2019/02/15(金) 18:15〜19:00 キャスト[字] 大自然が織りなす関西最大級の“氷ばく”見学ツアー▽井上公造の芸能情報

番組の一部に字幕のついていない部分があります。ご了承ください
「大阪都構想」を巡る維新と公明
の協議が
依然として折り合わず、4月に知
事・市長選挙の出直し選となる可
能性が高まりました。
大阪維新の会の代表大阪府の松井
知事と、
吉村市長らはきのう夜、公明党の大阪府本部の幹部らと会談。
大阪市を廃止して、4つの特別区
に再編する
「大阪都構想」の住民投票を、
知事・市長の任期内に実施することを
文書で約束するよう求めましたが、
公明側が拒否したということです。
交渉が決裂したことで、松井知事
と吉村市長は
任期満了前に辞職し、4月の
府議・市議選にあわせて、知事選と市長選の
ダブル選挙に臨む構えを強めてい
ます。
松井知事は選挙を前倒しする場合、
知事と市長の立場を入れ替えて出馬することを示唆しています。
木原コメンテーターです。
木原さん、
まずなぜこの時期に
維新と公明は協議を行ったんでしょうか。
松井知事と吉村市長は、
来年度の予算を仕上げてから進退を判断すると。
きのう大阪市の予算は発表されま


した。
来週の月曜日に
大阪府の予算も発表されますので、ここで一段進むわけですね。
とりあえず予算はつくりましたよ
ということなんです。
となると、次の焦点となってくる
のは、
いつになるか。
金曜日。
来週の金曜日ですね。
都構想の法定協議会が行われるんです。
ここで、維新は
委員間協議といいまして、
議員同士の討論に入りたいと言っ
ている。
今協議会でやっているのは、事務
方の質問をやっているんですが、
公明はまだまだ事務方に聞きたい
ことがあるので、
事務方質問を続けたいといって、
この調整をするために会談を持ったんですが、
結局もの分かれに終わった。
議員と議員の間で協議をする段階、
そして案ができる段階、
ここに行きたいのが維新。
でも行かせたくないのが公明党と
いう感じですよね。
こうなってくると、
なかなか折り合うことがないんじゃないかと思うんですが。
来週の金曜日に委員間協議に入れ


なければ、
辞職をする可能性が高いと思いま
す。
一方で、
委員間協議に入る可能性も残っているわけですね。
そうすると、最終的な期限は、
知事は3月の10日、
市長は3月13日までに辞職しな
いと、
間に合わないということになって
いますので、
ですからこの間、
あと2回協議会をやろうとしている。
どっちかがやめるということはあ
り得ないですから、
事実上3月10日までにはどうす
るかということが決まってきそう
と。
それまでに少しでも進めておいて、
出直し選をするにせよ、
しないにせよ、
少しでも統一選に持ち込みたい維
新と、
それに抵抗している公明党という
構図になっているんです。
選挙はまた秋にやらなきゃいけな
くなりますよね。
珍事はクロスして出る方向を
強く示唆しています。
というのは、費用が

もしクロスして出ると、そこから4年間、
任期があるので、
統一選と知事選市長選が同じになるので、
費用は節約できるだろうと。
ただ、
府知事と市長の仕事って違います
からね。
お金の問題だけではありません。
選挙に大義があるかどうかは別の
問題だと思います。