2019/06/13(木) 22:30〜23:20 世界はほしいモノにあふれてる「心動く絵本を探す旅 イタリア・ボローニャ」[解][字]

「世界はほしいモノにあふれてる」今回の舞台は…
卒業生の目印は
月桂樹の葉っぱでできた王冠。
♪♪~(演奏)
学者だけではない。あのモーツァルトも この地で学んだ。
そんなボローニャで探すのは…→
絵本! 実はボローニャは「絵本の聖地」とも言われている。
「ボローニャ・ブックフェア」が
そのゆえんたるもの。
この地を訪ねるのは
ベストセラー児童書 編集者…
顔の形がお尻に似ている探偵の物語を
世に送り出した人物だ。
フランスやフィンランド チェコなど
7か国で翻訳出版され→
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
そんな高林さんが今回 ボローニャで探すのは→
果たして すご腕編集者は
どんな絵本を選び→
私たちに新しい世界を
見せてくれるのか?
最新の本を巡る情報交換や
版権の売買を行う。
さあ いよいよ 商談スタート。
まずは ユニークな企画を生み出すことで知られる→
担当者も粘る。
例えば 買い物をする場面。
母親が眠気を抑えながら
会議をしている間→
世界トップクラスの売れっ子作家


アメリカのジェフ・キニーさん。
児童書「グレッグのダメ日記」は→
あの手この手で絵の売り込みにやって来るのだ。
連絡先を添えた 名刺代わりのイラストが
壁一面を覆い尽くす。
ハーイ!
売り込みを続けている。
絵の多様性を
より感じてもらうのが ねらいだ。
ハーイ はじめまして。
そうですね。
そう あの「かいけつ〇〇」!
「モチモチの木」…
「半日村」っていう本 知ってる?
山があるせいで→
日が半日しか当たらないから
寒いのよ その村が。
でも最終的に
村人みんなで山削ってって→
半日村じゃなくなるっていう。
アハハハ そうなんだ。
みんなで力を合わせれば
いろんなことが…→
山も動くみたいな話なんだよね。
1冊目が この「まるまるまるのほん」っていう。
読みますよ。 「こんどは ほんを
ちょっと ゆすってみよう」。
…ってなると動くの?
動くのかな?まるまるたちが。
楽しい!


「みぎに かたむけたら…?やってみる?」。
一つの形なのかなっていう意味で。
いい本。
「世界はほしいモノにあふれてる」
後半の旅 スタート。
イタリア ボローニャ。
ヨーロッパ最古の大学が生まれたイタリア文化の象徴ともいえる街。
そんな街で 今回探すのは 絵本!
実は ボローニャは「絵本の聖地」とも言われる。
55年以上続く 世界最大の児童書見本市
「ボローニャ・ブックフェア」が→
そのゆえんだ。
この地を旅するのはベストセラーを生み出す男→
顔の形がお尻に似ている名探偵の物語を
世に送り出し→
シリーズ累計発行部数
600万部超えの大ヒット。
(高林)そういうものを「心動く本」なのかな
っていうふうに思ってます。
(原)今風な…
ブックフェア 初日。
氷の上で歌やダンスを披露する
コンテストを開催。
ひとりだけ「自分には才能がない」と
参加しないヒキガエル。
続いて訪ねたのは 斬新な企画が得意な
フランスの出版社。
床の上で自由に広げられる
赤ちゃんが触って楽しめる絵本。
カラフルな絵本が多い中

高林さんが目をとめたのは…。
もしかしたら 言葉にできない思いを
涙で伝えているのかもしれない。
人には見られたくない涙かもしれない。
そして ラストには…。
その時!
会場で 思いがけぬ人と出会った。
代表作は…。
原先生は そのシリーズを描いてる人なんだぜ!
去年まで 小学生が学校で読む人気の本