Categories: 未分類

2018/09/06(木) 15:50〜16:50 かんさい情報ネット ten.[字]


す。
>>続いてはこちらです。
>>ここからは北海道の地震につ
いて、愛知工業大学の教授で、
元気象庁地震津波監視課長の横田崇さんにお話を伺います。
どうぞよろしくお願いいたします。
北海道で震度7というのは初めて観測されたという大きな地震だっ
たんですが、今回はこちら、
地震についてどんな特徴があるというふうに見ていらっしゃいます
か。
>>今回の地震は、
内陸で発生した直下地震といわれ

るタイプのもので、例えば神戸の
地震とか、
熊本の地震と同じような、
地殻内で発生する地震ということ
です。
>>内陸の直下型の地震だったと。
こちらのパターンをご覧いただきたいのですが、
これまでの北海道で発生した主な
過去の地震を書いたんですけれど
も、
このように北海道の南西沖で最大震度5でありましたり、こちら、
十勝沖で震度6弱の地震がありま
した。
見たとおり、
東西の海での地震というのが多かったんですが、今、お話にあった
ように、内陸での地震でした。
これについてはどういうことがい
えるんでしょうか。


>>北海道は千島海溝沿いに大きな海溝型の地震が、これまでも起
きていると。それから、
西側は新しいプレートの沈み込みが始まってまして、
それが北海道の南西沖地震を起こ
してる。
今までわれわれ、内陸直下の大き
な地震っていうのはあまり知らな
かったんですね。
うらかわ沖地震というのがありますが、それが唯一知ってた部分で、
最近で、大きな内陸の地震を知ら
なかった。今回、そういう大きな
内陸の地震が発生したということ
です。
このような地震は、
日本のどこででも発生する可能性がある地震なので、そういう意味
では珍しいんですけれども、
やはりどこでも発生する地震というふうに捉えるのがいいかと思い
ます。
>>これまでなかったからといっ
ても、安心できないということな
んですね。
今回の地震なんですが、
こちらに示しました。こちらに、
石狩低地東縁断層帯というのがあ
って、そこから少し離れた所が震
源でした。
今回は、
この断層と関連性というのはある
んでしょうか。
>>直接の関連性という部分で見

ると、
その断層線上に起きたわけではな
いので、直接、関係しているかと
いうと、それは分かりません。
ただ、
ここでは東縁断層帯を作るような
力の場があって、
その力の場で起きた類似の地震、
そういうふうに見たほうがいいの
かなと思います。
それからもう一点は、深い、地震が深いので、
その地震による断層が地表にまで
及ぶというのは、可能性は低いで
すから、そういう意味で、
この断層との関係については、
はっきりしていない。
逆に、断層がある所で必ず地震が
起こるのではなくて、むしろ、
断層が見えてない所、
そういう所でも直下の地震が起こ
るんだというふうに捉えたほうが
分かりやすいかなと思いますが。
>>逆に、
まだ知られていない断層帯で起き
た可能性もあると、
未知の断層という可能性もありま
すか。
>>地下の深い所には、断層があ
るんですね。ただそれが、地表に現れて、
われわれの目に見える断層になっ

ているかというと、そこまでは上
がってきていないので、
未知というと、
地下の深い所で未知なんだと。
今回の地震は、地表に断層が見え
る可能性は、比較的低いのではな
いかと思います。
地下の深い所の地震だと。
>>そして先ほど話しがあった、
この千島海溝との関連性はどうで

Page: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

ikatako117

Share
Published by
ikatako117