とても使えるような状態じゃなかったんですね。→
なので ここは
まるまる 建て直しました。
なるほど。
(高井)なので 合計…→
まあ そこそこ かかったという…。これは お得というか→
もう これだけの広さでね。で 土地が107坪。
広~い!
それも 古道具付きですよ。
古道具付き。(高井)そう 売れるものがね。
ではこちらのお宅からの問題です。
リノベーションした
昭和の洋館に暮らしてみて→
一番 驚いたことは
一体 なんだったでしょうか?
なんだろうな?
建て方とか物とか…。
時代が びっくりする要因に
なってるってことですか?
(高井)時代というか やっぱり
このおうちに住んだから。
じゃあ 人が訪ねてくる。
(高井)人? どんな人が?
「私 ここで
歯 抜いてもろたんですけど」。
何? それ! それ 怖いやつ!
(平子)このお宅に住みはじめて一番 驚いたことって なんですか?
ある日 ちょっと
電話が かかってきまして→
この診察室を
CMで使いたいっていう。→
しかも 謝礼金といいますかそういうの…。
20万円 1日で。(由香里)はい。
なんと 元診察室を CM撮影で→
3日間 使いたいというオファーが。
ところが 立ち消えになり
60万円は 幻に。
ちょっと きれいすぎる。
(平子)ああ~! 当時そのままぐらいの→
雰囲気だと思ってたのが…。
(杉戸)元に戻し過ぎちゃったので。
(平子)今から 泥かなんか
持ってきて 汚せないですかね?→
「ちょっと汚れましたよ」。
ちょっと汚れればね。
ボーン ボーン…(柱時計の音)
夕食の準備が始まりました。
♪♪~
今日は ご主人の大好物→
栃木牛のたたきと…。
チーズをからめた野菜のオーブン焼きなど→
栃木の食材がテーブルを彩ります。
(杉戸)いただきます。(平子・由香里)いただきます。
(平子)いただきます。
ん~!
おいしい。→
カボチャなんてこれ もう デザートみたいですね。
ほんとだね。
(平子)軟らかくて 甘くて。→
どうですか?
この昭和レトロの このおうちに→
1年間 住んでみて。
意識が変わったかもしれないです。
結構 私 ぐうたらなんですけど…。(平子)ふ~ん。
まめに掃除したりとか。ふふっ そうだね。
ふふふっ。
(平子)昭和な あの時代の→
守り人のような感覚が。
(杉戸)ふふふっ。
ご主人は 時計のネジ巻きが
日課になりました。
(三船・スタジオ)ネジ巻きなんだぁ。
(杉戸)「あっ 忘れた」って言って[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
(由香里)ふふふっ。
(平子)はあ~。 生活も→
レトロになっちゃうもんですね。
(由香里)ふふふっ。
(平子)今後
ここ もっと変えていきたいとか→
仕上げていきたい場所って
あるんですか?
(杉戸)庭かな?
庭が 今 まだ 中途半端なんで。→
こっちの 壊した基礎の所が→
大谷石で 基礎が出来てたので…。(平子)はいはいはい。
(由香里)その大谷石を活用して→
お庭を こう なんかいい感じにしたいなっていう。
(杉戸)少しずつ 木を植えて→
木陰を作ったりとかして縁側でビールなんか→
飲めるような…。
(平子)ねえ~!
この町の歴史であり
風景の一部であった→
築87年の昭和の洋館。
先人たちが残したものを輝きを失わずに→
後世に伝えたいと思える家が
ありました。
♪♪~
なんか 築87年に見えないなって思っちゃったんですけど。
すっごい