なっているんです。
この上げ下げ窓を
修復できる大工さんが→
なかなかおらず
元の姿に戻すのに苦労しました。
そんな 元診療室の一角には
備え付けの棚が。
（平子）ああ～ もう
男のホビーの場所になっちゃって。
（杉戸）もともと
ここは 薬が入ってたと…。
（平子）なるほど。
じゃあ 昔の 瓶みたいなね→
薬入れが並んでたんでしょうね。
今は 薬ではなくご主人が生まれた頃に作られた→
昭和のフィギュアが並びます。
（平子）こういう角度での古いのも好きなんですね。
（杉戸）はい。 もともと 古いオモチャを集めてたっていうのが→
古道具に入る最初の入り口だったので。
これが 入り口なんだ。
はい。
（平子）じゃあ 大事なものだ。
スタート地点。
旦那さんの
大切なフィギュア。
なんと
こちら １０万円もするそうです！
そして 歯医者さんが カルテを
書いていたであろう机は→
今では
ご主人の プラモデルの作業机に。
（平子）ご主人 後ろから見たら
歯科技工士にしか見えてこない。→
歯の
なんかね 作業してんのかなと。
（杉戸）作業的には
似てるかもしれませんけど。→
で もう バリが取りやすい。（平子）バリが取りやすい。→
カルテが書きやすいぐらいの高さって→
もしかすると バリ取りが
しやすい高さかもしれないですね。
（杉戸）そうですね。
（平子）うん。
あそこから削って
フィギュア 作るんですか？
そうですよ。すごいですね。
まさに 歯医者さんの歯科技工士さん用の なんか…→
光がね 入って いい所ですね。
（高井）元診察室だけありますからもう お日様は さんさんと。
いいね。 こんな所で
黙々と なんか こう…→
ちまちましたもん 作りたい。
窓からも 明かりが さし込んでね。
患者が
こう 口開けて 上向いてるから→
上からの光を 取り込まなきゃいけなかったんでしょうね。
（高井）やっぱり このなんか 昭和モダンな空気って→
作ろうと思って
パッとは作れませんしね。→
だから
かつての輝きを取り戻すために→
いろんなことをしました。
うん。
例えばですね まず
「あったものを再利用すべし！」。→
ということで
カーテンフックであるとか→
コート掛けなど 残っていたものはわざわざ外して→
きれいに磨いてまた 元に戻して。→
このマイナスネジが
大きなポイントであると。
これも言われなきゃ
分かんないと思うんですけど→
なかなかね 素人は…。
うん。 プラスネジの方が→
きつく締められて
開けやすいんですけどね。
（高井）さあ そして
「同時代のものを購入すべし！」→
ということで 扇風機であるとか
この壁掛け時計も→
骨董屋に行って このおうちに
なじむものを探しました。
壁掛け時計が
ものすごい ボンボン ボンボン→
ちゃんと鳴るので。
そうか。 ボンボン時計とか→
夜中の１２時でも１時でも→
ちゃんとお知らせしてくれるんですね。
夜中１２時は １２回 鳴りよるからね。いや～！
せっかく早寝しても目ぇ覚めちゃいそう。
そういうのを我慢してもそういうの 楽しむ。
続いては 階段を上がって ２階へ。
失礼しま～す。 おお～！→
１階とは打って変わって純和室ですね。
（杉戸）この部屋は
ほぼ 手は付けてないです。
（平子）
へえ～ そのままなんだ。
（杉戸）