2020/12/06(日) 06:45〜06:50 Nスペ5min.「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」[字]











全国に 100万人いるとされる ひきこもり。
その半数以上が 中高年です。
ひきこもりの人の高齢化が進む今新たな課題が浮かび上がっています。
収入を支えていた親がいなくなり
生きるすべを失った子が亡くなる→
ひきこもり死が 相次いでいるのです。
自治体はこの問題の難しさに直面しています。
ひきこもり支援をしている
石橋真由美さん。
去年 担当していた2人が亡くなりました。
問題を難しくする最大の理由が本人の支援拒否です。
この日 訪ねたのは
支援を拒んでいる50代の男性の家。
半年前から収入が途絶え
ひとつき以上 連絡が取れていません。
(ノック)
こんにちは~!
本人の同意がなければ
プライバシーや人権への配慮から→
強制的な介入はできません。
石橋さんは心配していることを伝えるメモを→
ドアに挟み込みました。
独自に行ったアンケートによると→
支援を拒む人は 70%以上。
働いていない負い目から→
支援を受ける資格はないと考える人も
少なくないといいます。
千葉県で ひきこもり支援を行う
田中君[外:9F993F913CD0614A3A965D74E0F4C8D1]さん。
去年 訪問していた48歳の男性が


亡くなりました。
本人の気持ちより
仕事につなげることを優先するあまり→
男性は
より心を閉ざしていったといいます。
以来 田中さんは
関わり方を変えようとしてきました。
今 田中さんは 時間をかけて→
本人の意欲につながる糸口を見つけようとしています。
何度も面談を重ね
少しずつ意欲を取り戻した人がいます。
高校卒業後に就職しましたが→
人間関係が うまくいかず 5年で退職。
その後 20年以上 ひきこもり
自殺も考えたといいます。
今は 週3日 同じように 社会での挫折を
経験した人と過ごしながら→
地元の社会福祉法人の
手伝いをしています。
周囲に助けを求められず
追い詰められていく ひきこもりの人たち。
田中さんは そうした人たちと共に
歩んでいきたいと考えています。
2020/12/06(日) 06:45〜06:50
NHK総合1・東京
Nスペ5min.「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」[字]

NHKスペシャルの魅力を5分間に凝縮した「Nスペ5min.」。今回は『ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族』のダイジェストをご紹介する。

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番組内容
NHKスペシャルの魅力を5分間に凝縮した「Nスペ5min.」。今回は『ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族』のダイジェストをご紹介する。


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