はい。高山 来たことありますか?
初めてです。
初めてですね。
随分前に 一回 ちらっと
通ったことはあるんですけどね。
ほとんど だから 分かんないです。
ここ いいなあ。(笑い声)
来りゃよかったな。
来りゃよかった。
タモリさんがいるのは 岐阜県北部の高山。
飛騨地方を代表する 観光のまちです。
(鳥の鳴き声)
へえ~。
(鳥の鳴き声)
フフフフフ…。
「スキヨシ」って言ってます?
おっ 来ました。タモカメが来ました。
タモカメ来ました。
何でしょうか?
え?
「アゲアゲの飛騨! そのヒミツは?」。
何だ? 「アゲアゲ」って何だろう?
エヘヘヘッ。
あっ おはようございます。
(田中)おはようございます。
長年 高山の古い町並みの
保存活動に携わってきました。
飛騨牛のステーキが大好物です。
(田中)はい。
昨年 いらっしゃいました。
400万人?
はい。 すごい…
あっ そういう意味ですか。はい。→
それで ちょっと…
ほとんどが これ 失われてますね。
「北陸道」とか
こう 書いてありますけども。
こちらは 「延喜式」という平安時代の書物。
朝廷が定めた 国のランク付けが記されています。
「伯耆」「石見」。
ここ…
(田中)「下」と。
サゲサゲ!(田中)おっしゃるとおり。 サゲサゲ。
下々ですね。
ああ そうですか。
当時 国のランクは
主に 米の収穫量で決められていました。
そのため 平地の少ない飛騨は
「下の国」とされていたんです。
それでは…
はい 行きましょう。
始まりました 「ブラタモリ」!
舞台は 岐阜県 飛騨。
その中心地 高山には
美しい町並みが広がっています。
名物の飛騨牛も おいしいですよね~!
更に 飛騨の山中には世界最先端の研究施設もあるんです。
でも 「下の国」と呼ばれた飛騨は→
どのようにアゲアゲの地になったんでしょう?
タモリさんがブラブラ歩いて
解き明かします。
今日は飛騨で「ブラタモリ」!
♪♪「ハロー ハロー お元気?」
♪♪「今夜 なにしてるの?」
♪♪「TVなんか 見てないで」
♪♪「どこかへ
一緒に行こう」
♪♪「だからもう
I love you so」
♪♪「I’d love to be back
in your heart」
♪♪~
タモリさんがいるのは重要文化財の建物が並ぶ 古い通りです。
ここを通学するの いいでしょうね
これ 青春の思い出にね。
こんないいとこ なあ?
重要文化財の前を スーッ。
(田中)
褒めて頂いて ありがとうございます。
「下の国」だった飛騨に なぜ
このような美しい町並みができたのか?
まちを歩いて そのナゾに迫りましょう!
(田中)この道を ちょっと見て…。
ああ そうです。 それで…
はい。へえ~。
すごいですね 早いですね。
(笑い声)
見えるね こっからね。
かつて この山の上には→
高山城という
お城がありました。
1588年 戦国武将の金森長近が
城を築き始め→
城下町も つくりました。
江戸時代には人口が1万2000に達したといいます。
第1次?
小さな村しかなかったんですが一気に城下町ができて→
「下々」から
「第1次アゲアゲ」ということに。
第1次アゲアゲの時代。