<土井さんの家が解体されました>
<赤ちゃんと
帰るはずだった場所>
(
博行さん)ピコちゃん 帰ったよ~。
(
鳴き声)(博行さん) はい おいでおいで。
(
鳴き声)(博行さん) はいはいはい。
(
鳴き声)(博行さん) おいで 帰って来たよ。
(
博行さん) おいでおいで。(鳴き声)
<ピコが待つ家に
毎日 戻る 浜井さん夫婦>
ん?
ねんねできた?
<押し寄せた土砂を→
ボランティアが取り除いてくれています>
<15年
住み続けた家>
<もし再び
土砂に襲われたら…>
<[外:2B385C2642704E44347F2F4DB147C8FA]藤が続きます>
<避難所を訪ねてみると…>
<夫婦が話していたのは
部屋の間取りについて>
「
ここよ~」言うてね フフ…。
<ここが
やはり大好きな場所>
<降り注ぐ光>
<セミの声>
<そよぐ風>
<2人は この場所に暮らすことに決めたのです>
<今も大量の土砂が残る…>
<藤永さんは 仮住まいを出て→
今月から自宅2階を
生活の場にします>
<この家を修理して
住み続けることにしました>
<家族4人で決めた覚悟です>
(赤ん坊の泣き声)
(
泣き声)
<予定日より早く→
土井さんに赤ちゃんが誕生しました>
<…と名付けられました>
<明るく 強く羽ばたいてほしい→
…という思いを込めて>
<土井さん家族は→
陽翔くんと共に近くのアパートに
仮住まいをして→
次の家を探します>
<西日本豪雨から2か月が たちました>
<土砂災害の歴史が
繰り返されて来た広島>
<そこに
住み続ける人>
<新たな場所に住む人>
<奪われた暮らしを取り戻すため→
その歩みは続きます>
(笑い)
<73歳と83歳の2人組が→
お年寄りを笑わせる魅力とは…>
2018/09/10(月) 00:55〜01:25
読売テレビ1
NNNドキュメント「すべて土砂に埋まった…西日本豪雨 奪われた暮らし」[解][字]
平成最悪の被害となった西日本豪雨。広島県内では108人が死亡。6人が行方不明。住宅被害は14000棟以上。豪雨から2カ月、生活再建を目指す人たちの思いに迫る。
詳細情報
出演者
【ナレーター】
新谷真弓
番組内容
西日本豪雨から2カ月。広島県の被災地ではいまだ土砂、巨大な岩が目立つ。自宅裏の山が崩れ、自宅が全壊した老夫婦。自宅の片づけをしながら住み続けるかどうか悩む日が続く。1歳の娘を抱え避難所生活を送る夫婦。妻は妊娠9カ月。慣れない環境の中、育児、出産の準備にあたる。2次災害も懸念される中、元の場所に住み続けるのか。それとも新たな生活を始めるのか。被災者の苦悩に迫る。
制作
広島テレビ
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント