2020/12/07(月) 16:35〜16:50 【連続テレビ小説】純情きらり(118)「来ぬ春を待ちわびて」[解][字]
♪♪~(テーマ曲)
♪♪~
(かね)桜子さん。(桜子)はい。
ありがとうね。
お母さん…。
(マサ)<昭和20年
来ぬ春を待ちわびたように→
かねは 息を引き取りました>
♪♪~
(徳治郎)桜子 お前
これから どうするつもりだん?
お母さんの遺言どおり→
あの店に残って達彦さんを待ちます。
(徳治郎)ほいじゃが→
坊ちゃんは もう戦死されたっちゅうじゃないか。→
ほいでも お前 店に残るのかん?
こん若さで 何で こんな事に…!
おじいちゃん。
私は 後悔なんかしとらんよ。
むしろ 達彦さんと ちゃんと
結婚しやあへんかった事が→
心残りだよ。
私は これから あの店でずっと生きていきます。
ほいだって あの店におれば…
私は ずっと→
お母さんや達彦さんと
おれるんだもん…。
寂しくなんかないよ。
♪♪~
この度は
ご愁傷さまでございました。
♪♪~
(利雄)おい! お邪魔しますよ!
(タネ)桜子さん。 ご苦労さん。
どうぞ お母さんにお別れをなさって下さい。
そんな事
あんたに言われたくないわ!→
あんた 勝手に葬式を
進めとるようだけど→
あんたは もともと
達彦さんとは 結婚しとらん。→
喪主になる資格は
ないはずだよ。
喪主は 私が
やらせてもらいます。→
「山長」の女将の葬式なら
盛大にやらんといかん。
お寺へのお布施や お客さんの
あしらいに お金がかかります。
金庫の鍵 出してちょうだい。
(野木山)ちょっと それは…。
若女将。
その前に きちんと お母さんに→
お別れを なさって下さい。
お母さん…。
血も つながっとらんのに
お母さん お母さんって。→
姉さんの亡くなる ちっと前に来て
看病したぐらいで→
大きな顔 せんでくれる!?→
大体 あんたは姉さんが倒れてから店に入り込んで→
姉さんを くるっと
丸め込んでしまった。
初めっから うちの身代が
目当てだったんじゃないのかん!?
そんな…。
♪♪~
分かりました。
金庫の鍵は すぐに お渡しします。
お葬式の差配も お任せしますで
どうぞ ご存分になさって下さい。
♪♪~
2020/12/07(月) 16:35〜16:50
NHK総合1・東京
【連続テレビ小説】純情きらり(118)「来ぬ春を待ちわびて」[解][字]
昭和初期から戦中戦後、愛知県岡崎と東京を舞台に、有森桜子が時代に翻弄されながらも音楽への情熱を絶やさず生きる姿を描く。2006年放送の連続テレビ小説。
詳細情報
番組内容
かね(戸田恵子)亡きあと、桜子(宮�アあおい)はおかみとして店を仕切ろうとするが、タネ(秋山菜津子)が法律を盾におかみの座を横取りする。タネは経営効率を上げるため、従業員の解雇を宣言。仙吉(塩見三省)たちはタネを後継者と認めず、桜子がおかみを継ぐべきと主張。後継者争いで立ち行かない山長にお上から配給差し止めもありうるとの連絡が入る。山長の先行きを真剣に考えた桜子は、店から身を引くことを決断する。
出演者
【出演】宮�アあおい,室井滋,戸田恵子,秋山菜津子,八名信夫,塩見三省,【語り】竹下景子
原作・脚本
【脚本】浅野妙子,【原案】津島佑子
音楽
【音楽】大島ミチル
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