hCGを お母さんに。
それをできてなかったら
僕たちは いませんから。
皆 最初 同じ仕事をした仲間。
元受精卵として 頑張りましょう。
受精卵あがりの私たち
では その着床したあと→
どう変化していくのか。
おお~。
受精卵から これ
私たちの体にいる→
さまざまな種類の細胞に
変化していきます。
(パックン)すごいですよね。
(木村)すごい。
名前が付いているものだけでも
200種類以上。
(パックン)でも 本当に
形も全く違いますし。
本当に いろんな形に。
こうした細胞たち それぞれ→
臓器の中で働いています。
胃の細胞や腸の細胞。
これだけ たくさんの臓器があって
そして細胞の種類で言うと→
何百種類もあるんですけれども
元をたどれば→
たった一つの受精卵。
この受精卵から 徐々に徐々に枝分かれをしていって→
いろんな臓器ができて。
まあ でも どうして分かれていくんですかね?
そうですね はい。
そこですよね。
それが まさに
生命誕生の 一番不思議な…。
不思議なところですよね。
特に お母さんのお腹の中で起こる事ですから→
直接見て 研究するっていう事が
できない。
その研究を グッと推し進める
原動力になったのが→
まさに 山中さんの発見された…。
(久保田 木村)iPS細胞。
声がそろいましたね。
そうなんですか?
私たちが研究してる iPS細胞→
それから そのお手本になったES細胞は→
受精卵に
非常に近い性質を持っています。
そして そのまま
実験室で培養できるので→
この枝分かれを 実験室の中で
再現させる事ができますから。
どんな事が分かってきたのか
こちらでご覧頂きたいと思います。
(パックン)何だろう。
ドミノ倒しなんです。
タモリさん 試しに倒してみて下さい。
倒しますよ。
お願いします。
たった一つの受精卵が 次々と臓器を生みだしていくという→
ドミノ式全自動プログラム。
一体 どういうものなのか。
実は そこにも メッセージ物質が
重要な役割を果たしています。
再生医療の分野で
世界をリードする…
今 最初の臓器が生まれる秘密に
挑んでいます。
取り出したのは
ヒトのES細胞。
まだ どの臓器にもなっていない
分裂を始めたばかりの細胞です。
これに あるメッセージを与えます。
メッセージ物質 ウィント。
分裂していく受精卵の中で
大量に見つかる物質です。
おや? 細胞の一部が
動き始めています。
更に2日後。
この2つなんですけどね…
シート状の細胞全体が
大きく波打つようになりました。
そう。 最初に生まれるのは
心臓なのです。
最初の臓器は…
では 次は何が生まれるのでしょうか。
それを教えてくれる
重要な発見が→
なんと
番組の取材中に起きました。
武部貴則さんは
iPS細胞から→
さまざまな臓器の細胞を
作りだし→
今 世界から注目を浴びている
科学者です。
この日は ヒトの
iPS細胞から作った→
心臓の細胞を