕)とにかく→
この近くにおるはずや。見つけたら 絶対 殺したる!
(ジャボリ・英語)
何言うてるか分からへん これ。Have a break,→
have a 「KitKat」!
分かったけど おい。
それ 言わないかんか? いや
っていうか ここ集まってる人→
みんなが誰かを恨んでるやんか。いや でもさ お父ちゃん→
誰が誰を恨んでて誰が誰を殺したいか→
なんか 分からんくなってきたな。いや これ 整理しとかなやばいで。
会うたらあかん人ようさん いてるからな。
ええ~

まず 今の馬面のヤクザは…。
(藍)馬面のヤクザな。
「グリーン出版」の中條さんに→
狙われてんねん。馬面のヤクザは→
ええ~ 「グリーン出版」の中條。そうそう そうそう そうそう。
ここ 会わしたらあかんねんな。
鉢合わしたら だめ。
ほんで 「グリーン出版」の中條さんはあのハゲのマネージャーに→
狙われてる。(藍)ハゲのマネージャーな。
だから これも会わしたらあかん。会わしたらあかん。
ハゲのマネージャーはあの今別府っていうオバハンに→
狙われてんねんな。(藍)今別府っていうオバハンな。
だから これも会わしたらあかん。(藍)会わしたらあかんと。
えっ いや ちょっと おい。 藍→
お前 さっきから何を並べてんねん? これ。
こうやっといた方が分かりやすい。な… なんやねん?
(藍)だから ヤクザの馬。おうおうおう。
(藍)「グリーン出版」の非常口。
お前 外してきたんかい おい。
(藍)ハゲのマネージャーの壺。まあ ツルッとして丸い感じやしな。
(藍)で 今別府のオバハンの松。
いやいや
なんで この松が 今別府さんや?
いや お父ちゃん よう見てよ。
なんや?
ぴゅっぴゅる ぴゅっぴゅ… ドン!あっ この形!? おい。
あっ これ?ほんまや 分かりやすい。
すみません
散歩に行きたいんですけど→
この辺りのガイドブックありますか?あっ ガイドブック…。

≫(もりすけ)すみませ~ん!(藍)壺の声や。
壺と松はアウト!
帰らして 帰らして。
すぐ…。
(大介)なんや? なんや?
どうぞ どうぞ どうぞ。
(もりすけ)すみません→
お茶 まだですか?申し訳ございません。
≫(中條)すみませ~ん!(藍)非常口の声や。→
非常口と壺はアウト!
すみません お持ちしますんで。
はい どうぞ どうぞ どうぞ…。あの~ お茶は まだですかね?
≫(裕)お~い!(藍)馬の声や。 馬と非常口→
アウト アウト!
非常口 アウト。 非常口 アウト。
はい 馬 どうぞ。 馬 どうぞ。
お茶 はよ持ってこいや。≫(直子)すみませ~ん!
(藍)松の声。 松と馬はセーフ。
おめでとうございます。(裕)なんの「おめでとう」や。
(直子)パンフレット
お寺に詳しいのをお願いします。
≫(中條)すみませ~ん!(藍)非常口の声。 非常口は→
馬がアウト!馬だけアウト。 松 セーフ。 松。
非常口 どうぞ。 非常口 どうぞ。お茶は まだですか?
≫(もりすけ)すみませ~ん!(藍)壺の声や。 壺は→
両方ともアウト!
両方 アウト。
両方 アウトでございます。
さあ 壺 どうぞ。 壺 どうぞ。
(裕)さっさとせぇや。(藍)壺ちゃうんかい!

(裕)なんや それ!(藍)壺の声がしたら→
壺が出てくる
そういうシステムやろ。
(裕)システムってなんや お前!
≫(中條)早く呼んできなさい!
(藍)非常口の声や。
非常口と馬はアウト!
馬 アウト。
(裕)またかい こら お前。
はい 非常口 どうぞ。非常口 入りま~す。
(音羽)観光 どこ行こっか?(藍)お前ら 誰やねん!→
関係ないやつ 引っ込んどけよ!
はい すみません すみません。
(藍)お父ちゃん 誰が出てくるか
分からんようなってきた!
≫(もりすけ)すみませ~ん!(藍)壺の声。 でも 待って。
壺の声 聞こえたからって壺が出てくるとはかぎらへんし→
どうしたらいい? お父ちゃん。
でも 今 誰もいてへんから→
大丈夫ちゃう?
ほんまや。
誰もおらへん。
怖ないやん。 よっしゃ→
ど~んと 誰でも出てこんか~い!大丈夫か? お前は…。
(もりすけ)すみませんお茶 まだなんすかね?
いらんこと言うなよ お前。
(藍)ちょっと待って。→
松と非常口と壺と馬…→
全員集合。楽しくない!
(直子)もりすけ 見つけたわ。

お前を殺す!(一同)あっ!
(もりすけ)
中條 見つけたぞ。 お前を殺す!
(中條)
吉田 見つけたぞ。 お前を殺す!
(島田)いやいや ちょっと ちょっと
どうなってるんですか? これ。
(藍)今から殺し合いが始まります。(島田)ええ~!
(あき恵)ちょっとなんとかしてちょうだいよ!
(藍)ですよね。 あっ じゃあ
とりあえず あの… すみません→
チーム松の方 ええ~→
こちらでお願いいたします。あっ→
次 チーム壺の方
こちらでお願いいたしま~す。→
で そして チーム非常口の方。
(中條)えっ?
(藍)
こちらでお願いいたしま~す。→
馬。
(裕)「馬」言うな お前 こら!
(藍)ここでお願いいたしま~す。→
これで分かりやすいやろ?開会式ちゃうねん おい。
並べるな いちいち。 いや でも→
こんだけ恨んでる人 集まってんのに→
この脅迫状の犯人が出てけぇへん。(裕)ちょっと待て。 それ 俺が→
借金したやつに出した脅迫状や。なんで持ってんねん?
この脅迫状 あんた出したんすか?(裕)そうや。
なんで ピンクのハートなんすか?ハートはハートでも→
「お前の心臓を奪う」っちゅう意味や。(藍)お父ちゃん→

こいつ 全然おもんない。(裕)やめぇ おい!
俺 持ってんの
ものすごい恥ずかしい。
(裕)やかましいわ こら。(藍)でも 待って。→
っていうことは…。旦那さん すみません。
(島田)えっ?
(藍)ここで。
完成~。
参加させんなよ おい。
(直子)
お前を殺す。 覚悟しろ もりすけ。
(もりすけ)
お前を殺す。 覚悟しろ 中條。
(中條)
お前を殺す。 覚悟しろ 吉田。
(裕)お前を殺す。
覚悟しろ…。 誰や これ!→
俺 こいつ知らんぞ。(藍)ちょっと待って。→
恨んでんのこの人じゃないんですか?
(裕)こんな ハゲちゃうわい!(藍)えっ?
怪しい人 全然おらんな。なんや? これ。
松浦! 見つけたぞ。
(松浦)吉田さん!→
なんで こんなとこに…。(裕)お前を殺すためや!
ちょっと待ってください。 あんたが恨んでんのって 松浦さんすか?
(裕)そうや。いや ほな なんで 一の介さんに→
脅迫状 出したんすか?(裕)いや 俺は こいつにやな→
松浦に
脅迫状 届けるように言うたぞ。
ほな お前が間違うたんかい おい。(ジャボリ)いや 間違ってへん。→

