2018/09/29(土) 19:32〜20:17 ブラタモリ「#113 山形・酒田」[解][字]

それから藩への献金っていいますか→
藩へ支援するっていう事。
それで一つが家計にっていうふうにして→
考えておりまして。
…っていう事にとても大切に考えておりまして。
アハハハ! カラス…。
激しいですね。
どこに…?
(笑い声)
止まった?
あ 止まった。
タモリさんが出てきた庭。
ここにも 本間家の繁栄の証しが残っています。
石が…。
(小林)林田さんは だいぶ石に詳しくなられたと思いますが→
パッと見て気付くもの
ありますか?
でも いろんな色の石が
ありますね。
そうですね。
あの辺りとか ほんとに→
いろんな石が固まってますね。
うん 色もありますよね。
鮮やかな色してますよね。
ふ~ん 新潟。赤石…。
はい ええ。
(小林)お手本のような花崗岩ですね。
各地から持ってきてますねぇ。
これだけじゃありません。
他にも 北海道や四国の石も。


でも なぜ こんなにも全国の石があるんでしょう?
そうですね。 北前船で わざわざ
遠くから運んできたわけですよね。
(山村)はい そうです。
じゃ こちら見て下さい。
今度は さまざまな…
重たい米を売ったあと船に積むのは→
衣類などの軽いもの。
ところが それでは船が不安定になります。
そこで 帰りは
重い石を船底に積み→
安全な航海を続けながら
商売を行ったんです。
なるほど
合理的ですよね。
こんな庭が出来る…。
そうです。
(山村)北は北海道から
ずっとあります。
北前船で繁栄を極めた
港町 酒田。
そこは 日本中から
さまざまなものが→
集まる場所でした。
まさに日本の中心だったんです。
そんな酒田には 一体
どんな港があったんでしょう?
タモリさんがやって来たのは
港が一望できる日和山公園。
日本海ですね。


(山村)はい。→
日本海が
きれいに見えてきました。
開けてるんですね。
あ~ ここ見えますね。はい。→
かなり眺望いいですね。
おっ!
風力発電やってますね。
実は 酒田の港には弱点がありました。
そう この
吹きつける強い風。
なんと 風速10m以上の日が
年間100日を超える事も。
港に入る船には
この強風は大敵だったんです。
この地図で ちょっと見て…。
うん。
ここに 今
酒田の港があるわけですけど→
どうですかね?
かなり風がこっちから来ますんで…。
ちょっと やっかいになりますね。
微風ならいいんですけどね。そうなんです。
ず~っと こう…。
そうです。 ほぼまっすぐフラットですね。
ないですね。
(山村)それらしき地形がなく。全くない。
どうしようか?
(笑い声)
どうされますか?

港としてはダメですね。
(山村)じゃあ なんで…
答えは あちらの方向に実は あるんです。あるんですか?
あるんです うってつけのものが。
行きましょう 行きましょう。
はい…って
私も行きたいんですけど→
私 大学で授業があって
今から帰んなきゃいけないんです。
すみません ごめんなさい。