容子さんが子ども3人を殺害した後、
自殺した無理心中の可能性がある
と見て調べています。
>>では関西のニュースをお伝え
します。
>>接客する店員全員が認知症を
抱えているというレストランが、
京都に。
そこには認知症という病気を受け入れ、
向き合おうとする人たちの姿があ
りました。
>>JR京都駅直結のホテルに、
1日限定でオープンしたレストラン。
普通のお店とは少し違います。
>>ごめんくださいませ。あれ、
ここいっぱいやんか。
おたくですか?>>そうです。
>>じゃあ、すみません。
>>ありがとう。
>>料理を運ぶテーブルを間違え
ても大丈夫。
注文をお客さんに書いてもらって
も大丈夫。
>>お魚が1個しか頼んでないの
に、
2つ目が運ばれてきたんです。
>>大丈夫です。
全然大丈夫です。
>>ここは、注文をまちがえるリ
ストランテ。
店員は60代から90代の認知症を抱える男女17人で、
間違えることに寛容なレストラン
です。
>>薬を飲むばかりが治療ではな
くて、
働くことが一番の特効薬なんじゃ
ないかなと思ったことがきっかけ
で。
>>不安げな表情でそわそわしている1人の女性。
花田芳さん67歳です。
>>何するの?
何か分からないです。
なんやったっけ?
>>花田さんは、
たこ焼き屋を営んでいた5年前に、若年性認知症を発症。
病気の進行とともに、生きがいだ
ったというお店も、閉店を余儀な
くされました。
今では、
5分前のことすら忘れてしまうこ
とがありますが、
働くことへの意欲は、あのころの
まま。
スタッフからテーブルの場所を教
えられ、
さっそうと向かいますが。
>>来たかな。
>>すみません。
こちらでね。
遅くなりました。
えらいスプーン大きいですけど。>>デザート用の小さいスプーン
が足りないことに気付いた花田さ
ん。
急いで小さなスプーンを取りに行
きましたが。
>>スプーン、スプーンでした?
えっと。
>>どこかな?
>>そのテーブルの場所が分から
なくなってしまいました。
それでも、
元たこ焼き屋の実力を発揮し、仕
事をこなします。
>>花田さん、ありがとうござい
ます。
>>もう右往左往するばっかりで、
ごめんなさい。
>>ありがとうございます。
>>すみません、失礼します。
>>そんな花田さんの様子を会場
の隅から見守っていたのは、
娘の智恵さん。
母親が認知症を発症して以来、
病気と向き合って生きる母を、一
番近くで支えてきました。
>>受け入れるのに、
やっぱり時間はかかったんですけど、
でもこういう前向きなイベントが
あると、
本人もなんか堂々とこういう病気
だけど、
こんなことはできるとか、こうい
うふうに楽しめるっていうのが、
実感としてたぶん、
本人の中に出来ると思うので、家族もすごくうれしいことなので。
>>こちらの男性はおおやぶとも
ひろさん79歳。
9年前に認知症を発症しました。
>>Bがいい。Bが1で。
>>Aが2つ。