松浦が見つからんかったから嫁に→
旦那に渡すように預けたんや。
そうなんかいな。
お前 そう言われたら
ほな 松浦さんに渡さんかいな。
(まりこ)いや 私は
旦那に渡せって言われたから→
ちゃんと ほかの郵便物と一緒に渡したのよ→
旦那さんに。「旦那」違いや~。
こいつが言うた旦那は
オーナーっていう意味じゃなくて→
夫の方。 ハズバンド。
そうやんな?
あっ ノー ノー ノー。
違うの?
Husband.
発音 どうでもええんじゃ おい。
こいつ 腹立つ。 そんなん…
そんなん言うてる場合か お前は!
いや
なんで 「旦那」を間違うねん?
(まりこ)いや 英語って難しいのよ。いや 「旦那」 日本語や!
ジャン ジャン参加すな お前。 遊んでる場合か。
(藍)はいはい はいはい。
っていうことは…。→
松浦さん すみません。
(松浦)ちょっと な… なんすか?
(藍)旦那さん お疲れさまでした。
(島田)えっ? 「お疲れさま」?
(藍)こういうことやな。

律儀やな お前は。
(直子)もりすけ あの世へ逝け!
(もりすけ)中條 あの世へ逝け!(中條)吉田 あの世へ逝け!
(裕)松浦 あの世へ逝け!(松浦)くそ~。→
探偵さえおれへんかったらこんなことにならへんかったんや。
川畑 お前を殺す!
いや ピックでは無理やろ おい。とがった感じするけど。
(藍)っていうことは…。
な… 何? 何?
(藍)お父ちゃん ここ…。
こういうことやな。
勘弁してぇな おい!
いやいや ちょっと…。
ちょ… ちょっと待ってぇな これ。(直子)もりすけ お前を殺す!
(花子)待ってください!この人は悪くないんです。→
仕事に一生懸命なだけなんです。
(まき)やめてください!→
花子さんには
もりすけさんが必要なんです。→
だから もりすけさんを殺すなら私を殺してください!
(もりすけ)中條 お前を殺す!(早苗)待ってください!→
この人は悪くないんです。
お金を稼ぐために→
スクープを計画した私が悪いんです!
(レイチェル)やめてください!→
会社を立て直すには
中條さんが必要なんです。→
だから 中條さんを殺すんやったら僕を殺してください!
(中條)吉田 お前を殺す!(信濃)待ってくれ!→
兄貴は悪くないんや。

どうしても 上納金が足りず→
投資詐欺を
思いついた俺が悪いんや!
(ジャボリ)やめてくれ! 俺は 兄貴にずっと助けられてきたんや。→
だから兄貴を殺すなら 俺を殺せ!
(裕)松浦 お前を殺す!
(島田)待ってください!→
こいつは悪くないんです。
従業員の不始末は→
私の責任です。
(まりこ)やめてください!→
真也さんは
私のいちばん大事な人です。→
真也さんを殺すんやったら私を殺してください。
(松浦)川畑 お前を殺す!(あき恵)待ってちょうだい!
まだ続くんかいな おい。
なんや これ。
(あき恵)川畑さんは悪くないの。
探偵さんを雇った私が悪いのよ。
(藍)やめてください。
お父ちゃんは 私にとって→
たった一人のお父ちゃんなんです。お父ちゃんを殺すなら→
お父ちゃんを殺してください。わしやないかい。
なんで
手 こうやってんねん ほんなら。
いや ちょっと…。
(直子)もりすけ→
死んでもらいましょうか。(大介)直子!→
復讐なんて やめてくれ!復讐なんてしても→
しあわしぇにはなられへん。

分からへん!
「さしすせそ」多い。
(大介)だから→
頑張って みんなで生きていこう。明日から 俺→
ハローワーク行くから。ハローワークは→
クビになったら すぐ行け
手当もらえるから。
(直子)あなた でも 私…。
(啓之)お母しゃん! お父しゃんしゃんしゃんしゃん…。
お前 しゃべれてたやろ おい!
なんで急に DNA引き継ぐねん お前。
(啓之)お母ちゃん
お父ちゃんの言うとおりや。→
もう一回 やり直そう。俺も また→
小学校に通うから!お前 小学生やったんかい おい。
高校生ぐらいや思うがな。
(直子)あなた 啓之二人の言葉で目が覚めたわ。→
復讐なんてせず もう一度
一から やり直しましょう。→
あなたを殺すのは やめますもりすけさん。
(もりすけ)ありがとうございます。→
中條 お前を殺す!
(まき)もりすけさん→
復讐なんて やめてちょうだい!→
復讐なんてしても幸せになれないわ。 それより→
また みんなで頑張って 花子さんがオーディションに受かることを→
応援しましょうよ。 明日から 私→
ハローワークに通うわ。
行かんでええぞ おい。
いや 前のやつが それ言うて

うまいこといったからって→
チョイスせんでええねん。
(もりすけ)まきちゃん→
でも 俺…。
(花子)マネージャー→
まきちゃんの言うとおりです。
私たちの夢 「紅白」出場に向けて→
頑張りましょ! 私も また→
小学校に通うから。お前もかい おい。
(もりすけ)まきちゃん 花子さん→
二人の言葉で目が覚めた。お前 後半 聞いてたか? おい。
後半 1個前の話やぞ おい。
(もりすけ)復讐なんてせずにもう一度 やり直そう。→
もう お前を殺すのやめるわ 中條。(中條)おおきに。→
吉田 お前を殺す!
(レイチェル)中條さん
もう 復讐なんか やめてくれ!→
復讐なんかしても
幸せにはなられへん。→
そんなことよりも
従業員に頭を下げて→
みんなで ハローワークへ行って
オーディション受けましょう。
何を言うてんねん お前。
(中條)えっ でも 俺はなぁ…。
(早苗)中條さん
令君の言うとおりよ!→
私たちの夢 新雑誌創刊に向けて→
スポンサーを探しましょう。私も また→
小学校に通って

「紅白」出場するから!
何を言うてんねん おい。
(中條)令 早苗→
二人の言葉で目が覚めた。
お前 今まで寝てたんちゃうか。
(中條)復讐なんて やめて
一から やり直そう。→
お前 殺すんやめるわ 吉田。(裕)おおきに。→
だまし取った金は 必ず返す。→
松浦 お前を殺す!
(ジャボリ)ああ~ 兄貴!→
もう 復讐なんて やめてくれ。→
もう 復讐なんてしても幸せになられへん。
だから 組本部への上納金は→
ヘローワークで…。発音よすぎる。
ヘローワーク。
違う。 「ハローワーク」でええねん。
(ジャボリ)ヘローワーク。いや 「ハローワーク」やいうて…。
分からんやっちゃな お前は。まあ まあ 落ち着いてください→
川畑さん。
あっ… ノー ノー ノー ノー。
キャワビャタさん。
いや 発音ようすんな お前。
ほな 怒らへんとかないぞ お前。
いや ちょっと…。
(裕)ジャボリ…。
お前 ジャボリっちゅう名前かい。
(裕)でも 俺…。
(信濃)兄貴→
ジャボリの言うとおりです。ヤクザが→

