ただの木の塊じゃないですか。
すると 人間の芝居には
絶対できない→
いわゆる あっ!ていう もう…→
何か もう無量感があるっていうか→
もう これ以上
動かないんだとかいう→
それだけ動かしてる
ってことなんだけど→
言いかえれば。
人形を遣った→
ならではの表現があるんですね。
だから 人間の役者には絶対できない あれは。
はい。
(わかぎ)そういうところが→
また いいんですけどね。
後 三味線と太夫の…。
(わかぎ)あれはもう恋愛だから。
恋愛。
もう太夫をいざなったり
太夫が連れてったりとかいう→
もう その三味線と言葉が
恋愛だから。
あぁ~ 恋愛なんですね。
(わかぎ)そう思って観てください。
すごいですね。
で 今回のイベントでは→
障がいのある方にも
文楽を楽しんでもらえるように→
音声ガイドや字幕
手話通訳などがありましたが→
こうした取り組みは
倉内さん 増えてるんですか?
そうですね
現在の公演は基本的に→
もう字幕は全て付いております。
まあ それから去年 伊勢神宮の外宮で→
野外公演を実施した際には
まあ 音声ガイドの他に→
字幕用にタブレットを→
配布したりということで まあそういう取り組みもしてる…。
そういった取り組みも
今 なさってるんですね。
たくさんの方にね
楽しんでいただく…→
字幕があると太夫さんのせりふも
わかりやすいんですよね。
確かに。
本公演で付いてますよね。
さて 関西テレビと
文楽の関わりといえば→
2015年から開催している→
「うめだ文楽」というイベントがあります。
在阪民放5局が文楽を応援しよう
ということで始まったんですが→
文楽の公演に加えて
著名人をゲストに招いた→
トークショーが
楽しめるんですよね。
この新しい試みは 倉内さん
どういったものなんでしょうか?
(倉内)そうですね ふだん劇場に→
なかなか足を運ぶ機会のない方々にもですね→
まあ 参加していただける
という意味で→
非常に有意義なものじゃないかな
というふうに思っております。
それから文楽協会と契約している
技芸員の方の年齢は→
まあ
20代から80代ということで→
非常に幅広いんですが…。
80代まで。
そうですね ただ平均年齢は→
まあ50歳前後というところですが→
まあ こうしたイベントはですね→
もっと若い技芸員にとってですね→
貴重なチャレンジの場になってる
という状況がございます。
更にですね まあ
テレビ局ならではの内容構成で→
他のジャンルのゲストの方々との
交流もあるということでですね→
まあ それによって 非常に→
刺激を受けておられるような方もおられるようですね。
刺激になってるんですね。
(倉内)はい。
はい まあ 「うめだ文楽」の
第1回のトークゲストは 実は…。
もういいから もういいから。
わかぎさん…。
そうなんですよね。
ほんとにすいませんでした。
後 桂南光さんとかね
入っていただいたり…。
(わかぎ)南光さんは もう 浄瑠璃
習ってはるぐらいなんです。
そうなんです 大好きでね。
(わかぎ)でも もう あれですけど。→
ものすごく 若手にとって→