だから、
いつまでもやっぱり、処理場が壊
れちゃってますから、目の前から
消えないんですよ。
するとね、目の前から消えないと、
こうなっちゃうんです。
気持ちがまずなえます。ですから、
一生懸命、ご自分のおうち、
今も片づけてらっしゃる。
らっしゃるんだけど、
目の前にいつまでもこういうものがあると、
衛生だけではなくて、非常に気持
ちが萎える。
だから、私ね、
国が全力だっていうんだったら、ほかの府県にでも、これ、国なら
言えるんだから、
ぜひこれを撤去して、目の前からまず、消してあげていただきたい。
そして2つ目はこれなんです。
大量に失われた生活の足、それは車です。
やっぱりこれ、
大阪とか東京の都心部に住んでる方は関係ないと思われてるかもし
れないけど、日本はやっぱり車社
会なんですね。今回の水害で、
水につかった、流された車、
全部で7万台あります。
この7万台の車は実はほとんど、
わが国ではもう売れません。
もう二束三文ですね。
しかしながら、ちょっと荷物を取
りに来てください、
ちょっと役所に来てください。全部、車がいるんですよ。
ところが、皆さん、やっぱりお金
置いときたい、なけなしの貯金を。
でも、もうきょう行く足がないか
ら、
中古車を買うというようなことを、
皆さんなさってるんですね。そこ
でこういう動きが出ています。
これ、
埼玉県のタウさんっていう業者、
ここはね、日本で売れませんけれども、買い取ってくれて、海外に
売ってくれます。
海外は少々、水につかったとかい
っても、買ってくれるんだそうで
すね。
すでに4000台以上、買い取っ
てます。
でも7万台のうちの4000台で
す。
そして東北の地震から教訓を得て、
これ、
石巻のNPOさんなんですが、自
分たちの家で余ってる車、ありま
せんか。これね、地方に行きます
とね、
1人1台なんていう所もあるから、
ちょっと2か月ぐらい、
9月の末ぐらいまで貸してくれま
せんかというふうに、貸していた
だいて、今、
50台とにかく送りました、現地に。
だから、もう貯金使って車買うよ
りも、これでとにかく、足を確保
してくださいと。
でもね、7万台のうちの50台で
す。
国が本気だって言うんだったら、自動車メーカー、日本にいくつあ
るんです。
ね、2か月、3か月、
貸してあげてくださいよというこ
とも非常に強く思いました。さあ、
そして2つ目は、
やっぱり首長さんでこれだけ違いますっていう所が出ておりまして、
ご紹介したいのは、
岡山県の片岡さんっていう、
総社市という所の市長さんです。
元橋本龍太郎総理大臣の秘書をやっておられた方。
この方はね、ちょっとまず地図見
てもらいます。
水害の真備町がここにありまして、
総社市って、この町境を接してる
んですが、私、行きました。
ほんの10分ほども走ったら、もう総社市です。
お隣さんです。
選挙区も実は一緒なんですね。
ここの市長さんが何をやってるか
といいますと、もう一目瞭然、こ
れ見てください。この方ね、毎日、
一生懸命、
いわゆるツイッターをおやりにな
ります。
テレビご覧の方、
誤解しないでほしい。今どきの市長さんだから、コンピ
ューター、
携帯電話を駆使して。そうじゃないんです。
見てもらいたいのはここなんです。
今から皆さん、お待ちの朝ごはん、
持っていきますよ。
皆さん、
逃げてほしいんだけど、避難勧告、