投資詐欺なんか 間違ってます。俺も また→
小学校に通って
オーディション受けて→
ヘローワークで こんにちはや!どういうことや おい。
[外:D3D0F54122588410BB9DE29D40655684][外:D3D0F54122588410BB9DE29D40655684][外:D3D0F54122588410BB9DE29D40655684](場内笑い)
(裕)ジャボリ 信濃→
二人の言葉で目が覚めた。絶対 聞いてへんわ おい。
絶対 聞いてない。
(裕)復讐なんて やめる。→
また 一から やり直そう。
お前を殺すのは やめるわ 松浦。
(松浦)ありがとうございます!
お金は 絶対に→
返しません。
返せや!
お前が持ち逃げしたことから
全部 始まっていってんねん。
(松浦)ほな 返します。
当り前じゃ。
(裕)返すんやったら許したる。(松浦)ありがとうございます!→
川畑 お前を殺す!ちょっと おい…。
(まりこ)真也さん
もう 復讐なんて やめて。→
復讐なんかしても
幸せにはなれないわ。
歌手のハローワークは
こんにちは ジャボリよ。
文章作れや おい。
(松浦)まりこ でも 俺…。
(あき恵)松浦君

まりこちゃんの言うとおりよ。
いや あの~ すみません
順番 間違うてますよ これ。
あなた こことここの間。
旦那さん 先。
(あき恵)「紅白」出場の小学生は…。はあ?
ハローウイークが…。ハローウイークって なんや!
(あき恵)とにかく
オーディションを受けなさい。
なんやねん それ。
(松浦)女将さん まりこ→
二人の言葉で目が覚めた。→
俺 復讐やめて一から やり直すわ。
何言うてんねん お前。
(松浦)ジャボリ。川畑や!
(松浦)お前殺すの もう やめるわ。ありがとうございます。
なんで 礼言わなあかんねん。知らんがな 俺。
川畑君
もう 復讐なんか やめてくれ。
復讐なんかしても
幸せにはなられへん。
いや すみません
ここに誰が見えてるんですか。
私 最後ですから もう。
(藍)お父ちゃん→
「紅白」で 上納金で
あと ハローウイークで…→
あっ あっ…。覚えられへんのかいな おい。
ジャボリでも覚えたのに。
いや… っていうか 皆さん

ちょっと待ってください。
これで すべて
丸く収まったじゃないですか。
(松浦)ほんまや! じゃあ 皆さん
仲直りのしるしに→
奥の宴会場で
パァ~っといきましょ!
(一同)
イエ~イ! フゥ~ フゥ~!
にしても
仲ようなり過ぎやで あれ。
なんや あれ。
(島田)じゃあ あき恵→
仕事に戻ろうか。
(藍)あっ ちょっと待ってください。
(島田)なんですか?事件も解決したことですし→
依頼料 お願いしま~す。依頼料?
はい。
いや そんなもん払えませんよ。
(藍)えっ? なんでですか?
いや 脅迫状の相手は→
私じゃなかったんですよ。だから 依頼料は→
一円も払えません。えっ じゃあ ちょっと待って。
私ら タダ働きってこと?
まあ そういうことですね。
腹立つなぁ~! お前を殺す→
川畑!こっちかい おい! 向こう 向こう。
♪♪~
(藍)ああ~ 疲れたぁ。
(川畑)ほんまやなぁ 今日の事件

ほんま大変やったなぁ。
≫(すち子)ちょっと ちょっと!なんや なんや なんや?
バタやんに藍ちゃんちょっと ええかしら。
近所のすち子さん
どうしました?
いや それがね 最近ものすごい気になってることあってね→
是非 調査してもらいたいんやわ。
ええけど
気になることってなんやの?
ほら あの「551蓬莱」さんのね豚まんあるやん。
あれ 最近 皮 分厚なってない?なんの話やねんな それ。
皮 分厚なってな
中の具 ケチってると思うんよ。
少ななってんねん。確かに 私の小さいときは→
もっと中の具入ってたような気がする。
せやろ。
あれな ケチってると思うねん。
不景気やから。いやいや そんなん…。
あのな 第一な うち金にならん そういうことは→
調べんことにしてるから
ごめんね。
わかった。 私が調べるわ。
ほんま?
食べ物で 損すること
ほっとくなんて ありえへん。
よっしゃ すち子さん→
行きましょう。行こう。
いや いや ちょっと おい。
ちょっと待てよ おい!
(ナレーション)< というわけで

ここからは藍ちゃんと すち子が→
探偵となって
大阪のグルメにまつわる→
うわさの真相を大調査>
<大阪名物「551蓬莱」の豚まん>
< まさか昔と違うのか?>
<皮が厚くなっていたら大問題>
<更に…>
< そして 芸人たちが→
足しげく通った
「信濃そば」>
< あの味を もう一度>
<突如…>
< まずは…>
すち子さん 来ましたよ。
レストランあるわ 上に。ちょっと私らも→
1回 豚まん食べてみましょか。なあ。
≫お待たせいたしました。あっ どうも。
注文し。はい。
えっと~
麻婆豆腐と酢豚と→
海鮮XO醤炒めと
エビチリと…。
ちょっとちょっと 多い多い。
ピーマン…。
多いで あんた。あっ すみません。
あの 2人で1つ 分けたいんで→
この[外:002883AFFE16309EC95FCD715B1E0C6D]
かしこまりました。
1つ?

あんた やるやんか。
さすがやな。はい。
豚まんでございます。来たよ~。
ありがとうございます。
お開けしておきますね。
(藍・すち子)うわ~っ!
これ これ これ これ。
ほらほらほら 分厚いやん。ちょっと待って。
ほら。確かに。
この高さは 5cm。
皮が 2.5とか。
いや
分厚なってんねんって。
すんませ~ん。
≫はい。
すみません あの ちょっと
お伺いしたいんですけどね。
ちょっと
小言みたいになるけどね→
これは あの~ 私ら
「551蓬莱」ファンとしてのな→
うん ファンとしての意見やわ。
なんか 昔より→
具 少なくなって
皮 分厚なってますよね?
ほんま?
(心の声)≪もし そうやとしても→
客に ほんとのこと
言うわけないよな~≫
≪絶対 変わってるはずや≫

≪間違いないって≫
≪あっ!
カラシ付けるの忘れてた≫
私も 久しぶりに
食べましたけど→
皮が分厚くなってる
気がしました。
せやろ~。
絶対 具 減ってるわ あれ。
ちょっと
すち子さん 見てください あれ。
これ 豚まん運んでるんですかね?絶対 そうやわ。
追いかけよう。はい。
バレんようにせな。
はい。
あれ。
ほんまや。 豚まんの写真載ってる。ほんまや 間違いない。
追っかけへん?
追いかけましょう。
追ったれ。
551や。551や。
これ 工場行くんちゃいます?
ほんまや。
工場行ったら 秘密探れるやん。よっしゃ。
すみません 運転手さん→
前のトラックを
追いかけてほしいんですけど。
どうやら
ここが工場みたいやね。
ほんまですね。せやけど どうやって潜入する?

