>>投票が始まるまで、あと2時間に迫ったアメリカ中間選挙。
中谷キャスターが見たトランプ政
権の光と影。
そして日本の暮らしへの影響を解
説します。
2人の死因は。
大阪府寝屋川市の中学生の男女が殺害された事件の裁判で、
遺体を鑑定した医師が、死因は窒
息死と証言しました。
西日本豪雨からきょうで4か月。
自力での避難が難しい災害弱者をどう守るか、
阪神大震災を経験した神戸の取り
組みを追いました。
>>こんにちは。
かんさい情報ネットten.です。
あれ?
高岡さんは?
>>いませんね。
>>あっ、いた。
ちょっと、これね、
私がアメリカから帰った帽子とあとトランプですけれども、ものま
ねですか?
投票開始まであと2時間余りとなりましてですね、いよいよ今夜、
アメリカはトランプ政権への最初
の審判となる中間選挙を迎えます。
けさ、私もアメリカから帰ってき
たんですが、4日間にわたる取材
から見えてきたのは、
トランプ政権が支持される理由とそのひずみでした。
トランプ大統領のアメリカファー
ストということばに皆が大きな声
で歓声、
USAコールが上がっています。
>>第45代アメリカ合衆国大統
領、
ドナルド・ジョン・トランプ。
もたらしたのは再生への一歩か、
それともただの破壊か。
アメリカが彼の2年間に審判を下す。
>>トランプが大統領で一番さ。
アメリカを偉大にしてくれる。
>>彼は大統領にはふさわしくな
い。
>>現地で見えてきたのは、
分断されたアメリカ社会の姿。
トランプ政権の2年間がもたらし
た光と影に迫った。
アメリカ南部アリゾナ州。
ここにトランプ大統領の象徴ともいえるものがある。
>>国境の壁、
あんな急な坂にも作られてますね。左側には監視カメラもあります。
そしてメキシコ側を見ますと、家
も丸見え、
生活が本当にアメリカ側から見え
る状況です。
>>高さ5メートルほど、
メキシコとの国境を隔てるフェンスは、海まで続いている。
国境警備隊の車が数百メートル置
きに配置され、
メキシコからの不法移民が入って
こないよう、
24時間態勢での監視が続く。
国境の壁を看板政策として掲げ、不法移民への強硬姿勢を貫くトラ
ンプ大統領。
超大国のトップにたち、早2年。
中間選挙でトランプ政権は国民か
らの審判を受ける。
中間選挙は、
日本における総選挙のようなもの。
4年に1度行われる大統領選の中
間に実施されることから、
その名で呼ばれている。
今回は日本の参議院に当たる上院で100議席中35議席が、
衆議院に当たる下院では435の
すべての議席が改選される。
大統領選の前哨戦ともされる中間
選挙だが、
最新の情勢では、
下院で与党・共和党の劣勢が伝えられている。
中でもアリゾナ州は、
しれつな激戦区。
歴史的に共和党が強い地盤だが、
今では揺れる州、
スウィング・ステートと呼ばれて
いる。
>>国境の壁のすぐ近くですけれ
ども、
この通り、
たくさんお店も開いています。
日用品がたくさん売られているん
ですけれども、あちら、
看板にはスペイン語も書かれてい
ます。
>>およそ700万の人口のうち、
ヒスパニック系が3割を占めるアリゾナ州。
アメリカ国内でも不法移民が多い
とされる街だ。
>>これは侵略だ。
中にはギャングや悪党が紛れ込んでいるぞ。
>>大統領がアメリカの敵として