くて、こっちの記者や。
ほんならお父さんらの時代の競馬
いうたら、有名な馬って誰?
ハイセイコー、もっと前か。
>>キーストン。
>>キーストン?
>>もう4日ほど泣いた馬。
こんなええ天気やってん、出たと
きは。
ほたら、
キーストンが走る前、
旧に雪が降ってきた。
雨ちゃうよ、雪が降ってきて、
それで4コーナーを回ったところ
で穴に脚突っ込んで、それで50
メートルほど、
今の騎手、
やまもとさんを放り飛ばしよって
ん。
ほしたら、
キーストンどうしよったかいうたら、
人間、勉強せなあかんことは、
その山本さんの所へ駆け寄って行きよった。
それがどういったらいいのかな。
>>お父さんにとって、忘れられない馬、忘れられないレースです
か。
>>そうやな。
>>その馬はどうなったんですか
?
>>もちろん薬殺や。
>>そうなんですか。
強い馬やったんですか?
>>そりゃ強いわ、ばりばりや。
>>そうですか。キーストン。
>>キーストン。>>キーストン。
キーストンはな、残念ながら、
足骨折やから。
馬は足骨折したら、まずあかんか
らな。
>>お父さんはやっぱりちょっと、
思い出のある馬やったんですか。
>>そやな。
4、5日泣いたね。
>>今でもお父さん、涙出てます
やんか。
>>お父さんが涙を流し語ったの
は、
淀の超特急といわれた馬、キース
トン。
昭和42年12月のレース、
先頭を走っていたキーストンは。
>>キーストン、
落馬。キーストン、落馬であります。
>>ゴール直前でつまずき、騎手
を振り落としてしまうのです。
キーストンは足を骨折。
普通なら暴れまわるほどの激痛ですが、
コース上で気絶していた騎手のも
とへ駆け寄り、安否を気遣い続け
たのです。
これが優しすぎる競走馬、キーストン、最後のレースとなりました。
>>はぁー、
なんやきょうは、
競馬のあればっかや。
あんまり食いすぎたらおならが出てしゃあない。
>>いやいやいや、今、これしゃ
べってる間におならまだ出てない
ですか。
>>出てへん、
まだ。
>>我慢してるんですか?>>我慢してへん。
出るときは、あんたが横におって
も、
出るときは出る。
>>いやいや、
出すとき言うてくださいね。
今は大丈夫ですか?
>>大丈夫。
>>これ、
いつも焼き芋とチューハイってい
うのがこれ毎日ですか?
>>そうでもない。
>>きょう、たまたま?>>たまたま。
きょうはちょっとへぇこきたいな
思って。
>>どんな日やねん。
>>思い出とのギャップがすごすぎるお父さんでした。
>>いや、
そもそもこの辺にお店がないもんね、あんまり。
>>街かどトレジャー?
>>街かどトレジャーです。ありがとうございます。
お仕事中ですか?
>>あっちから来た。
クリーニング屋さん。
>>クリーニング屋さん?
>>やまむらです。
誰かいてます?
>>いてます。
>>行ってもいいですか?
>>いいです。