そんなこともあろうかとね私ね ほら→
これとこれを
用意してるんですよ。
なんやの?
このカメラと腕章って。
つまりは 私が
グルメライターのふりをして→
記者になって潜入するんです。それで すち子さんは→
カメラマンのふりしてやってください。
なるほどな あんた 頭ええなぁ。そうでしょ。
潜入 成功しましたね。ほんまやね。
これから どんどん どんどん
秘密を暴いていきますからね。
OK。
< ということで豚まんの取材をする→
グルメライターとして
まんまと工場への潜入に成功>
≪うまく工場に
潜入できそうですね≫
≪工場見学 工場見学≫
≪あっ! 工場潜入や≫
(八田)こちらですね[外:002883AFFE16309EC95FCD715B1E0C6D]
おいしいねん。
(八田)生の状態で
各店に運びます。→
各店でセイロで蒸し上げて
販売しております。
なるほど~。
どこ撮ってんの?
はっはっはっは。

<実は…>
<1日に販売される餃子とシュウマイ→
それぞれ10万個を→
作り置きなしで
その日に作っているのです>
<更に 麺や肉団子など→
商品のほとんども 自社の工場で製造しているのですが→
実は こんなものも>
あっ これこれ これこれ。
(八田)ここで
カラシ作っています。
カラシ作るの?
うそやん!うわ~ ちょっと関西のね…。
そうなんですよ。
< なんと その日 提供するカラシでさえ→
毎朝 工場で作っているんです>
< そんな数々の中華料理を作る→
「551蓬莱」ですが 実は…>
<皆さん ご存じですか?>
それは…
シュウマイとか餃子とか中華。
カレー!? なんで?
(八田)戦後ですね 食糧とかないとき→
すぐ食べれるもの
すぐ提供できるものっていうので→
かなり大人気だった
っていうふうには聞いています。
へえ~。
<「551蓬莱」の歴史が明らかになったところで→
いよいよ 豚まんの

製造現場に潜入>
お願いします。
うわ~っ! 夢みたいな肉。
すごい おっきい。
(八田)全部 豚肉なんですけど。
へえ~。
<冷凍した豚肉の部位を→
機械にセットして
カットするのですが→
切り方に おいしさの秘密が>
あっ そうなの?ええ~っ。
ああ~ すごいな。
< こうしてカットした豚肉を調味料で味付け>
< そして
甘みのもととなるタマネギも→
その日の朝 工場でカットした→
新鮮なものを使用しています>
ちなみに他の具材は?
(すち子・藍)ええっ?
豚肉とタマネギだけ? あれ。
(八田)はい そうです。
ちょっと ちょっと
なんかつかめたか?
どうやら 具材は
昔から変わってないみたいですね。
≪具が変わっていない→
それなら きっと皮に秘密があるはずやね≫
≪眠なってきた≫
<具は創業当時と同じまま>
< では生地に

変化はあるのか!?>
(八田)豚まんの生地の部分を
作ってる所になります。
生~地~。
いよいよや~。
<原料となる小麦粉 砂糖
イースト菌などに水を入れて→
機械でよく混ぜます>
(すち子・藍)うわ~っ!
掛布団やん。
出てきた~!
(八田)弾力のある生地と→
ほんのり甘いっていうのが→
お肉とよく合う魅力です。
あの~。
(すち子・藍)ええっ?
はあ~。
< どうやら 具と同じく皮も→
創業当時から変わっていないとのこと>
< もしかすると
材料が変わっていないだけで→
量が変わっているのか?>
(八田)今 こちらですね生地を切り分けて→
コンテナに入れてですね この[外:002883AFFE16309EC95FCD715B1E0C6D]
えっ?
さっきのトラックが
運んでたのって これちゃいます?
間違いないわ。ねっ。
≪なるほどね 手作りやったら→
そこで皮の厚さが

変わってるはずやね≫
≪これは
お店で包んでるとこ見れば→
全てが わかるかもやね≫
≪眠なってきた≫
<工場で得た情報はこの2つ>
< もしかするとお店で包むとき→
厚くなってしまうのか?>
< このあと 豚まん→
皮が厚くなっている疑惑の
真相が明らかに!!>
爆破予告じゃないですか!
今度は爆弾?
私 NMB48に
潜入する。
♪♪~
いつまでセンターでおれるかなとか→
心配になりません?
絶対 大スターやで。
見本 見せてみぃ!
はあ?
何すんねん。
危ない!
みんな動くな!
NMB48はしばらく活動を休止とします。
NMB48のステージは
誰にも邪魔させへんからな。
あいちゃん
焼き芋食べるか?
取材に来さしてもらいました酒井藍といいます。

≪お願いします。お願いします。
ちなみに[外:002883AFFE16309EC95FCD715B1E0C6D]
40年!?ええ~。
昔のこと この人やったら
教えてくれると思うねん。
なるほど。
< それでは取材のふりをして…>
< まずは 工場から運ばれ…>
(藍)
いえ 量りがあるんで[外:002883AFFE16309EC95FCD715B1E0C6D]
70gにね。
< どうやら40年前から
生地は重さ70g→
そして 具は60gを→
足して130gになるように→
きちんと量っていた事実が
ここで明らかに>
はい。
< そして 12~13個のひだが出来るように→
具を
生地に包み込んでいけば完成>
< ということで>
いきます。 よ~いドン!
1 2…。
(藍・すち子)3 4 5…。
5やん! はははっ。 5やん。
ええっ!?
≪ほんまに ちゃんと
重さ量ってるんや≫
≪重さ変わってないってことは→

やっぱり厚みも 一緒なんかな?≫
≪あかん 今日 マジで眠たいわ≫
≪朝7時やったもんなぁ≫
≪昨日 寝たん 10時やろ→
まあまあ寝てるわ≫
豚まんがね
きれいにできることをね→
美人豚まんって言うんです。
はあ~っ。
ちなみに このセイロの中で
いちばん美人は誰ですか?
これです。 きれいに巻いて→
ここに ヘソが かわいいでしょ?
美人豚。
< ここで美人豚まんを包むための→
マニュアルの存在が明らかに!>
あっ ほんまや~。 なるほど。
じゃあ 今の若い人たちは→
これを見て覚えるんですね?
<杉本さんによると…>
<平成に入り…>
つまり 昔は こういう感じとか→
こうなってたから 生地が。
こっちに寄ってたりしたから→
ここをガブッと食べたら→
すぐに かやくっていう感じで…。はい。
でも 今はクオリティ重視やから→
真ん中ってこと?
はい。
<以前は 中の…>

<現在は具がきちんと中央にくるように→
包まれているんです>
はい。丸く… そうそう そうそう。
私の いきま~す!
あ~あ。
肉 丸出しや。
<確かに2つを比べると→
美人豚まんの方が
上の部分の皮が厚く見えます>
< つまり 昔より…>
< すち子の疑惑はこれで晴れましたが→
もう1つの疑問が>
確かに私の小さいときは[外:002883AFFE16309EC95FCD715B1E0C6D]
< なぜ 藍ちゃんは…>
<店長に直撃してみると>
あるある?あるあるです。
< どうやら関西人は皆 そう思っているという事実が>
そうなんや~。へえ~。
うんうん。
だから ほら…。
はあ~。あれと一緒やわ~。
具が ちっちゃくなったんやのうて私の心が ちっちゃなってた。
言うてる場合か!
けど やっぱり
おいしいですよね~→
「551」の豚まんって。
ほんまやね。
うん。
≫(あき恵)すみません。
すみません。

