2020/12/07(月) 08:00〜09:55 グッとラック! コロナで看護師から悲鳴 深刻な現場

日本にないんですよ。
結局、医療現場とか自治体に任せて
自治体、今、吉村さんも要請、お願いになっているじゃないですか。
僕はこういうときに、医療従事者の
方には申し訳ないですが
頑張っていただきたい思いがある
んですが、ある意味、強制的に
人を動かす、その代わり
お金の面でもきちっと補償するという仕組みが
本当は第1波、第2波のときに、そ
ういう法律を
特措法の改正で、そういう法律を作
っておくべきだったんですよ。
今慌ててもしようがない。
神田≫強制的に人を持ってきて頂くというのも
いいかと思うんですけど、
過酷で、賃金がそんなに高くない状況で
離職者が増えてしまう以外にも、
コロナ患者を見ているということで
差別になってしまって、結局、家族
のためにその職を
離れる方も多いじゃないですか。
その差別意識がいまだにまだ、なくなってないというのも
ひとつ問題なのかなというのは、ち
ょっと感じています。
橋下≫これは国民の意識なので
すぐに変わるかというと
なかなかすぐに変わらないところ
もあるんでしょうけど、
僕らもそういうの、一生懸命言わな


くちゃいけないですけど、
でも、人を動かすというのがある意
味、権力なんですよ。
お金をつけることで人を動かす準
備というのは権力なんですが
そこを政治がすごい嫌がるんです
よね、責任取らされるので。
でも、それをやらないと。
結局、できる自衛隊の
看護師さんのところだけ頼ってい
るんですけど、
僕は、公立病院含めて国が強制的に
人を配置していくということを
責任取ってやるべきだと思います
よ。
志らく≫他に方法は今のところ考
えられないですもんね。
橋下≫今、コロナに対応している病
院のところのそれこそ
定員の3倍くらいに人を増やして
あげて
3交代制にしながら、お給料も当然
上げるとか、
そういうことをやるのが政治の役
割りだと思うんですけどね。
淳≫お給料は下がっていっている
んですもんね、
ボーナスも下がって。
ハセン≫一方で月50万円という給与を提示して
募集しても集まらない現状もある


と。
志らく≫そこにECMOを見たこ
とがないとか、
いろんな悪条件が重なってしまっ
て、
先生、今、大阪はどういう状況なん
ですか?
小林≫大阪は今、非常に今、厳しい
状況でして
今まで大阪モデルといっていた病
床の使用率、1~2週間で
確保できるというのは68%ぐら
い。
実際に今は86%まできていると。
東京とかですと、近県にある程度大きなところもありますし
多少、融通が利くようなケースもあ
るんですが、
大阪になりますと兵庫とかの
周りも結構多くの方が動員されていますし
かなり厳しい状況に今、なっている
ということが現実だと思います。
橋下≫強制というものがないと、そ
れぞれの自治体が
自分の自治体のことを考えざるを
えないので、
近隣府県、看護師の派遣、やってく
れてるんですけれども
それがどうしても1名、2名とかに
なってしまうので
ここはもう、強権的、強権っていう

と批判あるかもしれないけど
ある意味強制的に人を動かすとい
うことは必要だと思いますけどね。
小林≫コロナの現状ですと、今、大
都市圏だけが厳しいだけじゃなく

意外にその周りもいろんな形で近隣も地方も
ある程度、本当にキャパがない状態
で、
そこに人を充てなきゃいけない。