ここまで風が弱くなって、
タクシーで来させてもらったんで
すけれども、信号機が曲がってた
りとか、消えてたりしてるんで、
夜になって帰られるとき、本当に気をつけないといけないなと思い
ました。
>>そうですね。
その風の影響で、渡月橋にも影響
が出ています。
京都府嵐山には松本記者がいます。
松本さん。
>>嵐山の渡月橋にいます。
この辺り、
雨はやみまして、
風も一時期と比べると、
かなり収まったという印象になっ
てます。
ただ、渡月橋なんですが、見てみ
ますと、
欄干が風の影響で内側に倒れてし
まうと、
100メートル以上にわたって倒
れてしまうと、
大きな被害が出ました。京都市内
なんですけれども、きょう日中、
午後2時半過ぎに最大瞬間風速3
9.4メートルを記録するなど、
各地で非常に強い風が吹きました。
このように木製のものが倒れたり、
植物が倒れたりと、こういった被
害が各地で確認できます。
そしてこのように、嵐山の観光地、
この辺りはお店が並んでいる場所なんですが、
屋根に影響が出たり、
市内では瓦が飛んで、
それが物に当たったりと、非常に
危険な場所がたくさんあったと、
そういったことになっています。
そして渡月橋、
そのものなんですけれども、
欄干をこのようにこの角度から見ますと、分かりますように、
100メートル以上にわたって、
道路側に倒れてしまっているのが分かります。
これ、木で出来ていますので、
少し倒れやすかったという話はあるんですが、今後、
こういった橋も含めたインフラ面、
これをどういった形で復旧していくのか、これが大きな課題となり
そうです。以上、
京都の嵐山から中継でした。>>では続いて、
甲子園浜から中継です。
上馬場さん。
>>現場近くの道路上からお伝え
します。
画面の奥に、
白い煙が立っている所がありますが、
あちらが火災の発生現場です。
つい先ほどまでは、
黒い煙がもくもくと上がって、
時々火も見えたんですが、今は少し落ち着いているのか、
白い煙になっているという状況で
す。
現場は兵庫県西宮市の甲子園浜に
ある自動車のオークション会場で、
警察や消防によりますと、午後3
時ごろ、
こちらのオークション会場に止め
てあった車約100台が燃焼して
いるということです。
当時、中に、
オークション会場にどれだけの人
がいたのかですとか、けが人の情
報は、
今まだ入っていません。また、
オークション会場の手前の道路に
目を移しますと、
分かりますでしょうか、冠水して
しまってるんですね。
この影響で、今、
消防車両が全く近づけないという状況で、今、
私の右手に、
こちらの道路に、消防車両が待機して、
近づけない状況が続いているとい
うことです。
今、現状としましては、
手持ちで運べる簡易式のポンプですとか、また海上からの放水を続
けて、
消火活動を行っているという状況なんですね。
それと、
オークション会場にいた職員の方の話によると、当時、
高潮の影響で波がオークション会
場に浸水してきて、
浸水してきてから出火が始まった
という情報がありまして、消防と
しては、
浸水で塩分を含んだことによって、
故障による出火があった可能性が
あるんじゃないかというふうに見
ているということです。
現場からお伝えできる情報は以上
です。