ちょっとお願いがあるんだけど。
(川畑・藍・すち子)
ぶっさいくやな~。
オーマイガー!
どこに向かって言うてんねん。
なんなの? 声そろえて失礼ね。誰かと思たら→
お隣の あき恵さんやないですか。そうなのよ~。
どうしました?
調査してもらいたくって。
これなんだけど。
食パン?
そうなの。
これね 大阪の発祥の店で→
「乃が美」っていうところの食パンなの。
まあ とりあえず食べてみて。
うん。 確かにおいしい。
でも このふわふわ なんですか?
ミミまで やらかいんですけど。
(あき恵)そうでしょう~。
普通のお店だったらミミは 固いでしょ。
ところがここの店のパンは なぜか→
ミミまで ものすごく柔らかいのよ。これには なんか→
とんでもない秘密があると思うのよね。
<行列が出来る人気食パン
「乃が美」>
<ミミが柔らかすぎる
その秘密を調査>
<早速 藍ちゃんと すち子は
現場へ急行>
藍ちゃん ここやわ。

ここか。
私も 何回か
前 通ったけどな→
すっごいで。 行列が。
はあ~。
見てみ。 めっちゃ人 入ってくる。
ほんまや。
≪絶対に 絶対に
この食パンの→
ミミの柔らかさの真相を
突き止めてみせる≫
≪どうでもええけど
寒すぎるわ≫
≪今日 風 強すぎるわ≫
ちょっと あのお客さん聞いてみよ。はい。
うん 行こ行こ!
ちょっと よろしい?おい!
あかん あかん あかん!
おい! ちょっと よろしい?
パーカーのここは
そういうもんちゃうで。
ちょっと よろしいかな?
<パンを購入したお客さんを確保>
結構 来ますね。
結構 来る? やっぱり おいしい?
柔らかいし 甘い?甘い?
ミミも柔らかい?そう。
やっぱ そうなんや。ありがとうね。
足止めて ごめんなさいね。いえいえ。
潜入するしかないですね。

ほんまやね。
アルバイトのふりしよか。
そうしましょ。
すみません おはようございます。
おはようございます~。
今日からアルバイトとして
お世話になります。
はい。 よろしくお願いします。よろしくお願いします~。
≪こいつ秘密 知っとるやろ絶対≫
≪おい! おい!≫
≪めちゃめちゃ ええ匂いしてる≫
≪たまらんわ。
これ なんの匂いや≫
≪あっ パンの匂いや。
パン屋さんやもん≫
先輩 「乃が美」さんっていうのは→
全国に何店舗ぐらいあるんですか?
全国にね
東京以外で→
え~っと
全国で80店舗。
(すち子・藍)80!?
うん。
そんなに?
(中井)80店舗あるよ。
すごいやんか。
すご~い。
なんで 東京には
出さないんですか?
あれちゃう?

うわ~!
どうか知らないです はい。
それは もう社長しか知らない。
あっ そう。
ここのパンって→
全部 どこで焼いてるんですか?
あっ もう全部→
あの~ 大きな工場は持たずに→
各店舗 1つずつ工場が隣接して→
焼いてるんで。 はい。これ そうや。
ああ そうそう この後ろです。ここの後ろで焼いてます。
ここで?
はい。 もう ここで焼いてますよ。
工場の方で勉強しましょうか。よろしい?
もう 仕事覚えましょ。はい。
≪作る工程さえ見れば
必ず秘密はつかめるはずや≫
<見事 製造現場への潜入に成功>
< このあとミミまで柔らかい人気食パンの→
秘密を解き明かします>
いよいよ製造現場に潜入やからな。はい。
秘密 絶対つかむんやで
わかったな。はい。
あははっ。 なんで1人だけそんなことするんですか。
礼儀正しいバイト…。なんで1人だけ。
言っといてくださいよ。どうでもええけど あんた→
全然 閉まってない。ちょっと~。
ないしょ。
わあ!
< この製造工程の中に→

ミミまで柔らかい秘密が隠されているのか?>
生地 こねたてやんか。
アイスクリームみたい。おいしそう。
もう既に おいしそう。うん。
<「乃が美」オリジナルブレンドの高級な小麦粉>
< そこへ 水 生クリームなどの
厳選された材料を練って作った→
出来たての生地>
< すると 早速…>
この生地を
この台に上げたら…。
ちょっとやってみよか?いける?
ええっ。
あっ こら あかん! こら あかん!こら あかん! こら あかん!
なんじゃ これ! なんじゃ これ!何? これ。 柔らか。
< なんと生地は普通の人なら
持ち上げることすらできない→
まるで
スライムのような柔らかさ>
おおおおっ わわわわっ。
めっちゃ混ぜてる。混ぜてる 混ぜてる。
うん 腰 グ~ッ入った。
横綱みたいやった。ほんまや。
上がった でも。
上がったね~。
(中井)出来たての生地。
す~ごい ぽよぽよ。
うわぁ~!
きれい!
≪この生地の柔らかさが→

あのミミの柔らかさの秘密なんかな?≫
≪めっちゃめちゃ
生地 柔らかいやん≫
≪なんか水枕みたいや≫
≪ちっちゃいころ熱出たら水枕してもうたな≫
≪こんなこと思い出すって
年取ったんかなぁ≫
< この…>
普通の食パンとこの材料は一緒なの?
(中井)「乃が美」の
オリジナルのミックス粉と→
生クリームとバターと
マーガリンと はちみつと→
まあ それぐらい。
まあ あとはね ちょっと。
うん。
ああ~ 卵?
ええっ!?ええっ!?
≪た… 卵を入れてない?≫
≪これは ミミが柔らかい理由の
1つに違いない!≫
なんやの。
なんやねん 腹立ってきた。
なあ。
<企業秘密なのか口を割らない担当者>
<卵を入れていない他にも→
まだ秘密が隠されているのでは?>
(中井)生地つかんで。
生地つかんで?
(中井)ここ ここ

生地つかんで切って。
つかんで。
210。
ああ 怖っ!
怖っ!
何をやっとんねん!
ああ~ 怖っ。
そんな生地の扱いしたら
生地が壊れるやん。
怖ぁ~。
(中井)あかん あかん そんなん。
びっくりした。
<生地を引っ張ると中の繊維が伸びて ちぎれてしまうため→
優しく添える程度で
決められた大きさにカット>
<生地は
こねたり切ったりする度に→
休ませることで
味が大きく変わるんだそう>
これはさぁ どこのパン屋さんでもやってると思うねん。
やっぱ こうね生地をきれいにするっていうのは。
丁寧に扱うのは。
はい。
ここじゃないような気ぃするの。
<生地を成形 そして寝かせるのはどのパン屋さんも同じ>
<2人が目をつけたのは
最終工程の焼き方>
焼きたて? これ。 すご~い。
(中井)今からオーブンに入れて焼き始める。
へえ~。

これ。
(中井)
そう これ。 このオーブンで。
これ 普通の皆さん使ってる
オーブンですか?
そう。 皆さん使ってるオーブン。
まあまあ 1つ違うとすれば[外:002883AFFE16309EC95FCD715B1E0C6D]
短い?
短く うん。
≪焼き時間が短い?≫
≪これ絶対 秘密の1つやろ≫
(中井)なんで短くしてるのか
社長しか ちょっとわからない。
その理由も社長しか知らない?
(中井)そうそうそう。
なんやの。
理由があるんや。
ほんまか?
そうか。
(中井)焼きたて触ってみ これ。
えっ いいんですか?
(中井)優しく触ってよ。
ちょっと待って。すごいんですけど。
ああ ああ!
柔らか~!
何してんの あんた。
(中井)こらっ!
柔らかいのわかるけど あんた…。
ははははっ!こら こら! お前…。
柔らか~!

