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2018/11/03(土) 19:00〜19:45 地球ドラマチック「ビッグベン 世紀の大修復プロジェクト」[二][字]

♪♪~
(鐘の音)
ビッグベン。
イギリスが誇る時計台です。
イギリスのシンボルともいえるこの時計台は→
これまでに6代の国王を見守り→
29人の首相を迎え→
2度の世界大戦をくぐり抜けてきました。
新しい年を告げた回数は160回近くにも上ります。
ビッグベンは 世界で最も
写真に撮られてきた建築物です。
しかし その老朽化した内部が
撮られることは ほとんどありません。
現在 多額の資金を投じて→
かつての姿を取り戻すための修復作業が進められています。
番組では修復プロジェクトの準備段階から
工事の始まりまでを追い→
ビッグベンの知られざる真実を
明らかにします。
(アナ・キーイー)屋根タイルを全部…。
全部 剥がします。
これまでに行ったことは?
いえ 全部 剥がすのは初めてです。すごいわ。
時計の整備士にも密着。
うわ 驚くべき年代物ね。
彼らは史上初めて この大時計の
全ての装置を分解します。
最も神経を遣うのは どんな時ですか?
部品の戻し場所が分からない時。
修復工事中に鐘の音が消えることへの


議論も起こりました。
ビッグベンが4年間も鳴らないなんて
あるまじき事態です。
国会議事堂がある
ウェストミンスター宮殿。
その一角に建つビッグベンは
およそ160年にわたり→
ほぼ休むことなく
時を刻み続けてきました。
修復作業が始まるまでの日々に
密着します。
♪♪~
ロンドンのシンボル ビッグベンです。
正式な名称は
「エリザベス・タワー」ですが→
「ビッグベン」という愛称で
親しまれています。
ビッグベン エリザベス・タワーを
この状態で見られるのは あと少しです。→
まもなく塔の全体が足場で覆われて
大修復工事が始まるからです。
イギリスの国会議事堂の一角に建つ時計台
通称 ビッグベン。
4年間にわたる
大規模な修復プロジェクトに→
世界が注目しています。
修復作業の開始まで あと1週間。
建築史学者のアナ・キーイーは
修復プロジェクトの舞台裏に迫るため→
主任建築家のアダム・ワトロブスキを


訪ねました。
中央が吹き抜けのらせん階段で→
こんなに長いものはあまりありませんね。
確かに その意味でも
非常に ユニークですね。
時計台の高さは 96メートル。
まだまだですよ。
上へ行く唯一の方法は
334段の階段を上ることです。
ここが時計の機械室。
やっと終わりに近づきました。あと 20段くらい。
わあ。
ここが鐘楼です。
わあ すごい。 見事な鐘ですね。
ええ。
鐘楼の中は金属の機械類が
いっぱいなんですね。
ええ。 鐘楼の真ん中にある鐘が
ビッグベン。
この鐘は揺れるのではなく
ハンマーが鐘をたたく仕組みです。
見てて。
(鐘の音)
ビッグベンとは もともと
この大きな鐘の名前ですが→
今では時計台全体の愛称として
親しまれています。
鐘が鳴る時の音量は
離陸時のジェット機の音量に相当します。
どうです? 反響音が すごいでしょう。

巨大な音響装置の中にいるみたいですね。
この鐘が 造られた当時のままというのも
驚きですが→
これを維持してきた苦労や努力は
大変なものでしょうね。
そうです。 努力の積み重ねこそが
保存の鍵です。
ええ。 あちらに気になる箇所が。
金属の状態が…。
それが いい例です。

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ikatako117

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ikatako117