ん?
じゃ この先に…
探して頂きますので。
うん?
不思議な形してますよね。
どこが不思議ですか?
なんか全体的に…。
舘岩は 高さ40mの
ほぼ垂直に切り立った岩山です。
結構 階段 急ですね。
急です。
お~ すごい! 岩。
お~。
おお…。
お~ 風が!これ 階段よりも→
風に飛ばされそうで…。
吹きつける強風更に 階段は120段。
タモさん
頑張って下さい!
よいしょ。
うわぁ…。
怖いぞ 怖いぞ。
うわっ うわ~。
よいしょ!
こちらの辺りに…。
おぉ~!
(小林)はい そうですね。
崖の上から眺めると…。
おぉ~! 港はこの岩の真下だったんですねぇ。
舘岩があるのは 島の南の端。
港は 岩場と海岸線に囲まれていました。
こういうふうになってますが。
(小林)はい。
(小林)そうですね。
この形なら…
こっち側の風だと
ほとんど大丈夫ですね→
この港は。
(小林)そうですよね。
そうなんです!
はい! 実は そうなんです。へえ~。
そうなんです!
実は 大きな屏風状の舘岩が港にふたをする事で→
強い風を避ける事が
できたんです。
強風のため
酒田の港に着岸できなくても→
飛島に逃げ込めば大丈夫。
2つの港があった事で繁栄する事ができたんです。
でも こんなすばらしい
天然の屏風が→
なぜ こんな所にあるんでしょう?
これはねぇ…。
そのとおりなんです。
どこで分かるんですか?
この岩は 火山の…
この飛島は。海底火山…。
これの石の種類。
これ 普通からいくと安山岩… ですよね。
あ でも そうでもないな。
これ急激に なんか…冷えてますね。
うん? 何だ これは。
(小林)実は…
流紋岩! はぁ~。
流紋岩?
流紋岩って
まじまじと見た事ないな。
よく見とこう。
(笑い声)
珍しいんですか?
流紋岩はね う~ん…→
でも 俺 あんまり見た事ないね。
そうなんですね。うん。
タモリさんも食いついた
この流紋岩は→
粘り気の強い溶岩から
出来ています。
そのため 噴火した時
低く広がるのではなく→
高く盛り上がりました。
それが冷え固まって 奇跡的に天然の屏風が出来たんです。
面白い! すごいね。
そんなに都合よくいくんですね自然…。
都合よくいってるよね。
ほんとに偶然出来た。偶然だよね。
(笑い声)
その奇跡の岩の役割を肌で感じましょう!
すごいね あの岩は。
それにしても…
こんなのが
盛り上がってきちゃったんですね。
盛り上がってきたんだな。
もう でも ここでも結構…。うん。
全然違うよね。
波が!
もう 島を越えると。
江戸を支えた 米と北前船。
そして 強い風から逃れる→
天然の風待ち港。
その全てが 全国と酒田を