底すること、地域や社会ができる
対策を見直すこと、今すぐ始めな
ければならないと感じます。
今 100年に一度とも言われる
再開発が進められている。
ヒカリエなど 駅周辺のビルを
10年がかりで刷新する→
超巨大プロジェクト。
構想を練る上で 企業が頼ったのは一人の女性だった。
名だたる企業や経営者が
絶大な信頼を寄せる この女性。
なぜか この1か月 会議の合間に
エイヒレばかり食べていた。
日本を代表する…
リニューアルに携わったホテルは食事のメニューや制服までを一新。
日系ホテルとして
初の5つ星を獲得した。
ミラノ万博では
日本館をプロデュースし→
連日 長蛇の列となった。
コンビニスイ―ツは 1年間で5,000万個を売り上げる大ヒット。
柴田は 次々と
「時代の顔」を生み出し続けてきた。
二児の母でもある柴田。
子どもたちに見せたい背中がある。
この夏 立て続けに
大きな案件が舞い込んだ。
託された 企業の再生。
流行に流されない価値をどう生み出すか。
ヒットを飛ばす極意が
ここにある。
柴田は フィットネスジムで
汗を流していた。
週2回 1時間半
みっちり絞り上げる。
よいしょ。→
おはよう。(社員たち)おはようございます。
社員20名の小さな事務所。
柴田は この会社の代表を務める。
次 私の 野村の…
到着と同時に打ち合わせが始まった。
ホテルから 金融商品
タクシーの接客マニュアルまで→
走らせる案件は
常時 20件を超える。
それぞれの売りとなる
特徴を際立たせ→
価値を高めるのが
柴田のブランド作りという仕事だ。
ヘルシーな女性像…。
この日 柴田は大阪にいた。
駅前に立つ 大手家電量販店。
この隣に新たに建設される商業施設を託された。
もともとの家電量販店を
拡張し→
大阪のランドマークに
したいという。
ブランド作りをする時
柴田は必ず現場を歩き→
観察する事から始める。
柴田がブランドを作る上で最も大切にするのが→
土台に据える 「コンセプト」だ。
それにつながるヒントを探す。
消費者の立場になりきり→
何を求めているか想像を膨らます。
柴田の代表的な仕事の一つが→
この新興住宅街のショッピングモール。
「これまでにない新しい商業施設」
と評され 視察が絶えない。
柴田はコンセプトを
「子育て世代に愛される」と定めた。
フードコートの中央には→
子どもを安心して遊ばせられる広いスペースを提案。
大人も その様子を見ながら
ゆったりと過ごせるようにした。
広い授乳室や
離乳食の調理スペース→
更に 育児相談室まで設けた。
そして 屋上には広大な公園。
結果 この施設がコミュニティーの
新たな中心となり街の顔となった。
あっち側に オフィスとか
あるんですって。
歩き始めて1時間半。
柴田が突然 今回の商業施設のコンセプトを話し始めた。
コンセプトは 「みんなが半日以上
過ごしたくなる 新時代の家電店」。
柴田は
最大の強みである家電売り場に→
家族連れがいない事に目をつけた。
本来家庭で使われる事の多い家電。
しかし 訪れているのは
男性の一人客ばかり。
食事や遊びから 自分磨きまで
長時間 過ごせる施設にする事で→
家族や女性客も呼び込む。
ブランドを作る時柴田が大切にする流儀→
それは極めてシンプルなものだ。
視察から1か月後新しい商業施設の企画書が完成。
この柴田のコンセプトをもとに→