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（こころ）
ようこそ！ ぼくの本だなへ。
ここには みんなが ワクワクするような
おはなしが い～っぱいあるんだ。
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ぼくは 案内人の こころだよ。
みんな よろしくね！
（ぽんちゃん）うわ～！
こころく～ん たいへんだ～！
もうダメだ～！ ポンポーン！
ぽんちゃん
そんなに あわてて どうしたの？
こころくん あのね あのね→
友達のカラスくんがすっごく意地悪で こまってるんだ。
そうなんだ。 何があったの？
ぼくが 友達を集めて→
みんなに こころくんから聞いた
おはなしをしていたんだ。
そうしたら カラスくん
「おまえの話し方だと→
全然 おもしろくね～よ！」って
言うんだ。
あ～ もうダメだ～…。
カラスくん ひどいこと言うね。
ぽんちゃん
いっしょうけんめい おはなししてるのに。
それでね もっと おもしろいおはなしを
こころくんに聞いてこいって言うんだ。
そうしないと 仲間外れにするぞって。
こころくんぼくに新しいおはなしを教えてくれる？
わかった。 そうしたら…。
このおはなしで いこう！
ほうき…？
お掃除でも するの？そう！
じゃあ ぽんちゃん いくよ！
「ヒカルの掃除」 始まれ ポン！
ポンポーン！
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（セミの鳴き声）
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（ヒカル）＜ヒマワリが大好きだった ママ。→
今年の花が さく前に事故で死んじゃった＞
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＜今は パパと２人で くらしてるんだけど…＞
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＜ママが いたころはおうちも きれいだったのにな…＞
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（ため息）
＜ママが いつもつけてた イヤリングも→
かたっぽ 見つかんないまま＞
（ため息）
＜ママのことが大好きだった パパ。→
前は もっと
かっこよかったんだけど…＞
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心の声 ママに… 会いたいな。
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（下校のチャイム）
（樹）バイバーイ。
バイバーイ。
（樹）ママ！
（樹の母）あっ 樹！ おかえり。→
（樹）ただいま。
楽しかった？うん。
ヒカルくん ありがとうね。
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あ～っ！
≪（女性の声）ヒカル…。
（風の音）
≪（女性の声）ヒカル…。
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ママ？
♪♪～
ママ～！
♪♪～
ママ！
♪♪～
（風の音）
（鳥のさえずり）
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（照心）
しっかり しぼるんだ。
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（照心）板の目に そって ふくんだ。
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見えないところが 大事なんだぞ。
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だあ～！
（風の音）
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よしっ！
♪♪～
よしっ！
（掃除機の音）
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（風の音）