被災地、北海道に届けられます。
今週土曜日のホームゲームでも募
金活動をおこなう予定です。
大阪市長が、激怒するワケとは?
ギモンのコーナー、
きょうはこちらです。
何でこんな問いになったのか。
大阪市の吉村市長が
先月こんな発言をしました。
そのためにどういったことをする
のかということですが、
インセンティブというのを導入し
ていきます。
具体的な数値を設定し、来年度達
成しているかしてないかを
きちんと見ていきます。
達成してないところについては減額し、
達成したところについてはプラス
にする」
簡単にまとめてしまうと、
子供たちの学力が上がれば、
先生たちのボーナスはふやします。
でも、
下がれば、
逆に先生たちのボーナスは減らしますよという発言なんですけれど
も、なぜこんなことを言ったのか。
きっかけとなったのがこちら。
今年の全国学力テスト、
小学校6年生、
政令指定都市別の平均正答率なん
ですけれども、
大阪、
最下位の20位です。2年連続です。
中学校3年生も政令指定都市の中
で、
最下位になってしまったというこ
となんです。
率直にこれを聞いて、どうでしょ
うか。
教育、
平均正答率の差ができる原因というのは、
教師の問題だけじゃないというふ
うに思うんですよ。
その背景にある問題の解消なくし
て
教育、
学習の力の向上はないと思います。
その辺も含めまして、私、
市長に直撃してまいりましたので、
ごらんください。
上田「どうぞよろしくお願いします」市長「よろしくお願いします
」
上田「メディアではね、結構批判的な論調があると思うんですよ」
市長「いや、そうですね。もう大
批判です」
上田「批判されるということはわ
かっておっしゃったんですか?」
市長「ええ。そうですね。でもよ
く考えたらね、
預けてる保護者とか子ども自身の
立場に立ったら、
学力を上げていきましょう。って
いうのは、
僕は当然のことだと思うんですけ
どね」
上田「学校現場・教育現場で
一番の学力向上につながらない問題点というのは、
どういうところにあったと思いま
すか?」
市長「僕は教員の評価制度だと思
っています。
これはどういうことかって言うと、
みんなが等しく上がっていく定年までね。
というような仕組みですから、
頑張っている先生が評価されてないやんかと。
頑張っている先生はもっと早く昇
給しなきゃいけないし、
そこで頑張ってない先生について
は、
やはりそこは厳しく対応していか
なきゃいけないと」
ココまでは給料の仕組み。
では、ボーナスはというと…
市長「完全に主観的な制度になっ
ちゃってるんですよ。
まず教員が自分で自分のことを評
価し、
そして校長がそれを評価するって
いう制度になっています。
そこに学力テストとか、
いわゆる生徒をどれだけ上げたかっていうのが入ってないから。
その客観的な指標も僕はやはり入
れるべきじゃないの
というふうに思っています」
上田「教員の評価の中の一つに学力テストの結果を
入れてもいいんじゃないかという
ことでいいですか?」
市長「うん、そうです。入れるべ
きじゃないかという話」
市長「厳しく評価されるっていう