しかも 駅から僅か3分。
立地も広さも申し分ない。
だが 柴田の反応は違った。
通う女性の気持ちを想像すると→
出はいりが見えるガラス張りはマイナスだと考えた。
更に 問題が飛び込んできた。
客の入れ替えと清掃に予想以上に時間がかかるという。
効率よくオペレーションが回る
仕組み作りも→
ブランド作りの仕事だ。
会議と会議の僅かな合間→
柴田が突然
出かけると言いだした。
お疲れさま。
競合店から戻った柴田。
現場で得た実感をもとに
一から解決策を練る。
タオルなど 必要なグッズ一式を
カゴごと交換する事で→
清掃を効率化する見通しを立てた。
クライアントへのプレゼン前夜。
何が? ママ?
いつもの調子になってきた?
(柴田)
ちゃんと まっすぐ座ってよ。
家族が寝静まった 深夜0時。
柴田はこれまで何度も手を入れた→
プレゼンの資料を読み直していた。
確信を持って 伝えられるか。
文章の語尾
句読点の一つに至るまで→
徹底的に見直す。
深夜1時 修正を終えた。
(取材者)お疲れさまでした。
お疲れさまです。
プレゼン当日。
会議の冒頭 柴田はコンセプトを具体化した物語を語り始めた。
客の立場になり
何を体験し 何を感じるのか。
まるで その場にいるかのように
語り込む。
更に 畳みかける柴田。
自らの体験をもとに練り上げた個室内のレイアウト。
内装のイメージや 一連の
オペレーションの流れも示した。
プレゼンが始まって 1時間。
すごく いいと思う。
ゴーサインが出た。
♪♪~(主題歌)
その後も柴田は精力的に動いた。
この日 ようやく納得できる物件を見つけた。
今後 更に 内装や制服など
細部にわたるまでを決めていく。
11月の開業に向け
柴田の追い込みは続く。
結果を出す人。
自分より うまくやる人はいるってどこかで必ず思ってるので→
その誰か知らない人に
負けないように→
いつも 最善を尽くすという事と→
いつも 次の伸びしろになるような反省とか後悔をもって→
頑張ろうと思ってます。
♪♪~
2018/09/10(月) 22:25〜23:10
NHK総合1・大阪
プロフェッショナル 仕事の流儀「ブランドプロデューサー・柴田陽子」[解][字]
渋谷ヒカリエや話題のスイーツ“ウチカフェ”、視察が絶えない新時代のショッピングモール。次々と“時代の顔”を生み出す女性ヒットメーカーの現場に密着、信念に迫る!
詳細情報
番組内容
5つ星のホテルから話題のスイーツ“ウチカフェ”、視察が絶えない新時代のショッピングモールまで、“時代の顔”を生み出すヒットメーカー、柴田陽子。企業や商品の価値を引き出し、新たなブランドを作り出すブランドプロデューサーとしての手腕が注目を浴びている。二児の母として、二足のわらじを履きながら、殺到する案件に挑む柴田の現場に密着。モノやサービスがあふれる時代、流行に左右されない価値を生むための流儀とは。
出演者
【出演】ブランド・プロデューサー…柴田陽子,【語り】橋本さとし,貫地谷しほり
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化