商品や! うちの商品…。
結局のところは
社長しか わからへんみたいやな。
確かに。どんな人やろな。
どんな人なんやろ。
<結局 製造工程で得た→
それらしき情報は この3つ>
< そこで
2人は真相を確かめるべく→
「乃が美」本社へ潜入>
掃除しましょか~。は~い。
にしても ちょっとすごくない?
このオフィス。
きれい。
失礼します。失礼しま~す。
お掃除 入らせていただきます。
すみません。
汚れてるとこ ございませんか?
おった。社長いた。
何してはんねやろ。
YouTube見てるんちゃう?
ははははっ。
YouTube。 さっきさぁ→
秘密 もうちょっとでわかりかけたやん。
それ 全部社長や 知ってんの。ほんまや。
社長室に絶対 秘密隠されてるで。はぁ~。
はっ。動いた。 どっか行くんちゃうの?
出るな。
出た出た 出た出た。よっしゃ~。
よし どっか行った。

よし。
<秘密は社長室にあると踏んだ
藍ちゃんとすち子>
<社長が出ていったタイミングを
見計らって すかさず潜入>
ここ すごいで!何? ここ。
すごいで。うわぁ~!
ちょっと待って。 これ どんどんズブズブズブっていけへん?
ズブズブいく。底なし沼ぐらい うわ~っていく。
気持ちいい~。
めちゃめちゃ気持ちいい。
探そ 探そ。
はい。
<パンの秘密が書かれた
レシピを探すが→
引き出しには厳重に鍵が>
<他にも それらしきものは見当たらない>
≪あれ? 君ら誰?
(すち子・藍)あっ!
掃除してます。何してんの?
あの~ 掃除をねあの~ 言われてまして はい。
≪やばい やばい≫
≪バレる バレる~≫
≪あと おしっこ
漏れる 漏れる~≫
< もはや 絶体絶命>
すんませんでした。すみませんでした。
ほんとは
「乃が美」さんの食パンの→
ミミがどうして柔らかいのか

それを探りに来てました。
そんなん言ってくれたら もう教えたのに。
(すち子・藍)ええっ!?
えっ 教えてくれるんですか?
いや もう 教えれるよ。ええ~っ。
なんやねん 早よ言うてくれや。
ほんまやわ。
いやいや もうなんか怪しいわ。
ほんま すみませんでしたな。だますような感じでねぇ。
<白状した2人は
先ほど得た情報を基に→
なぜ ミミまで柔らかいのか→
その真相を尋ねることに>
先ほど アルバイトさせていただいて。ああ そやね。
卵を使ってないっていうことをお伺いしたんですけど。
やっぱり うちは
究極に柔らかいパンを→
目指して作ったんで。→
卵ってね加熱すると固まるでしょ。→
やっぱり そこに卵が入ると
中で固まるんで→
卵は外しました。
でも 卵 入ってへんけど→
なんで あんな
味 おいしいんですか?
(阪上)やっぱり その~
最大限 相性のいい→
最高級の食材を使ったんで→
やっぱり卵がなくても しっかりとうまみ 甘みが出るように。
<他の厳選した食材により→

卵で足りない分のコクや甘みをプラス>
<ミミまで…>
<更に他の2つの理由についても>
(阪上)生地は多めに
しっかりと回して 練ってですね→
そこから焼き時間をね
今度は極端に短くしたんで。
だけど
今度 焼き時間を短くすると→
ほんとは中が半焼けに
なっちゃったりするでしょ。 ねっ。
それじゃあ
おいしいパンが出来ないんで→
しっかりと
ミキシングしてるんで→
短い時間でも
しっかりと焼き上がって→
おいしく出来るんです。
へえ~っ。
< そして ミミまで柔らかい
食パンの実現に…>
なかなか
普通の職人さんやったらね→
できないし
やりたくないことを→
僕らが パンに素人やったんで→
どうしても追求したいわがままを→
いっぱい盛り込んで盛り込んで。
無理難題 言って一緒に僕と作ったんで→
このパンが出来上がったんですね。

だから その柔らかい発想で→
柔らかいミミが出来たんですね。
そういうこっちゃ。
パンのミミ 柔らかいけど もう→
気持ち しっかりした人やんな。ほんとや。
カチッとしてるわ。ありがとうございます。
ただ ちょっとだけ見た目 チャラいけどね。
いや でも あき恵さんも
謎が解けて喜んでたよな~。
(青野)あの~ すみません。はい。
吉本新喜劇の青野さんやんか。
あっ 見たことある。
あの~ 実は 去年 閉店した「信濃そば」のカレーうどん→
ちょっと食べたいなと思って。「信濃そば」?
ほら なんばグランド花月の近所にあるな→
芸人さんが
よ~う食べに行ってたお店や。
ああ~ テレビで ようやってた。
あれなんですよ。
僕はね チャンバラトリオの弟子に38年前に付いたんですけど。
それから ずっと食べ続けてきた味なんですよ。
だから
もう一度だけ もう一度だけ→
あれを
味わってみてぇと思いやして→
やって来たわけでござんす。いつの時代のしゃべり方やねん。
< なんばグランド花月の近く…>
<去年 突如 閉店してしまう
という情報が流れ→
最終日には 芸人のみならず→

長年 通い詰めたお客さんであふれ返りました>
≫こんだけ繁盛してるのに。いや やっぱり→
あれですよ。うちも よそと一緒で→
後継ぎが いないから。
しゃあない もう。
< そして 去年の11月…>
< そんな「信濃そば」のカレーうどんを→
どうしても
もう一度 食べたいという→
青野さんの依頼を担当するのは>
捜査するか。はい。
「信濃そば」の味を
もう一度 食べたいという→
青野さんからの依頼や。
<人探しが得意な探偵 スマイル>
青野敏行さんの依頼は
もう絶対や。→
ただ どうするよ。(よしたか)うん。→
とりあえず見に行きましょう。
(瀬戸)当たり前のような光景やったもんな。→
決して きれいとは言われへん門構えやけど。→
これがまた味あってええねんな。
(よしたか)電話番号も人の名前も→
全く書いてないんですよ。(瀬戸)全く書いてないから[外:002883AFFE16309EC95FCD715B1E0C6D]
(瀬戸)ちょっと誰かに聞き込もうか。→
この辺の店のつながりやったら
知ってるかもしらんな。
(よしたか)あっ そうやね。
(瀬戸)「中央軒」は?→
すみません。 あのね[外:002883AFFE16309EC95FCD715B1E0C6D]

