生字幕放送です。一部、字幕で表現しきれない場合があります。
西川≫全国の皆さん、こんにちは。
今日も始まりました。「ごごナマ おいしい金曜日」。
大阪のNHKから
元気いっぱいにお届けいたします。
岩槻さん
今日もよろしくお願いします。
岩槻≫さあ、今日は
いつもとはちょっとひと味違う
「ごごナマ」で
お届けしたいんです。
では、師匠、ひと声お願いします。
西川≫いきましょう。
「おちょやん」スペシャル!
岩槻≫連続テレビ小説「おちょやん」。
放送開始から
ちょうど2週間たちましたよね。
今日はその魅力をたっぷりと
お届けします。
もちろん、皆さんは
当然ご覧になっていますよね?
浜本≫もちのろんですやんか!
めちゃくちゃいいですね。
あの子役の暖乃ちゃん。
いやあ、衝撃的!
演技、うまいよね。
西川≫何歳か知らんけどね
まもなく75歳になる男を
こないに泣かせたらいかんわね。
浜本≫泣くといえば
泣きましたよ。
岩槻≫三戸さんといえば…。
西川≫三戸さん出てましたね!
三戸≫ありがとうございます。
千代ちゃんの実のお母さん役をやらせていただきました。
浜本≫最初、お母ちゃん役で
出たんですよって言われて
あ、ほんまっていいながら
三戸ちゃんがお母ちゃん?って
思ったんですけど見たら
ちゃんとお母ちゃんやったね。
三戸≫お母ちゃんに
見えるかが不安でよかったです。
西川≫ドラマの力ってすごいね。
この三戸ちゃんがお母さんになっていたね。
岩槻≫三戸さん
声が低いんだって
分かりました。すてきでした。
今日は、「おちょやん」にご出演中の
あの俳優さんにも
お越しいただくんです。
三戸≫「おちょやん」をまた
温かくしてくれる人なんです。
岩槻≫「おちょやん」に
欠かせない方です。
「おちょやん」ですが
ストーリーをご紹介しましょう。
道頓堀に奉公に出ていた
竹井千代が
芝居の世界に出会いまして
大阪のお母さんと呼ばれるまでに
大女優として成長するお話です。
見逃した方も楽しめるように
これまでの放送をまとめています。
物語の始まりは大正時代の大阪、南河内。
千代≫今度は、われが
うちらを食べさす番や!
岩槻≫主人公の千代は
養鶏をなりわいにする
貧しい家に育ちました。
テルヲ≫おお、千代、酒や酒。
岩槻≫父、テルヲは
ろくに仕事もせず
酒におぼれる毎日。
岩槻≫幼いころに母親を亡くした千代は
弟の世話と家事に追われて
学校にも通えません。
そんなある日…。
栗子≫こんにちは。
千代≫はあ~!?
岩槻≫新しい母親、栗子は
家のことは一切しません。
それどころか…。
千代≫ヨシヲは
ここに置いておいとったって。
お願いや。ヨシヲにだけは
ええお母ちゃんでいてやって。
ほしたら、うちは…。
うちはすぐにでも出ていくさけえ。
お願いやさけ!
ヨシヲ≫姉やん、姉やん…!
千代≫お父ちゃん!
テルヲ≫なんや名残惜しいんけ?
岩槻≫千代がやって来たのは
芝居の街、大阪・道頓堀です。
千代≫道頓堀、ええとこや~!
岩槻≫千代の奉公先は芝居茶屋、岡安。
芝居を見に来た人に食べ物や
お酒を提供するお仕事です。
≫岡安のご寮人(りょん)さん