遺言を書いても最低限もらえる権利っていうのがあります。
それは。
>>ここで速報が入ってきました。
ことしのノーベル生理学・医学賞
に、
本庶佑さん、京都大学の本庶佑特
別教授が選ばれました。
では中継を結びたいと思います。
えさかさん。>>こちら、京都大学の会見室で
す。
先ほど、
ことしのノーベル生理学・医学賞
が発表され、
京都大学の本庶佑特別教授が選ば
れました。
2012年の山中伸弥教授以来の
京都大学での受賞ということで、
会見室、ざわめきたっています。
これから会見の準備が行われます。
本庶佑特別教授は京都市生まれの
76歳で、
京都大学医学部を卒業し、
現在は京都大学高等研究員の副委員長です。
本庶特別教授はPDー1と呼ばれ
るたんぱく質の働きをコントロー
ルすることで、
がんの治療につながることを突き止めました。
この発見により、免疫細胞の働き
を活発にするオプジーボというが
ん治療薬が開発され、実際にがん
患者への投与が始まるなど、
新たな免疫療法の発展に貢献しま
した。
日本人の生理学・医学賞の受賞は
5人目で、
ノーベル賞全体では26人目とな
ります。
こちらの会見室では、
7時20分ごろから、
こちらの会場で、本庶先生ご本人
がいらっしゃり、
記者会見が行われる予定です。
こちらからは以上です。
>>分かりました。中継でお伝え
しました。
うれしいニュースが入ってきまし
たね。
>>おめでとうございます。
>>生理学・医学賞の受賞は、高
岡さん、5人目となりますね。
>>最近のといいましょうかね、
山中先生が取られたころからの傾
向なんですけれども、要は、
それまでのノーベル賞というのは、
いろんな研究の基礎になること、
算数とか数学でいえば1+1がど
うっていうことを始めた人が賞を
取っておられたんですけれども、
本庶先生もそうですが、山中先生
もそう、実際の医療にこういう病
気に役立ちました、こういう治療
ができますよと、そういう本当に
今、
生きた、
われわれの生活の利用に役立ってますよということが大変評価
される環境ですよね。
今のノーベル賞はね。
>>実際にがん患者への投与が始
まるなど、
新たな免疫療法の発展に貢献した
として、
生理学・医学賞が受賞が決まった
ということで、
速報でお伝えしました。
ということで、
本村さん、続きをお願いします。
>>続けますか。
遺留分っていってね、
全財産を誰かに渡すという遺言があっても、
最低限もらえる部分というのが決
まってるんですね。
だから子どもたちで言うと、
子ども全員で2分の1なんだけど、
奥さんに全額渡すといわれても、
子どもたちで4分の1は遺留分があるからもらえますというような
決まりがあります。
>>では、トラブルにならないた
めにこちら、知っておきましょう。
生前に遺言を作成しておこうということで、
その書き方なんですが、条件があ
るんですよね。
>>こちらです。
全文を手書きで書いてください。
原本でないとだめです。
つまりメール、コピー、データな
どはだめです。
必ず日付を書いてください。
署名、押印をしてください。
これだけですね。
>>例えば遺産の分配が終わった