はい。
(瀬戸)って[外:002883AFFE16309EC95FCD715B1E0C6D]
もう だから ねえ。
(瀬戸)あっ 跡取りがおらへんからという理由で やめはったんすか。
そうです。僕の聞いてるのはね。
(瀬戸)ご主人とか
どこ行かれたとか。
(瀬戸)全く わからないですか?
(よしたか)あっ そうか~。
(瀬戸)わからない?
ありがとうございます。
(よしたか)すみません。
<周辺の聞き込みを続けるも…>
(瀬戸)多分
「信濃そば」の老舗ぐらいの→
クラスでいくと「竜田屋」。
(よしたか)ああ ここもお世話になってます。
(瀬戸)伊丹!?
なるほど なるほど。ありがとうございます。
(瀬戸)わかりましたわかりました。ありがとうございます。
(瀬戸)お米屋さん?(よしたか)お米屋さん。
どんどん出てくる。
(瀬戸)ああ はいはいはい。
(瀬戸)なるほど。 そこ聞いたら
もっと詳しくわかりそうですか?
かもしれないです。
(瀬戸)ありがとうございます。→
すみません すみませんお忙しい中。
違います。(よしたか)何人ですか?
< ここで初めて→

手がかりとなる情報を入手>
(瀬戸)「信濃そば」さん。
ああ~ はいはいはい。
ちょっとね あそこ[外:002883AFFE16309EC95FCD715B1E0C6D]
(瀬戸)池田?
(瀬戸)はあ~。
(瀬戸)「むかいやまさん」。ええ。
「二」に 葉っぱの「葉」っていう。(瀬戸)はい わかります。
そこが入れてはりましたわ。
(瀬戸)あっ そうですか。
<徐々に情報が明らかになり→
捜査が動きだす>
(瀬戸)こんにちは。
(瀬戸)やっぱ そうなんすか。
ずっと はい。
(瀬戸)おじいちゃんって。
ええ~っ!?うわぁ~。
<聞けば…>
<果たして今でも関係はあるのか>
(瀬戸)正さん?
(よしたか)向山正さん。はい。
はい。
(瀬戸)会いたいんですけど。
<連絡先は知らなかったが→
向山正さんという フルネームが判明>
<名前を頼りに池田市に向かい→
住んでいる場所を調べることに>
(瀬戸)さあ 池田に着きました。
あっ そうですね。
(瀬戸)ちょっと

何か手がかりの場所 探そう。
< しかし
電話ボックスに電話帳はなく→
2人が次に向かった先は…>
<果たして市役所で 正さんの住所を→
入手できたのでしょうか?>
(瀬戸)OKです!
(瀬戸)よっしゃ よっしゃ。
そうですよね。間違いないと思います。
見せるな。
はい すみません。
テンション上がって
ごめんなさい。 ごめんなさいね。
< ついに
正さんの住所を突き止め…>
< しかし…>
家の前で 車の中で待ちましょうか。
そうですね。
そうっすね。
< そして
張り込みすること1時間>
< そのとき>
(瀬戸)帰ってきましたね。
(よしたか)
行きましょう 行きましょう。
(瀬戸)
行こう行こう 行こう行こう。
(よしたか)行きましょう。
(よしたか)あっ いてはる。
(瀬戸)あっ ああ!

(よしたか)すみません。
(瀬戸)どうも。
(瀬戸)すみません。(よしたか)急に。
爆破予告じゃないですか!
今度は爆弾?
私 NMB48に
潜入する。
♪♪~
いつまでセンターでおれるかなとか→
心配になりません?
絶対 大スターやで。
見本 見せてみぃ!
はあ?
何すんねん。
危ない!
みんな動くな!
NMB48はしばらく活動休止とします。
NMB48のステージは
誰にも邪魔させへんからな。
あいちゃん
焼き芋食べるか?
(瀬戸)すみません。
(よしたか)急に。
(瀬戸)すみません。(よしたか)すみません 急に。
(よしたか)どこがいいかな。ちょっとこれ斜めになってるけど。
(向山)いいよ 別に。(瀬戸)いいですか 大丈夫ですか。
(スタッフ)あっ じゃあ どこでも…。(向山)どこでもいいよ。
(瀬戸)いいですか?
ありがとうございます。
<捜査開始から6時間

ようやく…>
(瀬戸)青野さんお待たせしました。(よしたか)うわ~。
(瀬戸)覚えているでしょ。
(よしたか)わあ~。
(よしたか)いやいやいや もう。覚えてますよ。
(瀬戸)
青野さんのこともご存じですか。
いや~ もう…。
(よしたか)確かに毎日 忙しかったもん。
(瀬戸)毎日 難波の街を自転車で駆け回っていましたからね。
(よしたか)「[外:9C8C1FF659B439F73C65CF4766AB2F14]信濃[外:BA37F6B56D8FC8980C8236DE9894FA61]です」言うて。
< やっとの思いで会えた正さんに今回のお願いを伝える>
カレーうどん。
どうにか 何か…。
この際 そういうことは もう。
(向山)いやいやいや。
そんな そんな。
(瀬戸)ほんとにお願いします!
(よしたか)僕らも食べたいんです。
(向山)いやいやいや
まあ そう言わずに。
堪忍して。
もう これ…。
(よしたか)大好きな あのおそばをうどんを食べたいんです。
< もう厨房には立たないと決めた正さん>
< その決意は固かったようで>
< ただ このまま帰るわけにもいかないスマイル>
まあ しゃあないわ。
(瀬戸)えっ!
(瀬戸)レシピを僕たちに

教えていただけるんですか。
< なんとカレーうどんのレシピを教えてもいいという正さん>
(瀬戸)「三信」という鰹屋さん。(よしたか)「三信」の鰹屋さん。
(瀬戸)うどんは「二葉」さんね。
(瀬戸)肉は「せきぐち」。
(よしたか)「せきぐち」。
(向山)カレーは もう別にあれやけど。
(よしたか)「エスビー」のカレー。(瀬戸)あっ そうなんですか。
(向山)それはもうずっと使ってるやつだから。
(瀬戸)なるほど なるほど。→
これがあの味を出してくれるんですね。
<レシピを
事細かく教えてもらう>
< しかし 1つ気になることが>
(瀬戸)軽っ! うそ~。
(向山)大丈夫 大丈夫。
(瀬戸)いいんですか?
< ということで 大阪に戻り
食材を集めるスマイル>
< そして よしたかの実家
「仲村食堂」で調理することに>
<同じ食材で「信濃そば」の…>
まずは お水の状態に→
昆布を入れて
出汁を作っていきましょう。
(瀬戸)いうたら よしたかも
調理師免許 持ってるもんな。
(よしたか)はい。
(瀬戸)その経験 生かしてや。→
より近づけなあかんからなほんまに。

(瀬戸)OKやな?量とか大丈夫やな?
<次に 出汁の決め手
「三信削鰹」で→
特別に
ブレンドしてもらっている鰹節を…>
<早速 出汁を味見してみると>
(瀬戸)だいぶ よさそうな気するけど。
うん。
(瀬戸)どない?
これは だいぶ 出汁と… 魚の。
ちょっと[外:002883AFFE16309EC95FCD715B1E0C6D]
(瀬戸)うどん屋の店主やもんな。→
出汁として いけてるのかどうか。お父さん おんの?
(よしたか)あっ お父さん。→
よしおお父さんです。(瀬戸)お父さん こんにちは。
(よしたか)舌 麻痺してる?
(瀬戸)あかんやん。
(よしたか)大丈夫?
(瀬戸)あかんやん。
(よしたか)えっ そうやったん?
(瀬戸)一応プロの人として見てほしいんですよ→
出汁 これでいいのか。
(よしたか)大丈夫? いけてる?→
大丈夫?
(瀬戸)ほんまですか?(よしたか)ほんまに?→
いけてる?
いける いける。
(瀬戸)
大丈夫? この2人だけの確認で。
< その後も レシピどおり

