こいつと つきあいたい。
(ミサエ)こいつでいい。
(ミサエ)そう それでいい みたいな。へえ~。
ミナさんは 喪女としての悩みって
ありますか?
自分 地方なんで 結婚して 子供産んで
家建ててって やってくのが→
スタンダードやぞ
みたいなのが あるんですよ。→
近所の人とかと すれ違うと…
(ミナ)三段論法で来られるとなんかもう→
すっごい 「ああ…」みたいな。
悩む。 焦るし。
よく知らん人に そんなセンシティブな
ことを バシバシ聞かれるみたいな。
もしかして 自分って
異質な存在なのかな みたいな。
何で あんなこと言われにゃならんのだ
一生懸命 生きてんのに→
みたいな感じになってますね。
そうだよね。
親御さんとか なんか言う?
周りが みんな結婚して子供 産んでるから→
口に出さなくても なんか
心配してるっぽい空気とかは感じて。
で その親の期待にも応えてあげられない。
あと お家断絶の申し訳なさとか…。
なんすか ミトコンドリアぐらいから
続いてきた命の連鎖を→
自分で止めたみたいなのが
めっちゃあって。面白いんだけど。
(ミナ)地球に背いた みたいな。
すっごい反省しましたもん。→
生命の摂理に反してんじゃねえか
みたいなので→
頭抱えて 夜中泣いたり
みたいなのは ありました。
何気ないひと言が
喪女たちの心に突き刺さる。
他の喪女たちにも聞いてみた。
(ナツコ)…ということを言われます。
え~。
そっかあ…。
これは あれですか 喪女であるってこと
周りに やっぱ 言えないもんですか?
誰にも言ってないです。
家族にも 長いつきあいの友達にも→
そこの話題になると
すんなり こう ボヤかす みたいな。
(2人)へえ~。
いい歳して 処女でいるっていうのをバカにされそうで。
なんか オマエ…
…みたいなレベルで…
…みたいな マシンガンが来そうで。
傷つかないようにそこの話題を避けつつ→
ちょっとなんか恋愛をしたことのある人の
ように 擬態して生きてるみたいな。
喪女たちにとって
居心地の悪い恋愛トークの場。
経験のなさを どんなふうに取り繕うのか
他の人にも聞いてみた。
最初は 「今彼」を捏造。
周囲から 今どこまで進んでいるのか根掘り葉掘り聞かれるので→
2人目は 「元彼」の設定に。
それでも突っ込まれるので3人目で作った人物設定は→
「婚約破談」。
(ショウコ)最近だと…
青春時代かな 中高時代とかってのは
どうだったんですか?
中学入ってから 学校の中のカースト
みたいのを感じるようになって→
喪女への道が開き始めたみたいな。
なんか そういう… あんだよね~あれ不思議なんだけど。
(笑い声)
ありますよね~。
また カーストってのは
結構分かりやすい評価基準だもんね。
上の方は やっぱ イケてる軍団は→
ベタに やっぱルックスいい子も連れられてる→
人気者たちが集まって できるから→
そこに入るには相当な何かがなきゃダメですもんね。
見た目とか無理だけど→
キャラ立ちで地位を保ちたいと思ったんですけど。
キャラ枠になるために何をしたんですか?
不思議系のトークっていうか面白いことを言おうと努力してました。
例えば なんか ちょっと
その恋愛っぽい話で→
「デートに行くならどこ?」とか
そういう話をしてるときに→
まあ普通だったら「ディズニーランド」とか
「映画館」とか言うところを…
なるほど!
(笑い声)
(ミサエ)トリッキーですよね。
いや ほんと 今から思うと痛すぎるだろって感じなんですけど。
でも ミサエちゃんは
それで頑張ったんだね。
そうですね 結構 頑張りました。
キャラ枠に入ろうって。
でも トークは ちょっと