(ナレーション)「住人十色」。 今日の家は…。
(三船)うわっ 大自然!
なんか おうちが映えますね。
(松尾)家の中も ほれ!
うわっ 素敵~!
実は ある島に移住した家族が暮らしてまして→
部屋からも これ…。何? 何?
ほれ!はははっ 海じゃないですか。
ここ どこの島ですか?自然が美しい島です。
そうじゃなくて どこですか?自然が美しい島です。
どこ?自然が…。
見渡すかぎり 大自然。
この島に 追い求めていた理想の暮らしがありました。
♪♪~
(野々)うわ~気持ちよさそうに泳いでますねぇ。
へえ~。 能登って→
いろんな種類の魚がいるんですね。
まるで
海中の中を散歩してるみたいです。
わあ~。
きらめく日本海。今日の舞台は→
石川県の能登島。
能登半島の内海に浮かぶ周囲70キロの島には→
およそ3000人が生活。
金沢市内から車で90分。
橋でつながる
身近な離島として→
多くの観光客が訪れています。
♪♪~
(野々)こんにちは。(奈良・千重)こんにちは。
(野々)今日は よろしくお願いします。→
ふふっ 5人家族。→
あっ パパの上にいるねぇ。→
元気そうですけれど。あの~ お二人は→
この能登島ご出身なんですか?
(野々)あっ 東京から。 奥様は?
はい 島の外の方の出身です。
(野々)能登島は
どんなところでしょうか?
(奈良)日本海なんですけども
湾の中に囲まれてて→
すごい 海が穏やかで…。
(野々)へえ~。はい。
能登島の自然に惹かれ
移り住んだ 奈良さん夫婦は→
5年前に
島の高台に 新居を構えました。
(奈良)こちらが 我が家です。
(野々)あっ こちら。
(奈良)はい。
(野々)わあ~ ロッジのような→
ログハウスみたいな
なんか 全面 木に囲まれてますね。
(奈良)そうですね。 これが…。
(野々)アテ?
アテというのは
能登半島全域で育つ→
能登ヒバのこと。
丈夫で 湿気に強いのが特徴で→
地元では
建材に多く用いられているんです。
(奈良)家を建てるなら
なるべく 地元の材料を使って→
建てたいと思いまして。
(野々)ああ…。
そんな ご主人の地元愛は
家の中にも。
おじゃましま~す。
どうぞ。
わっ! 広い。
28畳もある開放的なメインスペース。
ここにも 能登ヒバが ふんだんに。
(野々)この香り すっごく木の良い香りがするんですけど…。
(千重)これが
能登ヒバの香りになります。
(野々)
これが 能登ヒバ。 5年たっても→
この香りがするんですか?
(千重)ふふっ。
(野々)すごいんですけど。
ヒバ特有の香り成分ヒノキチオールは→
殺菌効果があり
部屋の消臭や害虫対策にも→
有効なんだとか。
とはいえここに 5年も暮らしていると…。
(千重)
住んでる私たちは分からなくて→
住んでる私たちの服とかから…。→
学校で言われるんだよね?
「木の香りがする!」ってね。
(一同)はははっ。
そんな能登ヒバの柱や梁には→
何やら 黒い線が。
(奈良)この線は
大工さんが 木を刻む際に→
墨跡を残して これに沿って→
まあ 削った跡なんですけども。(野々)はい。
(奈良)
この家は あの~ 大工さんが→
釘を使わないで…