調理を進める よしたか>
< お椀半分のザラメを入れて→
更に 同じ量の 味の素も投入>
< そして 薄口醤油を入れれば
うどん出汁の完成>
(瀬戸)香りは
めっちゃええ香りするよ。→
さあ 近づいてるというか
そのまんまのレシピでやってるから。→
どうや?
あっ これ…。(瀬戸)出てる?
(瀬戸)「信濃」の味が出てる?
(よしたか)「信濃」の味が よみがえってくる。
はい! あっ これや。
(よしたか)これですね。
(よしたか)口になってるよね。
(よしたか)あっ ああ~しゃしゃり出てきた。→
お父さんが急に。
(瀬戸)どうですか? お父さん この出汁。
(瀬戸)「うちより美味いわ」。
はっきり言うた。
(よしたか)それは言うたらあかん。(瀬戸)はっきり言うた→
「うちより美味い」って。
(瀬戸)これ! いいぞ 「信濃そば」。
うわっ 懐かしい。(よしたか)これや!
< そして
出汁に肉とネギを入れて→
「S&B」のカレー粉を投入>
香りがね あの香りに。→
ほんまに懐かしい香りしてきた。

(よしたか)「信濃」のカレーうどんの香りがしてきました。
< いよいよ 最後の仕上げ>
<ポイントはかたくり粉ではなく→
水で溶いた小麦粉で とろみづけ>
(瀬戸)よし これでいこう。→
よいしょ。 よいしょ~。→
これやな!見た目は今のとこクリアしてるな。
(よしたか)ばっちりや これ。
(瀬戸)大丈夫と思う。→
めちゃめちゃいいかもしらん。
< ついに 全く同じ材料とレシピで作り上げた→
カレーうどんが完成>
< まずは よしたかが試食>
(瀬戸)どや?
<去年閉店した「信濃そば」と全く同じ材料とレシピで→
作り上げたカレーうどん>
<果たして 味は再現できたのか>
(瀬戸)どや?
(瀬戸)マジで?(よしたか)うん 肉の感じも。
(瀬戸)「信濃」?
(よしたか)「信濃」 これ。
(瀬戸)ほんまに?
(よしたか)うん。
あっ!
あっ これは…。
うわっ! ちょっと待って。
(よしたか)あの味が よみがえってきた?
(瀬戸)うん。
(よしたか)わあ 「信濃」食べてる。
(瀬戸)懐かしい。 これや。

<スマイルこん身の一杯が完成>
<果たして 38年間
食べ続けてきた青野さんを→
納得させる味なのか?>
< なんばグランド花月に向かい…>
< そして
依頼人 青野さんが待つロビーへ>
すみません。
どうも。
どうでしたですかね?
まあ…。
しかし!
はいはい はいはい。
やった!
ええ~っ!?
< いよいよ…>
<果たして38年通った青野さんの舌を→
満足させることはできるのか?>
あはははは。
いやっ!
わあ~ すごい!
(瀬戸)見た目 どうですか?(青野)ちょっと いや この…。
うわっ ああ~!
(一同)ははははは!
(すち子・藍)うわ~!
「香ってみ」って言われた。
(よしたか)「香ってみ」。
(青野)えっ いくで。 ええ?
(よしたか)はい はい。
(瀬戸)食べてください。

これ 置いとくわ もう。→
出汁 ちょっと
いただいてみますね。 いきますね。
(青野)出汁 ちょっと
いただいてみますね。 いきますね。
ごほっ…。
(一同)ははははは!
もう これ… ええっ ちょっと。
うわ~。
(瀬戸)そうですか?
ちゃんと信濃うどんの味。
「信濃」…
(よしたか)やった!間違いない!
(瀬戸)そうですよね。
(瀬戸)いや~ よかった!よかった。
すばらしい!
汚っ!
汚っ。 口から出た。
すばらしすぎると言ってもいいでしょう。
<探偵 スマイル
見事 青野さんの依頼に→
応えることに成功>
いや~ 身近な食べ物にも→
いろいろ謎があるんやね。ほんまやなぁ。
ちょっと ちょっと~!どないしてん? 今度は。
どうしても見たい番組がね→
もうすぐ始まんのよ。テレビつけて。
リモコンがないで。
何してんの もう~。
乳の下にありました。

どこに挟んどんねん お前は。
とにかく貸して。 よいしょ!
(リンゴ)このあと「ハイヒールの極上の妻たち」を放送します。
(モモコ)美を誇る極上の妻や
お金を稼ぐ妻→
更には趣味と教育を極めた
すっごい妻が登場します。
(リンゴ)なんかモモコの秘密密着
みたいなんもあるんですけども。→
何? これ。 目が離れてるっていう奥さんを特集すんの?
(モモコ)なんで そんなん特集すんのよ。 見てください。
2018/03/17(土) 12:54〜14:54
MBS毎日放送
よしもと新喜劇 女子高生探偵あいちゃん 映画公開記念SP[字]

前半はおなじみ新喜劇!「なんてっ探偵、名探偵!?」▼本日より映画公開記念!すっちー&酒井藍が551・乃が美に潜入!!信濃そば…その後大調査!2時間スペシャルで〜す!

詳細情報
番組内容
【新喜劇】「なんてっ探偵、名探偵!?」
旅館の主人(島田一の介)に殺人を予告する脅迫状を送ってきた犯人を探すため、女将(浅香あき恵)に雇われ従業員として潜入捜査にやってきた探偵の川畑(川畑泰史)と高校生の娘の藍(酒井藍)。次から次へと怪しい人がやって来る中、父の捜査を手伝おうとする藍だったが、なにかと失敗ばかり。果たして川畑は脅迫状の犯人をつきとめる事が出来るのか!?
 
番組内容2
【大阪ド定番グルメ噂の真相大調査】
とある大阪の商店街にある川畑探偵事務所。暇を持て余す川畑と娘の藍の元へ持ち込まれた大阪の定番グルメへの疑問。近所のおばちゃん・すち子(すっちー)からの「久しぶりに551の豚まん買うたら、皮が部厚なってない?」や隣りのあき恵(浅香あき恵)から「乃が美の食パンのふわっふわっの秘密を調べて!」と依頼が。食べ物には目のない藍が調査に行くことに…!
出演者
【新喜劇】
川畑泰史/島田一の介/浅香あき恵/松浦真也/森田まりこ/今別府直之/清水啓之/諸見里大介/もりすけ/山田花子/宇都宮まき/中條健一/金原早苗/レイチェル/吉田裕/信濃岳夫/ジャボリジェフ/音羽一憲/小西武蔵/鮫島幸恵/小寺真理/酒井藍
 
出演者2
【バラエティー司会】
小籔千豊・酒井藍
【ゲスト】
勝俣州和・河北麻友子
【出演】
すっちー・川畑泰史・島田一の介・浅香あき恵・島田珠代・吉田裕・松浦真也・森田まりこ
 
公式HP
【公式HP】
http://www.yoshimoto.co.jp/shinkigeki/
【番組HP】
http://www.mbs.jp/shinkigeki/
【twitter】
@shinkigeki1
https://twitter.com/shinkigeki1
 
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。


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バラエティ – お笑い・コメディ
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