運転する白い高級車が>
<急激に[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]>
<一番左の車線に移った>
<この[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]>
<何と 驚いたことにまた[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]>
<詐欺グループの車を追い越し
後方を確認すると>
<車が止まったのは[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]>
<本線に戻ることも可能な場所だ>
<一体 何のために>
<追跡班は賭けに出た>
<[外:C06A278CFFC82DDC67709E5E9577F148]作戦>
<すると男の車も高速道路を降りた>
<そこで一旦 相手を先行させる>
<他の車両を4台挟んで[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]>
<そして>
<車は高速道路を出てすぐの所で2台の車と合流>
<黒スーツの男は別の車から
降りてきた男2人と合流>
<いずれも
20代後半くらいに見える>
<車の運転席にも
男が1人いる>
<周囲を警戒しているようだ>
<[外:C06A278CFFC82DDC67709E5E9577F148]確かめたい しかし>
<容易には近づけない そこで>
<立体駐車場の2階に上がり[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]>
<いた>
<男達の関係性が気になるところだが>
<意外にも よそよそしい感じ>
<お互いに会釈をしている>
<それほど
親密な関係ではないようだ>
<調査員は男達の顔を撮影する>
<すると ここで黒スーツの男が動いた>
<一旦 自分が乗ってきた
車の方へ戻ると>
<港区の不動産会社から
大事そうに持ち出した青い箱を>
<合流した男に
手渡した>
<黒い高級車の男も
同様に荷物を手渡した>
<中身が気になる
ところだが>
<今回の不動産サギでは数十年前
原野商法でダマされた人達の>
<名簿が出回っているとも
言われている>
<そのリストなのか?>
[外:C06A278CFFC82DDC67709E5E9577F148]助手席のやつが
<相手の人数も増えた上に
警戒心も強まっている>
<これ以上は危険と判断し
この日の追跡は ここで終了>
<お金をダマし取り[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]>
<[外:C06A278CFFC82DDC67709E5E9577F148]で暮らす男>
<今回 我々が追跡したのは>
<野村ハウジングという不動産会社のメンバー>
<[外:C06A278CFFC82DDC67709E5E9577F148]一体?>
<被害者に話を聞くことにした>
<被害に遭ったのは
80代の女性[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]>
<実は節子さんは40年前に
原野商法の被害に遭っていた>
<原野商法とは
資産価値のない土地を>
<必ず値上がりするなどと
持ちかけ 売りつけるサギ>
<節子さんは[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]>
<明らかなウソである>
<しかし パンフレットはよくできていて
信用してしまったという>
<営業マンは こう切り出してきた>
今回ですね[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]
そうなの?
金額はですね あの[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]
とある[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]
お金の方はですね[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]
<ただし土地の売買契約には>
<手数料が必要だと男は言ってきた>
[外:C06A278CFFC82DDC67709E5E9577F148]なと思いまして
ええ[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]
≪あっ ありがとうございます
<節子さんは1000万円が入ってくるならと>
<後日 48万円を手渡してしまった>
<老後のためにと コツコツためていた貯金を切り崩して払ったのだ>
<我々は静岡県に向かった>
<たどり着いた場所は確かに別荘地>
<そして 節子さんが
40年前に購入した土地がこの辺り>
<付近で聞き込みを開始した>
<我々が自治体にも確認したところ>
<そのような計画はない
との回答だった>
<工場建設の話は>
<やはりなかったのだ>
<その後も営業マン達は5度も訪れ>
<高齢な節子さんの話し相手になり>
<息子のように接したという>