番組の一部に字幕のついていない部分があります。ご了承ください
和歌山県の議員が行った海外視察。
報告書はたった1枚でした。
和歌山県議会が開示した資料によ
りますと、
2016年度以降に報告された県
議の海外視察、合計11回の内、
報告書がA4用紙1枚だけだった
ものが3回ありました。
その行き先は中国と台湾で、
毎回4、5人の議員が参加しています。
視察の目的は「県産の柿の販路拡
大」
「観光客誘致」などとしているも
のの、
面会相手などごく簡単な日程が記
された程度で、
詳しい調査内容や考察、結果は書
かれていません。
議会事務局によりますと、
どの程度詳細に報告するかの規定は
ないということです。
このペらっとした紙1枚の報告書という出張、
海外視察が
全部で3回あったそうなんですけども、そのうちの1回、
こんな感じのものでした。
内容は一体何が書いてあったのか、
詳しく見ると、詳しくないんです
が。
実際に現地で何を調査したのかの
内容、
何かわかったのか、何が考えられ
たのか、
柿の販路拡大のために
どういうことがあるのか、その結果、
全てない。
これが書いてあるだけ。
4人で127万円です。
議員になったら
特別な地位についたからと思って
いる人が
多いのかなというニュースが続い
ているじゃないですか。
国政であろうと、
地方の政治であろうと。あくまでも税金を使って、
そのときの市民とかの役に立つこ
とをしなきゃいけないという大前
提を忘れているんじゃないかと思
うんですよね。
2016年以降、和歌山県議、
11回海外視察行っているんです。一番お金かかったのが
シンガポール3日間の209万円。
完全に勘違いしていますよね。
三輪さんがおっしゃったように、
自分たち議員だから、
お金を使って海外に行って、
勉強してくるという名目で
いろいろ楽しい事をやっても許さ
れるというね。
勘違いしていますね、完全に。
情報公開請求をしないと出てこない資料だということです。
続いては特集です。
続いては、夜空を見続けて50年。
ある日突然、偉業を成し遂げた男
性を取材しました。
2000億個以上もの星があると
いう銀河系。
「僕が新しい星を見つけたときは
まず、
その星に君の名前をつけることを
約束しよう」
「それはつまり、僕と結婚してく
れないかと
いうことになるんだけども」
累計1900万部を突破した大人気マンガのワンシーン。
ロマンチックすぎて、夢みたいな
話…
かと思いきや!
夜空の星に魅せられ50年、夢を現実に。
この男、人呼んで
「”彗星の狩人”コメット・ハンター」
徳島県阿波市でイチゴ農家を営む、
岩本雅之さん。
一見すると普通の農家さんですが、
彼にはもう一つ別の顔が。
実はアマチュア天文家の岩本さん。
星空観測の趣味が高じて去年、ある偉業を成し遂げました。
去年12月19日、岩本さんは新
たな彗星を発見。
その名もズバリ、「岩本彗星」と
命名されました。
さらに驚くことに。
「岩本彗星」の1か月前にも、
彗星を発見したばかりだったんで
す。
この時は、日米3人の天文愛好家
が同時に発見したため
「マックホルツ・藤川・岩本彗星
」という名前がつけられました。
日本人による彗星発見は、実に5