そこに写っちょっとは→
エゲレスに渡った
長州と[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の留学生たちでごわす。
伊藤殿。
初めは反目し合うていた留学生たちは→
遠い異国での暮らしの中で
だんだんと打ち解け→
日本の行く末について 話し合う
ようになっていったそうです。→
この村川っちゅう男が
向こうで金が尽きて→
困っておった時に [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の留学生が
1ポンド貸してくれたそうです。
(中山)遠慮せんでよか。
(村川)ありがとあんした。ありがとあんした!
(中山)
よかよか 頭を上げてくいやい。
(伊藤)ところが その中山という
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の若者は その後→
肺炎を患って
亡くなってしもうたそうです。
桂殿。
こん若者たちはもうとっくに助け合うちょいもす。
こいたちゃ
とっくに助け合うちょっど!
おいたちは
長州人でも[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩人でもなか→
日本っちゅう
一つの国の民なんじゃ。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩も長州も異国と戦うて→
異国の恐ろしさをよう知っちゅう!
今のままやったら
日本は あっという間に→
異国に のみ込まれてしまうきに。
のう! 桂さん。
遠い異国で手を取り合うちゅう
若者らあを見習うて 手を組みや。
それが日本を救う道ぜよ。
♪♪~
桂殿。
待たれよ 西郷殿。西郷!
♪♪~
もう ここまで来ては我らも潔く腹を決めもんそ。
一蔵どん…。
何度も言わすな。
おいたちは間違うちょらん。
♪♪~
桂殿。
♪♪~
こりゃあ 我らの負けじゃな。
くわ~。
(鼻水をすする音)
やっぱり 侍ゆうがは面倒なもんじゃのう。
西郷さん 今ですき。
おまんの望みじゃったシェイクハンドを。
西郷君。
よろしゅう頼む!
こちらこそ お願い致しもす。
♪♪~
<そして 慶応2年1月21日>
我々の密約に1条 付け加えてもらいたか。
<今日より[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]長両藩は
共に力を合わせ→
日本のために
真心をもって尽くしていこう→
という1条でした。
そして 世に言う→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]長同盟が締結されたのです。→
今宵は ここらでよかろかい>
気張っど!
(糸)一生 惚れ通すしかなかち。
(久光)
ハリー・パークスが[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩を訪れる。
この西郷がやります。
(琴)大変じゃ! 兄さぁがエゲレスの船に捕まったち。
あとは [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩だ。
この戦には 大義がない!
お互い難儀な男に惚れたもんやな。
何じゃち!
この地で 桂 小五郎は
藩医の息子に生まれました。
桂家の養子になりますが
相次いで養父母を亡くし→
この実家に戻る事になりました。
桂は 文武にたけた優秀な少年だったといいます。
桂も通った藩校 明倫館。
吉田松陰に兵学を学びその才を認められます。
朝敵とされた
長州藩の権威回復に尽力する中→
頭角を現していきました。
第二次長州戦争が迫る中→
坂本龍馬の手引きにより
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]長同盟を締結。
会談は 小松帯刀が暮らした→
御花畑屋敷で行われたといいます。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩藩と命運を共にする事を
選んだ桂 小五郎。
この選択が やがて→
日本の夜明けを→
導く事となるのです。