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2018/11/04(日) 06:30〜07:00 ◆正倉院 美のナゾを追え!ten.若一調査隊SP[字]


きれいですね。
<海から上がったヤコウガイは→
岩のようにゴツゴツしています>
<調査隊は 池村さんの工房へ>
すごいですね。うぉ~ほほ…。
これ ヤコウガイの貝殻ですか?

(池村さん)そうです。うわぁ~。うわぁ~。
さあ 海から採取して
まだ何時間というね→
とれたての このヤコウガイの殻がですね どう変化するのか?
ちょっとじゃあ お願いします。楽しみですね。
では ちょっと うるさいですけど
扇風機と粉 飛ばしますので。
じゃ はじめます。
わぁ 初めて見る 作業。
(貝を削る音)
<貝の粉を飛ばしながら表面を大胆に削っていきます>
<ゴツゴツした部分が
なくなると…→
貝の表面が 白く光ってきたでは
ありませんか!>
さあ どうなったか。
一応あの最終の研磨をかけてみました。
はい。楽しみ。
コントラストを見て下さい。
あ~!えっ!?
おお~ すごいですねぇ。
ぜんぜん違う!
すごい この光り方 すごい。
輝きが鮮やかになりましたね。


<これが ヤコウガイの内側に自然に作られた真珠層です>
<こちらは 池村さんが
これまでに制作した作品>
<どれもヤコウガイが→
まばゆいばかりの光を放っています>
<正倉院の宝物に
輝きを与えていたのは→
自然が生み出した奇跡でした>
<では ヤコウガイはいったい どうやって→
南の海から 奈良の都に
たどりついたのか?>
<奈良国立博物館で開かれている第70回 正倉院展>
<若一調査隊が注目の宝物を ご紹介します>
<僧侶が法要などに使う道具…>
<手のような部分にはサイの角を使い→
さらに 水晶 金 真珠に象牙と→
珍しくて貴重な素材を贅沢に使っています>
<「沈香」という よい香りがする
木などを表面に貼った箱>
<動物や花を描いた上に
水晶の板を貼り→
周りには 金の絵具で
絵を描いています>
<箱の下は 象牙で 葡萄や獅子を
透かし彫りにしています>
<他にも 高貴な女性が
身にまとったであろう→
スカートのような衣服や…>
<朝鮮半島からもたらされたと見られる 琴>
<ろうそくの芯を

切り取るためのハサミなど→
1300年の時を超え 奇跡的に
伝わった宝物が並びます>
<そして こちらは
不思議な形をした金属と→
飾り金具がついた布>
<いったい何に使ったのでしょうか?>
<宝物の保存や調査を担っている
宮内庁正倉院事務所で→
研究員に その使い方を
教えて頂きました>
<普段はひとつひとつ
桐の箱に入れて→
保管されている宝物>
<正倉院事務所では 宝物を→
取り落としたりすることが
ないよう→
手袋ではなく 素手で扱います>
(山片さん)これが その2に整理されているものなのですが→
え~ この位置に…。
(山片さん)で この穴の部分に合わせてものを置いていきますと→
この金具が 本来ここに とまって
いたっていうことが分かります。
<元々 飾り金具がついた布は→
金属の枠に取り付けられていました>
<当初の色合いに復元すると
このような姿に>
<舞を舞う時などにかぶった→
華やかな「帽子」だったと考えられています>
<そして 調査隊の注目は

こちらの きらびやかな…>
<白く輝いているのは
ヤコウガイという→
南方でしかとれない
貝の貝殻です>
<ヤコウガイを追って
奄美大島へ飛んだ調査隊>
<この博物館に ヤコウガイの
驚きの歴史を示す→
とても貴重なものが

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